2019年8月15日木曜日

【枝豆部会】 最盛期は「父の日」「海の日」

県内最大産地でエダマメ出荷続く


 県内最大のエダマメ産地である、JA松山市管内でエダマメの出荷が続いている。最盛期は、需要期の「父の日」と「海の日」。実入りが良く、良食味に仕上がっている。9月中旬にかけて、地元や京阪神市場に、昨年同様35㌧の出荷を見込む。

 今年産は梅雨入りまでは高温少雨で開花が遅れ、莢の肥大も悪く収穫が遅れていた。梅雨以降は日照不足の影響で実の太りにばらつきがあり、莢の色も薄いが、生育は回復しており莢の付き具合は概ね平年並みである。
 当JA枝豆部会は、30~80代の42人がおよそ7.5㌶で、『初だるま』『福だるま』『サヤムスメ』『えぞみどり』という品種を栽培している。

 就農5年目の小林裕之さん(40)は、松前町中川原でエダマメを1㌶栽培する。「今年もおいしくできた。塩ゆでにし、少し冷めると風味がたってさらにおいしい」とほほ笑む。9月中旬にかけて、およそ8㌧を出荷する予定だ。


エダマメの収穫に汗を流す小林さん


2019年8月13日火曜日

【中川原】 ズームイン中川原

夏の祭典を彩る町の花「ひまわり」


 松前町の花「ひまわり」で地域を彩ろうー。休耕田をなくそうと、同町中川原地区は毎年、地域住民とひまわりを育て、祭りを開いている。中川原生産組合が始めたこの取り組みは、今年で20回目を迎え、町や地域住民も協力する恒例行事となった。7月28日の祭りには1万5,000本の大輪が咲き誇り、見頃を迎えた。

 ひまわり畑は、ひょこたん池公園付近の4ヵ所の圃場計38㌃。同組合が5月下旬に種を播き、6月上旬に子どもやお年寄り計150人が定植した。同組合が除草や排水対策をしながら管理してきた。ひまわりを楽しんだ後は、同町が種から油を採取し、バイオエネルギーとして活用する。

 当日は、ひまわりの写生大会やバザー、水上ステージでの演奏会、魚のつかみ取りなども行った。区長の大政庸久(つねひさ)さんは「祭りに合わせて、松前町の花であるひまわりを皆で育てている。今年もきれいに咲いた」とほほ笑む。



ひまわり畑に訪れ、楽しむ人たち


2019年8月9日金曜日

【営農】 管内生産者が活躍!

表彰式や贈呈式で受賞


 JA愛媛野菜生産者組織協議会は6月20日、松山市安城寺町にある㈱えひめ飲料で「第44回通常総会」を開いた。2018年度の野菜生産改善共進会の表彰式や、感謝状の贈呈式などが行われ、JA松山市管内の生産者8人が表彰された。

 2018年度の野菜生産改善共進会の表彰式では、県知事賞の一寸蚕豆の部に、重川唯男(ただお)さん(岡田)が輝いた。栽培面積の広さや10㌃当たりの収量と品質の良さが評価された。 県本部長賞には、一寸蚕豆の部で豊田年秋さん(松前)、キャベツの部で今岡正則さん(味生)、白ねぎの部で八束理恵さん(北伊予)が選ばれた。

協議会会長賞には、一寸蚕豆の部で池内静雄さん(岡田)、キャベツの部で林輝俊さん(味生)、白ねぎの部で大北平太さん(川上)が受賞した。
 感謝状の贈呈式では、長年、当JA蚕豆部会長や同協議会の一寸蚕豆部会長を務め、地域農業の振興に貢献したとして、瀧本久志さん(久枝)が受け取った。



一寸蚕豆の部で県知事賞に輝いた重川さん


2019年8月7日水曜日

【JA】 管内の夏野菜をピーアール

ビアガーデンで試食宣伝!


JA松山市とJA愛媛野菜生産者組織協議会は7月18日、リジェール松山の屋上ビアガーデンで夏野菜の試食宣伝会を開いた。管内で栽培された農産物を知ってもらい、消費拡大につなげようと、久万高原町のトマトとピーマン、まつやま農林水産物ブランドに認定されている松山長なすを計17㌔使い、3品を振る舞った。

今年で3回目となる同イベントは、県下の9JAが連携し、5月9日から9月5日までの9日間、リレー形式で愛媛の農産物をピーアールする。

当日は、みじん切りにしたピーマンとチーズ、片栗粉をごはんに混ぜて焼いた「久万高原ピーマンライス」と「久万高原トマトのスライス」、「松山長なすの油焼きちりめんひしおのせ」を250食ずつ用意した。当JA役職員などがピーアールしながら来店客に手渡し、2時間で配り終えるほど人気だった。
試食した人は「おいしい。家でも同じように作ってみたい」とほほ笑んだ。


試食を提供するJA松山市の職員ら


2019年8月5日月曜日

【小野】 女性部活動が活発!

手芸で交流を図る


女性部小野支部の手芸グループ「はなみずき」は7月17日、小野支所でメンバー同士の交流や指先を使うことによる健康づくりを目的に、洗濯ばさみで猫のカーテン留めを作った。支所まつりなどで作品を展示・販売し、活動をピーアールする。

メンバー14人は、伸縮性のある布を2枚重ねて、型紙を使い猫型に手縫いしていく。布を裏返して体の部分に洗濯ばさみを入れ、ワタを詰めて立体的に仕上げ、モールを入れたしっぽとビーズで作った首輪を縫いつけて完成させる。
メンバーの池田正美さんの指導のもと、メンバー同士で教え合いながら、2時間で一つを完成させた。メンバーは「猫の耳をとんがらせることが難しかった。家に帰ってから二つ目でリベンジしたい」と話した。

同グループはほぼ毎月活動し、来月は人形のブローチを作る予定だ。



メンバー同士で教え合いながら、猫のカーテン留めを作りました

洗濯ばさみで作る猫のカーテン留め




2019年8月2日金曜日

【女性部】 子持ち高菜に挑戦!

