2016年12月28日水曜日

【北伊予】地域で守る伝統の味

お正月は「緋の蕪漬け」!

正月に欠かせない、愛媛県松山市に古くから伝わる「緋の蕪漬け」―JA松山市女性部北伊予支部の加工グループは10年以上前から、緋の蕪漬け作りを行っている。地域でも浸透し、購入を待ちわびる人もいるほど。郷土料理を受け継いで後世へとつなぐほか、集まって作ることで地域の連帯感も強める。

今年は12月10日、メンバー6人が塩漬けした緋の蕪24㌔分を、砂糖や酢、カボス、唐辛子と混ぜ合わせて漬ける「本漬け」をした。メンバーの髙石コズヱさん(84)は「お酢を入れた方が、カボスの苦みやクセがなくなり、まろやかになるんよ。『緋の蕪漬け』が地域に浸透している」と微笑む。

下漬けした緋の蕪の水気を切り、本漬けしました

2016年12月14日水曜日

【JA】新年もJAと一緒に!

お年玉袋にキャラクター登場

JAを身近に感じてもらおうと、JA松山市は、イメージキャラクター「青空土男」と「まる芽ちゃん」をデザインしたお年玉袋を作成した。12月中旬から全店舗で、来店者や契約者を対象に窓口で配布している。新年を迎える前にお年玉袋を手渡し、活用してもらいながら、「JA松山市=青空土男とまる芽ちゃん」の定着を目指す。

同袋は、キャラクターが餅つきや羽根つきをしている姿など、お正月らしい絵柄で、5種類を1セットにして渡す。計4,000セットを配布する。

金融推進部の三好周明部長は「お正月にかかせないお年玉袋。JA松山市のキャラクターとともに、新年を迎えてもらえると嬉しい」と話した。

青空土男とまる芽ちゃんの可愛いお年玉袋を手渡します



2016年12月12日月曜日

【給油所】日頃の感謝の気持ちを込めて!

給油所で農産物を配布!

JA松山市の給油所13店舗は12月7、8日、日頃の感謝の気持ちを込めて、「年末ガソリンキャンペーン」を実施した。ガソリンや軽油、灯油など2,000円以上購入した人を対象に、管内産の農産物を手渡した。JAブランドの浸透やイメージの向上、新規利用者の獲得につなげたい考えだ。

キャンペーンは同JA独自のもので、管内産のいちごや興居島みかん、松前育ち「にこまる」のいずれかを対象者全員に手渡した。

中央給油所の西岡浩志課長は「弘後の感謝の気持ちを込めて農産物を手渡した。これからも丁寧な接客をし、お客様から選ばれる給油所を目指す」と話した。


2,000円以上の購入者に、管内産の農産物を手渡しました
手渡した管内産の農産物

2016年12月9日金曜日

【小野】“サル撃退”被害減に期待

モンキードッグ認定!

 松山市小野地区の中山間地小屋峠集落の代表・大川浩一さん(73)は、市の助成を受け、農作物を荒らすサルを追い払う犬「モンキードッグ」による活動を始めた。サルの出没時には犬と出動して追い払い、農作物を守っていく。

小野地区では水稲や野菜、柑きつ、柿などの農作物被害が目立ち、20匹以上のサルが集団で行動しているのが目撃されている。電気柵や爆音機などを使って対策するが効果は薄く、地元猟友会による捕獲も難しいため、手の施しようがないのが現状。今後はモンキードッグとともに、およそ2㌔の範囲を中心にパトロールを行うほか、サルを追い払う実践訓練をし、本格的に活動していく。

11月中旬に開かれた認定証交付式で、野志克仁市長から、
認定証と犬用のユニフォームを受け取る大川さん(右)

2016年12月7日水曜日

【貯金】窓口・MAの技術を強化

宮本さん窓口907人の頂点に!

JA松山市は、窓口担当者やMA(マネーアドバイザー)の接客技術と顧客満足度の向上を図ろうと、毎年ロールプレイング大会を開いている。窓口部門は西余戸出張所の宮本佳奈さんが、MA部門では斎院出張所の永井裕也さんが優勝した。二人はそれぞれ、11月上旬に開かれた県大会に出場し、12JAの代表者の中から窓口部門で宮本さんが優勝に輝いた。

同大会は10分間で競技し、テーマに沿って、デモブックやチラシなどを使いながら、お客様のニーズに合った商品を提案する。宮本さんと永井さんは「多くの人の協力してもらったおかげで、良い成績を残せた。大会での経験を今後の業務に生かしていく」と話した。

商品内容を説明する宮本さん

笑顔で接客をすることを心がけている永井さん

2016年12月5日月曜日

【JA】移動販売車が山間部巡回

待望の3号車出発!

JA松山市と子会社㈱松山生協は11月15日、買い物弱者を支援する移動販売車「まる芽ちゃん号」の3号車を、久万高原町の明神・父二峰・面河・美川地区に導入した。同町の畑野川地区にも昨年、同車を導入しており、高齢者から好評だ。畑野川地区以外の地域住民の声を受け、近隣にスーパーマーケットがない地域を運行する。

3号車は、共済連の地域・農業活性化活動支援助成金を使い導入。惣菜や野菜など計400点を積み込み、月曜日から土曜日にかけて計56ヶ所を巡回する。

森映一組合長は「買い物弱者の生活の向上を目指し、地域に貢献していきたい」と話す。

自宅近くまで来てくれるので助かる」と買い物をする地域住民

2016年12月2日金曜日

【興居島】組織再編し部会へ

イヨカン初出荷に期待!

興居島でイヨカンを栽培する生産者らでつくる「ごご島共撰」が組織を再編し、JAごご島共撰部会を設立した。これまでは、同共撰が選果場の使用にかかる経費を負担し運営していたが、同JAがそれらを担うことで、生産者らは栽培に専念できる。部会発足後初めてのイヨカン出荷に向けて、目揃い会などを通して品質を統一し、農家の所得向上につなげたい考えだ。

同部会は中川保(たもつ)部会長を筆頭に、泊・鷲ヶ巣地区の66人で組織する。来年1月上旬から3月にかけて、京阪神方面へ800㌧を出荷する予定。㌔単価240円、販売金額1億9200万円を目指す。中川部会長は「今までと変わらず、安全で安心なイヨカンを出荷していく」と話した。

「一丸となって頑張ろう」と話す中川部会長

2016年12月1日木曜日

【女性部】活動の楽しさをアピール!

野菜スイーツで仲間づくり

JA松山市女性部は、年間の活動目標に「ワンモアプラン運動」を掲げ、新たな活動に取り組んでいる。支部長は11月18日、石井支所で、管内の女性部以外の人に活動を知ってもらい、入部につなげようと、野菜を使ったスイーツ作りで親睦を深めた。

参加した30~40代の8人は、部員とともに調理するなかで、育児の不安や悩みを相談しながら、にんじん豆腐ドーナツや、かぼちゃプリンなど、およそ1時間かけて計4種類の野菜スイーツを作った。

また、部員らが活動内容を紹介し、参加者は「幅広い活動で楽しそう。色々と体験したい」と意欲を見せた。

「育児のリフレッシュになる」と部員と会話を楽しみながら調理します

にんじん豆腐ドーナツ
かぼちゃプリン
ひじきとにんじんの二色蒸しパン
女性部手作りの芋炊き



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