2019年4月26日金曜日

【共済部】 進発式でLA決意

組合員の要望に応える


共済部は4月上旬、本所でLA(ライフアドバイザー)進発式を開いた。JA共済連と当JA役職員計57人が出席した。優績LAの表彰やLAを代表して三津支所の阿部将太職員が決意表明したほか、今年度の目標達成を祈願してだるまに目入れした。

LA45人は、新たな仕組みで生前贈与に活用できる「生存給付特則付一時払終身共済」の推進と、満期を迎えた共済の管理の徹底、保障内容の見直しなどを通じて組合員や地域住民の多様なニーズに応えていく。また、JA利用の少ない次世代層に向けて、定期生命共済やこども共済、自動車共済などのバランスのとれた複数保障を提案し、ニューパートナーの獲得を目指すほか、事務の効率を図るため、キャッシュレス契約率の向上に努める。

 阿部和孝組合長は「地域に根差したJAとして、お客様の要望に応えた保障の提案を目指してほしい」と話した。

目標達成を目指して、だるまに目入れするLA


2019年4月24日水曜日

【JA】 地域福祉と地域保健を推進

松山市と連携協定結ぶ


 JA松山市とJAえひめ中央は4月5日、松山市と「地域福祉・地域保健の推進に関する連携協定」を締結した。
同協定は、それぞれの立場から連携・協力することで、全ての住民が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域福祉及び地域保健を推進することが目的。今後、活動拠点の提供や福祉学習・体験の推進、地域の見守り活動、食育の推などに取り組んでいく。

 締結式は市役所で行い、野志克仁松山市長と、JA松山市の阿部和孝組合長、JAえひめ中央の宮内公一郎理事長が出席し、署名した。野志市長は「住み慣れた地域で自分らしく、生き生きと暮らせるよう、JAと連携し市民の笑顔につなげたい」と話した。
 阿部組合長は「地域福祉の課題やニーズは地域の中にあり、解決方法も地域の中にある。皆さんの暮らしに寄り添い、安心を届けられるよう、福祉・保健の向上に貢献していく」と話した。

JA松山市(右)とJAえひめ中央はそれぞれ、
松山市と「地域福祉・地域保健の推進に関する連携協定」を締結しました


2019年4月18日木曜日

【JA】 4日間のみの数量限定!お見逃しなく!

定期貯金で組合員の鉢花Get


 JA松山市は4月8日から始める「春の感謝キャンペーン花らんらん定期」を、新規に定期貯金10万円以上を契約した人に、組合員が栽培した鉢花を数量限定でプレゼントする。6月10日までのキャンペーン期間中の4日間限定の企画。JAらしさを全面に出し、地域農業の理解促進やJAのピーアールにつなげる。

 プレゼント日は、4月9日、16日、5月14日、21日の計4日間。季節に合わせて4月は『オステオスペルマム』か『チョコレートコスモス』を、5月は『ラベンダー』か『アジサイ』のどちらか一つをプレゼントする。

生産するのは、当JA組合員の松山市高井町の花き農家、武智栄二さん(43)、香織さん(38)夫妻。プレゼントする3.5センチポットの鉢花は全て多年草であるため、翌年以降も花を楽しんでもらえるよう、当JAは武智さん夫妻直伝の自宅での上手な育て方ワンポイントアドバイスを記載したチラシも鉢花と一緒に手渡す。

武智さん夫妻が育てた花をプレゼントします!

2019年4月15日月曜日

【蚕豆】 三粒莢や収量増を実感

ソラマメ摘花作業に力


 蚕豆部会長の弓立達夫さん(74)は、ソラマメの品質と収量向上を目指し、特に摘花作業に力を入れている。中段より上の花芽を摘花することで、収穫後期にも二、三粒入りの充実したソラマメが収穫できる。「これまで収穫後期は一粒などのSサイズしか採れんかったけど、摘花すると樹のスタミナが保てるので、最後まで良質な莢が実る」と成果を感じている。

 弓立さんは7~8年前、篤農家が摘花作業をしていると聞き、自身も圃場の一部で試験的に実践。品質や収量の良さを実感し、すぐに全圃場で取り入れた。
 摘花は、収穫時期が後期になる中段より上の花芽に行う。一節に咲く4~5花を基部に近い二花だけ残す。曲がり莢や養分の分散を防ぐことができ、充実した粒莢が多く収穫できる。
弓立さんは今年度、13㌃で1400本を栽培。5月中旬にかけて、Lサイズを中心におよそ1.5㌧を出荷する予定だ。