女性部が珍しい野菜を栽培


女性部は7月25日、JA松山市の本所で営農研修会を開いた。営農委員など10支部26人が出席した。毎年、部員に新しい作物や品種に興味を持ってもらおうと、研修品目を決めて同研修会で栽培方法などを学ぶ。

6月中旬に行った営農委員会で、栽培に挑戦する品目を子持ち高菜『早生祝蕾』に決定。高菜の一種で葉だけでなく、蕾の形に似たわき芽も食べられるのが特徴だ。

同研修会では、当JA営農指導員がパワーポイントを使って、子持ち高菜などの秋冬野菜の肥培管理や調理方法などを説明した。指導員は「中耕と適期の追肥や潅水を行い、根を張らせることが大切」と呼びかけた。10月5日に定植し、12月上旬から来年1月上旬に収穫する予定だ。石井支部の清水国香さんは「初めて聞いた野菜でどんな味がするのか、栽培するのが楽しみ」とほほ笑んだ。


子持ち高菜『早生祝蕾』の栽培方法などを学びました 
今年度の研修品目である子持ち高菜『早生祝蕾』


2019年7月31日水曜日

【農業塾】松山長なす良質生産へ

「一芽切り返し剪定」を学ぶ

第3回の農業塾は7月4日、JA松山市の営農センターと松山市生石町の圃場で開き、松山長なすの整枝と剪定をしたほか、各自が栽培する夏野菜の収穫や整枝、除草などを行った。また、9月上旬に植えるキャベツや大根などの秋冬野菜の栽培計画と品目の選定方法を学んだ。

塾生13人は、良質な松山長なすを安定して長期間収穫するために、収穫と同時に枝元の一芽を残して剪定する「一芽切り返し剪定」を学んだ。塾生は当JA営農指導員から剪定する枝や位置などを教わりながら作業した。今後、収穫が続く9月末まで、一芽切り返し剪定を繰り返し行っていく。

塾生の芳野亜季さんは「農業塾で学んだことを復習しながら、家でもトマトとナス、トウモロコシを栽培している。一芽切り返し剪定は難しかったけど、やりながら覚えていきたい」と意気込んだ。

JA営農指導員(右)に「一芽切り返し剪定」を学ぶ塾生

2019年7月16日火曜日

【トマト部会】 「農の匠」活動盛ん!

出荷前に匠が若手に指導


JA松山市が昨年度から取り組む、熟練農家が生産部会の新規栽培者などに栽培技術を伝承する「農の匠」の活動が盛んだ。

久万高原トマト部会は6月14日、同月下旬から始まる出荷を目前に、今年度2回目の圃場巡回を行った。匠の中嶋豊さん(68)と大野弘(ひろむ)さん(80)、当JA営農指導員が2班に分かれて、新規就農者や経験の浅い生産者の圃場で生育状況の確認や、防除や潅水のタイミングを指導した。

8人の圃場を巡回した匠は「適期の管理と栽培指針に沿った栽培ができているか確認した。若手は丁寧に栽培していて、頼もしい」と話した。

就農1年目の久万高原町下畑野川の升田準二さん(46)は「毎日が試行錯誤のため、圃場を見てもらえるのはありがたい。今後は肥料を適期に適量を施し、収穫が終わるまで樹勢を維持していく」と意気込んだ。


新規栽培者にアドバイスをする「農の匠」の大野さん(右)

2019年7月11日木曜日

【拓南】 青壮年部が田植え請負 

俺たちが地域農業を守る!


 青壮年部拓南支部は、およそ40年前から地域の田植えを請け負っている。今年度は5~6月の4日間で、およそ1.2㌶の水田で田植えを行った。景観を守り、地域農業の維持に一役買う。

 きっかけは、同地区の農家が「田植え機は高額だが、使うのは年1回。個々で購入するのはもったいない」と、支部員が所有する田植え機を使って請け負うようになったことだ。

依頼する農家は田植え機を持っていないほか、高齢化により作業の省力化を目指して同支部へ委託している。15年前から委託している村井喬(たかし)さんは「田植えは、まっすぐ植えることや隅まで植えるなど、難しく技術が必要。青壮年部はきちんとやってくれるので助かる」と話す。

 同支部長の泉治雄さん(72)は「請け負う組織がなければ農地がなくなり、宅地化してしまう。市街地の中にある農地を守ることは、水害を防ぐことにもつながる」と地域農業の役割を話す。


農地や景観を守るため、田植えを請け負う青壮年部拓南支部

2019年7月8日月曜日

【茄子部会】 松山長なす良質出荷へ

県内・関西へ90㌧出荷


 茄子部会は6月5日、良質出荷につなげようと圃場巡回とJA松山市の営農センターで出荷協議会を行い、部会員の意識統一を図った。5月中旬から出荷が始まっており、12月上旬までに県内と関西方面に90㌧(前年比117.9㌫)を出荷し、2600万円の販売高を目指す。

 同部会は13支部の49人が216.4㌃で『松山長なす』を栽培する。
今年産は4月上旬と5月上旬の寒さにより一部で生育が停滞したが、病害虫の発生が少なく順調に生育している。

 当日は、当JA営農指導員とともに久米・小野・北伊予地区の部会員3人の圃場で、生育状況や病害虫の有無、防除や潅水などの今後の管理を確認したほか、出荷協議会では等階級などの出荷規格や荷造り時の注意点などを共有した。

 川端正仁部会長(69)は「圃場や天候によって管理方法が変わってくる。適期の管理を心掛け、良質出荷につなげる」と意気込んだ。

生育状況や病害虫の有無を確認する茄子部会員ら


2019年7月4日木曜日

【拓南】 田んぼで運動会

走り回って泥だらけ!


 子どもたちに泥遊びを楽しんでもらおうと、松山市立花の泉治雄さん(72)は毎年、田植え前の田んぼを提供し、うなぎのつかみ取りなどを行う「どろんこ運動会」を開いている。現在は主催を素鵞(そが)公民館に移しており、今年で16回目。自然を感じながら、田んぼの中を走り回れるよう、地域が協力し運動会を行う。

 6月2日に松山市立花の田んぼ5アールに子どもおよそ100人が集まった。子どもたちは体につけた紐を奪い合う「しっぽ取りゲーム」などをして田んぼの中を走り回ったほか、「うなぎのつかみ取り」では、田んぼに放ったうなぎおよそ100匹のつかみ取りにチャレンジした。
参加した山﨑兼嗣(かねつぐ)くん(8)は「うなぎを4匹つかまえた。お母さんにさばいてもらって食べる」と笑顔で話した。

 泉さんは「松山で泥遊びのイベントは少ないと思う。普段泥だらけになると怒られるけど、年1回は思う存分、楽しんで」と笑う。


泥だらけになりながら、うなぎをつかまえる子どもたち

2019年7月1日月曜日

【JA】 体力をつけて若返ろう!

小野地区で健康体へ


 JA愛媛厚生連の「健康増進特別指定地区」に選ばれた、JA松山市の小野地区で5月30日、第1回目の活動が始まった。今年度のテーマは「体力」。60歳以上の組合員や地域住民でつくる若返り倶楽部のメンバーが、体力測定を行って自身の体力・運動能力を把握した。今後、月1回の活動を通し、バランスの良い体力を身につけ健康増進を目指す。

 同倶楽部のメンバーは、JA松山市の女性部の小野・川上支部や地域住民など、計52人の女性。年間ごとに「体力」「知力」「気力」とテーマを決め、2021年度まで3年間活動する。今年度は、オリジナル体操や骨密度測定、料理教室などを行う。

 同日の体力測定では、長座体前屈や上体起こし、握力など7種目を行った。
参加者は「普段から農作業で体を動かし、食事にも気をつけている。活動を通して、これからどれだけ体力がつくか楽しみ」と話した。


上体起こしなど体力測定に汗を流すメンバー

2019年6月28日金曜日

【岡田】 岡田支所が完成!

よりよい店舗づくりへ


 JA松山市の岡田支所は店舗の老朽化に伴い、昨年11月から建て替え工事を進め、今年5月13日から新店舗で営業を開始している。組合員や地域住民の利便性の向上に努め、よりよい店舗づくりを目指していく。

敷地面積は以前と同様のおよそ1275平方㍍。待ち合いスペースを広くし、自然光が入り込む明るい店内が特徴だ。以前より駐車場を広げ、11台を完備するほか、2階には会議室や調理室を設け、積極的に活用していく。

6月6日に同支所で落成式を行い、当JA役職員や関係機関など計29人が出席した。昌農内農政婦人部9人は同日、新店舗の完成を祝おうと、当JAの岡田・松前うまい米作り部会が栽培する岡田もち『クレナイモチ』7㌔と蚕豆部会のソラマメで作ったあんこを使い、式の出席者に草もちを振る舞った。
同支所の石丸欣司所長は「地域の方々が気持ちよく利用できる店舗を目指す」と話した。


新店舗で営業をスタートしている岡田支所



草もちを手作りする昌農内農政婦人部





2019年6月17日月曜日

【久万】 「やました菓子店」へGO!

バウムクーヘンが人気


 久万高原町久万の洋菓子店「やました菓子店」の久万高原バウム(1,200円税込)が人気だ。同町で林業が盛んなことから、木材の年輪をイメージした。同町産のはちみつを使った、ふんわりとしたやさしい味わいが特徴だ。

 オーナーパティシエールの山下比登美(ひとみ)さんは、同町に実家があることやフルーツがたくさん採れることなどに魅力を感じ、同店をオープンした。これまでに、フランスや松山市内の洋菓子店で洋菓子づくりの経験を積んできた。

同店で販売する洋菓子は、素材が活きるシンプルな味わい。卵のおいしさがダイレクトに伝えるシュークリームやプリンも人気だという。焼き菓子も販売している。

 同店の営業時間は10時~17時で、定休日は毎週火・水曜日。駐車場は店舗両脇に9台設けている。
問い合わせは(0892)27―4183まで。


「季節に合わせた商品を並べ、冬はチョコのバウムクーヘンを作りたい」と話す山下さん

2019年6月14日金曜日

【JA】 “おいしい広報誌”へ

読者に旬の農産物プレゼント


 五感で楽しむ広報誌へ―。
JA松山市は、毎月発行する広報誌「だいち」6月号から、表紙に掲載する管内の旬の農産物を読者にプレゼントする企画を始めた。同誌の「野菜のふしぎクイズ」の応募者の中から毎月抽選で5人に贈る。旬の農産物を知り、食べておいしさを感じてもらい、地域農業とJAファンを増やしていく。

 当JA管内で栽培された農産物をより多くの人に味わってもらおうと、表紙と連動させた農産物プレゼントを企画した。同誌には、表紙の農産物を使った手軽にできる3行レシピも掲載しているため、広報誌を通して、旬とレシピ、おいしさを届ける。

 当選者には、エダマメやまつやま農林水産物ブランドの『松山長なす』、久万高原町の『桃太郎トマト』、興居島みかんなど、旬の農産物をプレゼントする予定だ。


表紙と連動した農産物プレゼント企画がスタート!
6月号はエダマメをプレゼントします!P26を見てね♪

2019年6月12日水曜日

【JA】 ユリ定植作業を委託

農福連携で課題解決へ


 農業の人手不足の解消と、障がい者の自立支援を目指し、JA松山市は初めて農福連携に取り組む。JAが福祉サービス事業所と業務委託契約を結ぶのは、県下初。当JAの主力作物「シンテッポウユリ」生産者の作業支援と同時に、農業を通して社会参画を目指す障がい者を後押しする。

 当JAは、松山市福音寺町の障害福祉サービス事業所㈱シェアなどと契約し、労力を必要とする生産者へ人材を紹介する。福祉施設利用者は生産者の圃場と当JAのユリ採種園で定植する予定だ。当JA営農指導員が苗の植え方を教え、施設の支援員がサポートしながら作業を進める。

4月下旬から5月中旬の計10日間で、福祉施設利用者延べ42人が、およそ27時間かけて1万5400株を植え付けた。

 同事業所の親会社の㈱ラコッタの統括管理責任者の大野正和さんは「利用者に農業の楽しさや大変さを経験してもらい、今後に活かしてほしい」と話す。

農福連携を利用した東温市松瀬川の清家信(まこと)さん(43)は、一人で10㌃でユリを栽培。人手不足だったため、当JA営農指導員が同連携を紹介。需要期を想定して定植するユリは4月下旬までに盆用を、6月上旬までに彼岸用の定植を終える必要があるため、同連携の利用に踏み切った。清家さんは「一人でやるより早いので助かる」と話す。

 JA営農販売部の池川武司部長は「農福連携は、施設利用者の就労支援と農業現場の労働力確保で双方にメリットがある。今回の定植をはじめ、収穫作業や共撰場でも連携の可能性があり、農家負担を少しでも減らせればと考えている。人手不足で規模拡大に悩んでいる生産者はJAに相談してほしい」と考えを示す。


和気あいあいと作業を進めます

2019年6月10日月曜日

【畑野川】 令和の大嘗祭(だいじょうさい)に精米を献上

お田植え式で実り願う


令和の大嘗祭(だいじょうさい)に献上する精米のお田植え式を5月8日、献穀者に選ばれた久万高原町入野の石田宏由喜さん(65)、加津代(かづよ)さん(61)夫妻の水田で執り行った。早乙女姿の石田さんの息子の嫁や孫たちが豊かな実りを祈りながら、苗を植え付けた。今後は9月中旬に刈り取りを行い、11月に皇居で行われる大嘗祭に献上する予定だ。

大嘗祭は天皇が即位の後、初めて行う新嘗祭(にいなめさい)のこと。その年の新穀を天皇が神に捧げるとともに自らも食し、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を感謝する儀式だ。

式には、地域住民やJA松山市、関係機関など計60人が出席した。神事を行い、お田植え之儀では早乙女6人が久万高原清流米『コシヒカリ』の苗を献穀田の一区画に一株ずつ丁寧に手植えした。

早乙女を務めた石田さんの孫の鎌田夢夏さん(11)は「本番までに苗を植える練習を2回したので、上手にできた。苗を植えるのは難しかったけど、おじいちゃんやおばあちゃんの分まで丁寧に植えた。おいしく育ってほしい」と話した。

久万高原清流米部会長を務め、計180㌃の水田を管理する宏由喜さんは「久万高原町上畑野川の献穀田は標高およそ750㍍に位置し、昼夜の寒暖差や清らかな水が、おいしいお米を育む。農の心と技を活かしながら、収穫まで管理を徹底し、良いお米を献上したい」と意気込んだ。


石田さん夫妻が見守る中、田植えをする早乙女


早乙女を務めた石田さんの孫


2019年6月7日金曜日

【はだか麦】 粒が大きく、実入り良し!

はだか麦を刈り取り


 愛媛県は、はだか麦の生産量が32年連続日本一。県内有数の産地であるJA松山市管内の松前町では、5月上旬~下旬にかけて刈り取りを迎えた。

 当JA管内は今年度、同町と松山市、東温市の319.3㌶で、『マンネンボシ』と『ハルヒメボシ』を栽培。暖冬の影響で生育が順調に進み、例年より3~4日早い同月5日頃から刈り取りがスタートした。粒が大きく、実入りが良く上々の出来だ。

 同町筒井で『マンネンボシ』と『ハルヒメボシ』を12㌶管理する赤星文人(あかぼしふみと)さん(58)は、刈り取り時期の早い『ハルヒメボシ』を同月14日から、『マンネンボシ』を16日から収穫し始めた。赤星さんは「播種するときに雨が降らなかったので順調に生育し、近年にない豊作となった」とほほ笑んだ。


収穫期を迎えたはだか麦を刈り取ります


2019年6月5日水曜日

【蚕豆部会】 一寸そらまめ豊作

126㌧を関東・関西・県内へ


 県内最大のソラマメ産地であるJA松山市管内では5月下旬にかけて、ソラマメを出荷した。今年産は暖冬の影響で生育が進み、前年より5~7日早い、4月下旬~5月上旬にかけて最盛期を迎えた。粒揃いが良く、風味豊かに仕上がっており、関東方面を中心に、関西・県内市場に126トン(前年比98%)を出荷した。

  当JA蚕豆部会は、松山市と松前町の221人が10.4㌶で、『陵西一寸(りょうさいいっすん)』を栽培。当JAが種子を低温処理することで花芽分化を早め、早期出荷と良質生産に取り組む。品質の良さから、「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている。

同部会長の松前町徳丸の弓立達夫(たてお)さん(74)は、13アールで1400本栽培。5月中旬までに2トンを出荷した。
弓立さんは「40年ほど栽培をしているが、今年が1番良くできた」と話した。

一つずつ丁寧にソラマメを収穫する弓立さん

2019年6月3日月曜日

【農業塾】 第9期生の農業塾が始動

野菜作りのノウハウを習得


 第9期目の農業塾は5月14日、JA松山市の営農センターで開塾式を行った。40~70代の男女14人は来年3月までの計10回の授業を通して、当JAの営農指導員やJA全農えひめの職員から野菜作りの基本的な知識や技術を学んでいく。

 松山市生石町の圃場で実習を行い、塾生は松山長なすや白ネギを定植したほか、スイートコーンとエダマメを播種した。松山長なすは4本仕立てにするために、苗の向きに注意して定植したほか、苗が倒れないように茎と支柱を結ぶ誘引をした。

各自のスペースで好きな野菜も栽培する。塾生は土づくりと畝立てをした後、二人一組となって黒色マルチを張り、トマトやピーマンなどの夏野菜を植え付けた。

 塾生の渡邊一幸さんは「経験者に勧めてもらい入塾した。野菜を栽培するのは初めてだが、おいしい野菜を作りたい」と意気込んだ。


松山長なすの誘引をする塾生

2019年5月30日木曜日

【青壮年部】 通常総会を開く

食の安全と地域農業を守る


青壮年部は4月下旬、本所で通常総会を開き、委任状を含む13支部の193人が出席した。2018年度の活動報告及び収支決算書の承認についてなど全4号議案を可決・承認したほか、地震などの災害に備えた知識や対策を学んだ。

部員は今年度、昨年7月に発生した西日本豪雨で被災した興居島のかんきつ園地の復旧作業や、食農教育活動を実践し農政活動に取り組むほか、安心・安全な農産物の生産に向けて活動していく方針だ。

松山市役所の総合政策部危機管理課災害対策指導監の小原友弘氏を講師に招き、昨年、全国で発生した災害を振り返り、南海トラフ地震などの大規模な災害に備え、地震や津波の特徴や対策、避難方法などを学んだ。

同部の西岡洋司委員長は「食の安全を守り、次代につなぐ農業を展開していく」と話した。

青壮年部通常総会で挨拶をする西岡委員長

2019年5月14日火曜日

【湯山】 地元小学生を受け入れ

特産“筍”を知ってほしい!


JA松山市の湯山支所は4月16日、松山市立湯山小学校から依頼を受け、当JAの筍集荷場で同校3年生64人の施設見学を受け入れた。湯山・河中地区は県内有数の筍産地であり、当JAは子どもたちに食や農業への理解を深めてもらおうと、10年以上前から毎年、筍の魅力を伝え続けている。

 3年生は1年間、総合的な学習の時間の中で筍や竹について学ぶ。筍の表面の皮を数えたり、調理実習をしたり、竹細工にも挑戦する。
当日は、同支所の岡田正志所長が、筍を出荷するまでの流れやおいしい筍の見分け方などを説明した。また、児童は同市宿野町で掘られた高さおよそ70㌢の巨大筍や、同集荷場で行うセリにかけられる、計1㌧300㌔の朝掘り筍を触るなどして観察し、1時間見学した。

児童は「筍の特徴がよく分かった」「こんなに巨大な筍を見たのは初めてでびっくりした」など笑顔で話した。



巨大筍の重さを確認する児童


2019年5月10日金曜日

【女性部】 2019年度 女性部総会

落語で学ぶ「笑(エ)ンディングノート」


 女性部は4月23日、本所で女性部総会を開いた。13支部171人が出席。2018年度の活動報告及び収支決算の承認についてなど計4号議案を可決・承認したほか、講師を迎え「エンディングノート」の必要性や内容を落語で楽しく学んだ。

 講師は、行政書士で社会人落語家の生島清身(いくしまきよみ)氏。
「落語で学ぶ!人生笑顔で!笑(エ)ンディングノート」と題し講演を行った。同ノートは、人生の最後を意識しながら、いのちの大切さを考え、自分らしく悔いなく笑顔で生きるために活用する。

 生島氏は、遺言書の書き方や、相続を含めた人生の終わりについて考える「終活」などの必要性を、落語で分かりやすく紹介した。
 また、部員は、JA愛媛厚生連の後藤昌栄氏から自宅で簡単にできる「てんとうムシ&みつばち体操」を教わった。筋力を鍛え、転倒や尿失禁の予防につなげようと、座ったままできる足の体操などを学び、音楽に合わせ体を動かした。


簡単にできる「てんとうムシ&みつばち体操」をする女性部

2019年5月7日火曜日

【筍部会】 まつりでおいしさPR

「湯山たけのこ」好評!


 県内外に「湯山たけのこ」を広めたいー。筍部会は4月21日、松山市末町にある奥道後壱湯の守の特設会場で、第13回たけのこまつりを開いた。最盛期に合わせて、朝掘り筍や大鍋でゆでたボイル筍、筍ご飯などを販売。旬の味覚を求める客で行列ができた。

 同まつりは、消費拡大と産地振興を図ろうと毎年開催。地元消費者だけでなく、同施設に宿泊する観光客にもピーアールしている。
 同部会は、湯山・河中地区の110人がおよそ200㌶で竹林を管理する。「湯山たけのこ」は白くて肉質がやわらかく、えぐみが少ないのが特徴だ。裏年の今年は50㌧の出荷を見込む。
 当日は、同部会員が店頭に立ち、良質な筍の選び方やおいしさを伝え、計881㌔を販売した。

 来場者は「毎年楽しみにしている。煮物や木の芽和えで食べたい」と話し、購入した。 
 当日は、毎年大好評の部会員手製のしし鍋や、㈱松山生協も生鮮食品を販売した。


「湯山たけのこ」を買い求める来場者

2019年5月2日木曜日

【JA】 鉢花プレゼントに笑顔咲く

花らんらん定期貯金が人気!


 JA松山市の定期商品「春の感謝キャンペーン花らんらん定期」が好評だ。新規に定期貯金10万円以上を契約した人に、数日間限定で組合員が栽培した多年草の鉢花をプレゼントしている。鉢花を受け取った人は「嬉しい。咲くのが楽しみ」と喜んでいた。

 同キャンペーンは6月10日までで、期間中の4日間限定で3.5㌢ポットの鉢花をプレゼントする。4月は2日間行い、5月は14日と21日に『ラベンダー』か『アジサイ』を手渡す。
当JAは、管内の花き農家が栽培に励んでいることを知ってもらおうと、同キャンペーンを企画。組合員の松山市高井町の花き農家、武智栄二さん(43)、香織さん(38)夫妻に鉢花栽培を依頼した。4日間でおよそ1,200ポットを用意し、定期契約者にプレゼントする予定だ。

金融推進部は「季節の花を育ててもらいながら、地域農業の理解促進やJAのピーアールにつながれば嬉しい」と期待する。

組合員が育てた鉢花をプレゼントしています。

2019年4月26日金曜日

【共済部】 進発式でLA決意

組合員の要望に応える


共済部は4月上旬、本所でLA(ライフアドバイザー)進発式を開いた。JA共済連と当JA役職員計57人が出席した。優績LAの表彰やLAを代表して三津支所の阿部将太職員が決意表明したほか、今年度の目標達成を祈願してだるまに目入れした。

LA45人は、新たな仕組みで生前贈与に活用できる「生存給付特則付一時払終身共済」の推進と、満期を迎えた共済の管理の徹底、保障内容の見直しなどを通じて組合員や地域住民の多様なニーズに応えていく。また、JA利用の少ない次世代層に向けて、定期生命共済やこども共済、自動車共済などのバランスのとれた複数保障を提案し、ニューパートナーの獲得を目指すほか、事務の効率を図るため、キャッシュレス契約率の向上に努める。

 阿部和孝組合長は「地域に根差したJAとして、お客様の要望に応えた保障の提案を目指してほしい」と話した。

目標達成を目指して、だるまに目入れするLA


2019年4月24日水曜日

【JA】 地域福祉と地域保健を推進

松山市と連携協定結ぶ


 JA松山市とJAえひめ中央は4月5日、松山市と「地域福祉・地域保健の推進に関する連携協定」を締結した。
同協定は、それぞれの立場から連携・協力することで、全ての住民が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域福祉及び地域保健を推進することが目的。今後、活動拠点の提供や福祉学習・体験の推進、地域の見守り活動、食育の推などに取り組んでいく。

 締結式は市役所で行い、野志克仁松山市長と、JA松山市の阿部和孝組合長、JAえひめ中央の宮内公一郎理事長が出席し、署名した。野志市長は「住み慣れた地域で自分らしく、生き生きと暮らせるよう、JAと連携し市民の笑顔につなげたい」と話した。
 阿部組合長は「地域福祉の課題やニーズは地域の中にあり、解決方法も地域の中にある。皆さんの暮らしに寄り添い、安心を届けられるよう、福祉・保健の向上に貢献していく」と話した。

JA松山市(右)とJAえひめ中央はそれぞれ、
松山市と「地域福祉・地域保健の推進に関する連携協定」を締結しました


2019年4月18日木曜日

【JA】 4日間のみの数量限定!お見逃しなく!

定期貯金で組合員の鉢花Get


 JA松山市は4月8日から始める「春の感謝キャンペーン花らんらん定期」を、新規に定期貯金10万円以上を契約した人に、組合員が栽培した鉢花を数量限定でプレゼントする。6月10日までのキャンペーン期間中の4日間限定の企画。JAらしさを全面に出し、地域農業の理解促進やJAのピーアールにつなげる。

 プレゼント日は、4月9日、16日、5月14日、21日の計4日間。季節に合わせて4月は『オステオスペルマム』か『チョコレートコスモス』を、5月は『ラベンダー』か『アジサイ』のどちらか一つをプレゼントする。

生産するのは、当JA組合員の松山市高井町の花き農家、武智栄二さん(43)、香織さん(38)夫妻。プレゼントする3.5センチポットの鉢花は全て多年草であるため、翌年以降も花を楽しんでもらえるよう、当JAは武智さん夫妻直伝の自宅での上手な育て方ワンポイントアドバイスを記載したチラシも鉢花と一緒に手渡す。

武智さん夫妻が育てた花をプレゼントします!

2019年4月15日月曜日

【蚕豆】 三粒莢や収量増を実感

ソラマメ摘花作業に力


 蚕豆部会長の弓立達夫さん(74)は、ソラマメの品質と収量向上を目指し、特に摘花作業に力を入れている。中段より上の花芽を摘花することで、収穫後期にも二、三粒入りの充実したソラマメが収穫できる。「これまで収穫後期は一粒などのSサイズしか採れんかったけど、摘花すると樹のスタミナが保てるので、最後まで良質な莢が実る」と成果を感じている。

 弓立さんは7~8年前、篤農家が摘花作業をしていると聞き、自身も圃場の一部で試験的に実践。品質や収量の良さを実感し、すぐに全圃場で取り入れた。
 摘花は、収穫時期が後期になる中段より上の花芽に行う。一節に咲く4~5花を基部に近い二花だけ残す。曲がり莢や養分の分散を防ぐことができ、充実した粒莢が多く収穫できる。
弓立さんは今年度、13㌃で1400本を栽培。5月中旬にかけて、Lサイズを中心におよそ1.5㌧を出荷する予定だ。

産地をけん引する部会長として、良質出荷にこだわる弓立さん

2019年4月11日木曜日

【石井】 地域と連携し高齢者支援

地域包括支援センターを新設


JA松山市は松山市から要請を受け、高齢者の暮らしを地域で支える拠点として、松山市東石井の当JA石井センター敷地内に「松山市地域包括支援センター」を新設した。当JAが施設を提供し、同市から委託された社会福祉法人 白寿会が運営する。地域と連携し、高齢者の生活をサポートしていく。

同センターは、石井・浮穴・久谷地区の65歳以上の高齢者やその家族が利用できる相談窓口だ。保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーが常駐し、介護や医療、保健など総合的に高齢者の生活課題に対応する。
3月13日には、同センターで開所式を開き、同市長をはじめ関係者26人が出席した。同センターは4月1日から毎日営業する。

同法人の高須賀泰子(たいこ)センター長は「石井・浮穴・久谷地区の人口およそ7万9000人のうち、65歳以上の高齢者は2万人いる。関係機関と協力し、高齢者を支援していく」と話した。


松山市地域包括支援センターが完成しました


2019年4月8日月曜日

【筍部会】 小ぶりでも味良し

「湯山たけのこ」初せり


筍部会は3月29日、松山市溝辺町にある筍集荷場で、県内唯一の臨時市場を開き、生食用筍の初せりを行った。裏年の今年は例年より3日遅い初せり。小ぶりだが、例年並みの良食味に仕上がっており、最高値は1㌔400円(税別)となった。加工用を含め、5月上旬にかけて50㌧を(前年対比約30㌫)を出荷する予定だ。

 今年産は8月以降の降水量が少なく猛暑が続き、さらに裏年のため出荷量は少ないが、「湯山たけのこ」の特徴である白くて肉質がやわらかい良質な筍に仕上がっている。味は例年並みに上々だ。今後の気温の上昇に伴い、4月中下旬に出荷最盛期を迎える。

 当日は、生産者16人が98口、529㌔の朝掘り筍『孟宗竹』を運び込んだ。
松山青果㈱のせり人の威勢の良い掛け声でせりが始まり、仲卸業者5社がせり落とした。平均単価は280円(同)。せり落とされた筍は、松山市内のスーパーマーケットなどで販売される。


県内唯一の臨時市場を開き、初せりを行いました

2019年4月5日金曜日

【米麦】 良質米に向けて栽培励む

管内の生産者が受賞


愛媛県米麦振興協会などは3月5日、伊予市下三谷のウェルピア伊予で「えひめ米品質向上推進大会」を開いた。JAや生産者、行政関係者などおよそ120人が出席した。優良農家や団体の表彰が行われ、JA松山市管内からは3人の生産者が受賞した。

表彰式では、品質の良さや収量の高さが評価され、良質米共励会では「ヒノヒカリ・にこまる」部門で優秀賞に井上徹郎さん(堀江)が選ばれた。「コシヒカリ・あきたこまち」部門では伊賀上雅志さん(岡田)と関家美将(よしまさ)さん(北伊予)が優良賞に輝いた。

大会では、米政策や2019年産の作付け計画の基本方針を共有するとともに、良質米の栽培に向けた取り組みを確認した。他にも、多収穫米や19年産から生産・販売がスタートする県オリジナル品種『ひめの凜』の品質や生産振興などを確認したほか、土づくりをテーマにした記念講演も行った。


良質米共励会の「コシヒカリ・あきたこまち」部門で優良賞に輝いた関家さん


2019年4月2日火曜日

【松前】 地元保育所を招待

菜の花畑で交流楽しむ


松前町南黒田の農家・岡井剛太郎さん(78)は3月12日、自身の菜の花畑に地元保育所の子どもたちを招待し、「菜の花祭り」を開いた。子どもたちに自然とふれあえる場を提供し、楽しんでもらおうと、20年以上前から毎年開く。松前町長や地元老人会も参加し、花束や髪飾りを一緒に作るなどして交流を深めた。

祭りには、黒田保育所の満1~5歳の64人を招待。子どもたちは走り回ったり、寝転がったりするほか、花吹雪のように菜の花を飛ばすなど、30分ほど楽しんだ。他にも、3月生まれの岡井さんと子どもたちに菜の花の冠や歌でお祝いをした。子どもたちは「菜の花がきれいで楽しかった」「お母さんに花束をプレゼントしたい」と笑顔で話した。

岡井さんは、昨年9月中旬に菜の花の種をおよそ10㌃に播種した。岡井さんは「子どもたちの笑顔がたくさん見れた。今後も元気なうちはイベントを続ける」と意気込んだ。

菜の花畑で交流を楽しむ岡井剛太郎さんと地元保育所の子どもたち

2019年3月18日月曜日

【営農】 営農支援を強化

生産部会役員から要望聞く


 JA松山市は2月22日、松山市三番町にある本所で営農推進会議を開いた。
毎年、年度末に同会議を行い、生産部会役員に営農事業の実績と来年度の方針を報告している。また、各部会の要望や抱える課題を聞き、今後の営農事業に反映させている。各部会からは、生産資材のコスト低減や苗の早期生産、営農指導体制の在り方、生産拡大に向けた広報活動などの要望が上がった。同JAは、農業者の所得増大と農業生産の拡大に向け、支援をより一層強化していく。

 同JAは今年度、基幹作物の産地維持・拡大を図ろうと、新たに二つの事業に乗り出した。一つは、熟練農家が生産部会の若手農家などに栽培ノウハウを指導する「農の匠」制度。同JAが6つの生産部会の熟練農家11人を、匠として委嘱した。匠は圃場巡回などを通して栽培技術の伝承に力を入れており、若手農家から好評で手応えを感じている。来年度は要望に応えて、一部品目で指導期間の延長や講習会の開催数を増やす予定だ。

 もう一つは、同JA自らが行う農業経営だ。同JAが管内の圃場を賃借し、寒玉キャベツを栽培。圃場での品種試験により、品質や収量向上につながる栽培体系を確立させ、生産者に的確な指導・助言をし所得向上につなげる。種子生産やレタスなども栽培していく。

2019年度は引き続き、新規就農者の育成や農業機械のリース事業、「農の匠」による実践的な営農指導、水田をフル活用する複合経営の推進、販売力の強化などに力を入れていく。生産・経営の両面からサポートしていく方針だ。
 会議では、18部会の役員や市場関係者、JA役職員などおよそ60人が出席し、意見交換をした。

阿部和孝組合長は「自己改革の基本方針にも策定している『将来にわたり、安全・安心な農産物を消費者へ提供できる、持続可能な農業を実現する』ために、農業者の所得増大と農業生産の拡大、地域の活性化に取り組んでいく」と話した。


営農振興や組織育成に貢献したことを称え、表彰しました。
レタス部会長の相原啓司さん(左)と、久万高原清流米部会の副部会長である大野育夫さん

今年度の実績と来年度の方針を確認する生産部会役員

2019年3月14日木曜日

【北伊予】 “飾る”楽しみ提案!

ロマネスコを花束に


 飾って、贈って、楽しもう―松前町神崎の池内力(ちから)さん(63)は、カリフラワーの一種「ロマネスコ」を一株丸ごとラッピングし、花束に見立て売り始めた。同町東古泉のファンガーデンと連携し、今年1月中旬から店頭に並べている。消費者に、食べるだけでない“花”に見立てて飾る新しい楽しみ方を提案し、消費拡大を目指す。

 池内さんはおよそ20年前に、母親がもらってきたロマネスコの種を播き栽培を開始。地元市場をメインに、同町や松山市の産直市に出荷してきたが、近年、生産者が増えてきたこともあり、他と差別化できる新しい売り方を模索していた。他県では生け花にも使われていることを知り、花束を思いついた。

 同店でのロマネスコの販売数は徐々に増加している。池内さんは「食べるだけでなく、新しい楽しみ方を知ってもらい、親しみを持ってもらえると嬉しい」と意気込む。


ロマネスコを花束にして、新しい楽しみ方を提案する池内さん

ラッピングしたロマネスコ



2019年3月11日月曜日

【JA】 市町とJAが連携

管内産の魅力を知ってほしい!


 JA松山市は2月24日、松前町筒井にあるエミフルMASAKIで「えひめ20市町ぜ~んぶいいまち!いいもの!ご当地ラリー」に参加した。県内の20市町と12JAが3月16日までの毎週末、リレー形式で産地の魅力や特産品などを紹介する。JA松山市や管内産の農産物を知ってもらい、JAファンの獲得や消費拡大につなげる。

 当日は、管内産の寒玉キャベツや白ネギ、興居島産の伊予柑や中晩柑、特別栽培米の久万高原清流米『コシヒカリ』や松前育ち『にこまる』を販売。来場者は特徴や選び方を聞きながら、安全・安心な農産物を低価格で購入した。キャベツは用意した85玉が開始30分で完売するほど人気を集めた。
他にも、大しゃもじを使った米のすくいどりは、老若男女が挑戦し、イベントを盛り上げた。

松山市南久米町から訪れた夫婦は「興居島の柑橘はおいしい。味わうのが楽しみ」と笑顔で購入した。


興居島で育った柑橘を買い求める来場者(左)

2019年3月7日木曜日

【共済】 頑張るママを応援!

ヨガでリラックス


 JA松山市共済部は2月7日、松山市鷹子町にあるJA愛媛厚生連でこども倶楽部の会員を対象に、産後ヨガとマタニティヨガの教室を開いた。頑張るママを応援しようと毎年開き、10年目。参加者はヨガで心身を癒したほか、日頃の子育ての悩みを相談し合うなどして親睦を深めた。

 産後ヨガは、出産で歪んだ骨盤を矯正し、体力の回復を図る。マタニティヨガは、出産に備えて心身を安定させ、必要な筋力をつける。
教室には、えひめ文化健康センターで「産後ヨガ&マタニティヨガ」のインストラクターをしているakiyo先生を講師に招いた。産後ヨガには38人、マタニティヨガには6人が参加した。

産後ヨガでは呼吸法を実践しながら、仰向けになって片足とお腹を近づけるポーズなど、無理のない動作でおよそ1時間体を動かし、楽しんだ。
参加者は「心身ともに癒された。子育ての不安や悩みを相談できて嬉しかった」と笑顔だった。

無理のないポーズで産後ヨガを楽しむ参加者


2019年3月4日月曜日

【農業塾】 最後の収穫を楽しみ

野菜作りを振り返る


 第9回目の農業塾は2月5日、松山市居相にある圃場で開き、塾生は一年間学んだ野菜栽培の反省点から対策を考えたほか、4月下旬に定植する春夏野菜に向けて栽培計画を学んだ。また、レタスやブロッコリーなど、同塾での最後の収穫を楽しんだ。

 塾生13人は、同塾での今年度の生育状況や発生した病害虫を振り返り、管理や防除方法などを復習した。JA営農指導員は「気象予報を見て、早めの管理や防除対策が重要」と呼びかけた。
JA松山市は、塾生が同塾を卒業後も野菜作りを続けられるよう、トマトやピーマンなどの春夏野菜の植えつけに向けて、連作障害が起きる原因や土作り、畝の立て方などの圃場準備について指導した。

塾生は「土作りなど学んだことを活かし、今後も野菜を作って松山生協の生産者コーナーなどに出荷したい」と意気込んだ。




立派に育った白ネギを収穫する塾生


2019年3月1日金曜日

【小野】 小野支所まつり大盛況

地域で挑む30㍍のなが~い「恵方巻き」


 女性部小野支部は2月3日の小野支所まつりで、子どもたちや地域住民とともに30㍍の長さの恵方巻きを作った。節分である同日に100人以上で巻き上げ、縁起が良いといわれる「東北東」を向いて頬張った。
 同企画は、同支部の加工部「めだかの学校」が考案。同支所が新築になったことを祝うほか、同部が手作りのおいしさや楽しさなど食文化の継承を目的に開催した。

 参加者は同部の掛け声を合図に、のりの上にJA松山市管内の特産物である久万高原清流『コシヒカリ』を広げ、卵焼きやかんぴょう、キュウリなど5種類の具材をのせて、一斉に巻き上げ完成させた。参加者全員で、長い恵方巻を高く持ち上げると、会場は歓声に包まれた。参加した子どもは「こんなに長い巻き寿司を作ったのは初めてで、楽しかった。おいしくできた」と笑顔で頬張った。
 同支部長の重松京子さん(68)は「想像以上の人が参加してくれて、大盛況だった。上手に巻けて良かった」と微笑んだ。

 まつりは他にも、もち米およそ150㌔分のくじ付きもちまきや、もちつきの実演販売、地元農産物の販売などを行い、会場を盛り上げた。


完成した恵方巻を切り分け、みんなで東北東を向いて頬張りました

2019年2月15日金曜日

【興居島】 イヨカンが出荷最盛

食味と外観ともに最高


ごご島共撰は2月上中旬、松山市泊町のごご島センターでイヨカンの出荷が最盛期を迎えている。今年産は食味と外観ともに良好で、2Lサイズを中心に、3月中旬にかけて710㌧(前年比93%)を大阪や奈良、名古屋方面へ出荷する。

 今年産は、9月から11月の降雨が少なく日照量が多かったため、糖度が11.2(同108.7%)と高く、酸度は例年同様の1.51と糖酸のバランスがとれた例年以上の仕上がりだ。
9月以降の急激な果実肥大により、果皮の一部が赤茶色になるヤケ果対策として、生産者は適期の防除や収穫、貯蔵の管理徹底に努めた。

 泊・鷲ヶ巣地区の60人が37.5㌶でイヨカンを栽培する。12月下旬から1月末までにイヨカンを収穫して庭先選別をした後、同センターに運び込む。作業員が傷やヤケ果、病害の有無を目視で確認し、4等級に仕分けて出荷する。


イヨカンの傷などを確認し、選果する作業員


2019年2月12日火曜日

【JA】 レタス産地を守る

トンネル支柱打ち込み作業を支援!


 JA松山市は今年度、レタス部会員を対象に、専用の機械を使ったトンネル支柱を打ち込む支援事業を、試験的に取り組み始めた。作業時間は10㌃当たり3時間弱と手作業とほぼ同様だが、同JAが請け負うことで、生産者の労力軽減や品質向上、作付け面積の維持・拡大につなげていく方針だ。

 同支援は、高齢化が進んでいる現状を踏まえ、生産者や作付け面積の減少に歯止めをかけようと、導入した。JAバンクえひめJA農業応援事業を活用し、ダンポールと整形支柱用のトンネル支柱打ち込み機を1台ずつ購入。生産者は必要な支柱などを用意し、同JAが10㌃当たり1万円(税込)で受託し、11~12月にかけて作業する。
 同JAが支柱打ち込みを支援することで、生産者は同時期に並行して行う早生品種の収穫や出荷調整、病害虫防除などの作業に専念でき、品質の向上につながる。
 同部会は松前町の43人が、およそ13㌶でレタスを栽培する。10月中旬から5月中旬にかけて長期出荷し、およそ3万8000㌧を見込む。

 同JAは今年度、大規模農家2軒、1㌶でトンネル支柱の作業支援を行った。事業を利用した松前町大溝でレタスを栽培する農事組合法人「ほのぼの農園」の代表、髙市眞一さん(65)は、同JA営農指導員にトンネル支柱の高さや位置などを伝え、作業を依頼した。
髙市さんは「作業員の高齢化が進んでいるため、膝や腰に負担がかかる支柱設置を請け負ってもらえて助かっている。機械だと支柱の高さや間隔が均一になり、ビニールの被覆などがしやすくなる。労力軽減や栽培面積の維持、品質向上につながる」と話す。
 同JA営農販売部の川端俊平課長補佐は「今後は作業時間の短縮を図るほか、計画的に作業し3㌶を目標に作業支援していきたい」と話す。


専用の機械を使ってトンネル支柱を打ち込むJA職員

2019年2月7日木曜日

【トマト部会】 若手農家が手軽に情報共有

SNSでトマト産地を守る


 
 ○久久万高原トマト部会の山之内章(あきら)さん(55)は2年前から、Facebookで「久万高原トマトFB会」というグループを作り、トマト栽培の情報を発信し共有している。担い手が中心となり、生育状況など写真つきの記事を投稿。技術に不安がある新規就農者にとって、栽培の流れの目安となっている。若手の技術を向上させ、部会全体の底上げを図る。

 同グループは、若手農家や久万高原町農業指導班、JA職員など43人で組織する。山之内さんと上村友範(かみむらとものり)さん(45)が中心となり、数日に1回投稿する。若手農家が質問することもある。

 同部は20~80代で組織する。経験や技術に差があるうえ、個々の管理が忙しく、栽培圃場が広域で頻繁に情報交換することが難しい。同ツールを使って、設立45年を超える同部会が築いてきた技術を確実に引き継いでいく。


Facebookを活用し、トマト栽培の情報を共有します




2019年2月4日月曜日

【石井】 伊賀上職員が国体出場

アイスホッケー 目指す

JA松山市石井支所の渉外担当、伊賀上潤職員(28)は、アイスホッケーの愛媛県の代表チームの一員として、冬季札幌・釧路国体本大会に出場する。12年ぶりの出場に、「やっと掴んだ切符。まずは1月30日の初戦突破を目指したい」と意気込む。

 伊賀上職員は、小学2年生からアイスホッケーを始めた。10年前から、社会人チームの「愛媛アイスホッケーチーム」に所属。チームの要であるFWを務め、ゴール前のポジショニングを意識してチャンスを広げ、得点へと結びつけられるよう心がけている。

国体出場をかけた昨年12月15日の中四国ブロック第4代表決定戦の山口戦では、伊賀上職員のアシストにより先制点が決まった。
国体は、全国より予選を勝ち抜いた27都道府県によってトーナメント方式で対戦する。

愛媛アイスホッケーのメンバー



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