産地をけん引する部会長として、良質出荷にこだわる弓立さん

2019年4月11日木曜日

【石井】 地域と連携し高齢者支援

地域包括支援センターを新設


JA松山市は松山市から要請を受け、高齢者の暮らしを地域で支える拠点として、松山市東石井の当JA石井センター敷地内に「松山市地域包括支援センター」を新設した。当JAが施設を提供し、同市から委託された社会福祉法人 白寿会が運営する。地域と連携し、高齢者の生活をサポートしていく。

同センターは、石井・浮穴・久谷地区の65歳以上の高齢者やその家族が利用できる相談窓口だ。保健師や社会福祉士、主任ケアマネジャーが常駐し、介護や医療、保健など総合的に高齢者の生活課題に対応する。
3月13日には、同センターで開所式を開き、同市長をはじめ関係者26人が出席した。同センターは4月1日から毎日営業する。

同法人の高須賀泰子(たいこ)センター長は「石井・浮穴・久谷地区の人口およそ7万9000人のうち、65歳以上の高齢者は2万人いる。関係機関と協力し、高齢者を支援していく」と話した。


松山市地域包括支援センターが完成しました


2019年4月8日月曜日

【筍部会】 小ぶりでも味良し

「湯山たけのこ」初せり


筍部会は3月29日、松山市溝辺町にある筍集荷場で、県内唯一の臨時市場を開き、生食用筍の初せりを行った。裏年の今年は例年より3日遅い初せり。小ぶりだが、例年並みの良食味に仕上がっており、最高値は1㌔400円(税別)となった。加工用を含め、5月上旬にかけて50㌧を(前年対比約30㌫)を出荷する予定だ。

 今年産は8月以降の降水量が少なく猛暑が続き、さらに裏年のため出荷量は少ないが、「湯山たけのこ」の特徴である白くて肉質がやわらかい良質な筍に仕上がっている。味は例年並みに上々だ。今後の気温の上昇に伴い、4月中下旬に出荷最盛期を迎える。

 当日は、生産者16人が98口、529㌔の朝掘り筍『孟宗竹』を運び込んだ。
松山青果㈱のせり人の威勢の良い掛け声でせりが始まり、仲卸業者5社がせり落とした。平均単価は280円(同)。せり落とされた筍は、松山市内のスーパーマーケットなどで販売される。


県内唯一の臨時市場を開き、初せりを行いました

2019年4月5日金曜日

【米麦】 良質米に向けて栽培励む

管内の生産者が受賞


愛媛県米麦振興協会などは3月5日、伊予市下三谷のウェルピア伊予で「えひめ米品質向上推進大会」を開いた。JAや生産者、行政関係者などおよそ120人が出席した。優良農家や団体の表彰が行われ、JA松山市管内からは3人の生産者が受賞した。

表彰式では、品質の良さや収量の高さが評価され、良質米共励会では「ヒノヒカリ・にこまる」部門で優秀賞に井上徹郎さん(堀江)が選ばれた。「コシヒカリ・あきたこまち」部門では伊賀上雅志さん(岡田)と関家美将(よしまさ)さん(北伊予)が優良賞に輝いた。

大会では、米政策や2019年産の作付け計画の基本方針を共有するとともに、良質米の栽培に向けた取り組みを確認した。他にも、多収穫米や19年産から生産・販売がスタートする県オリジナル品種『ひめの凜』の品質や生産振興などを確認したほか、土づくりをテーマにした記念講演も行った。


良質米共励会の「コシヒカリ・あきたこまち」部門で優良賞に輝いた関家さん


2019年4月2日火曜日

【松前】 地元保育所を招待

菜の花畑で交流楽しむ


松前町南黒田の農家・岡井剛太郎さん(78)は3月12日、自身の菜の花畑に地元保育所の子どもたちを招待し、「菜の花祭り」を開いた。子どもたちに自然とふれあえる場を提供し、楽しんでもらおうと、20年以上前から毎年開く。松前町長や地元老人会も参加し、花束や髪飾りを一緒に作るなどして交流を深めた。

祭りには、黒田保育所の満1~5歳の64人を招待。子どもたちは走り回ったり、寝転がったりするほか、花吹雪のように菜の花を飛ばすなど、30分ほど楽しんだ。他にも、3月生まれの岡井さんと子どもたちに菜の花の冠や歌でお祝いをした。子どもたちは「菜の花がきれいで楽しかった」「お母さんに花束をプレゼントしたい」と笑顔で話した。

岡井さんは、昨年9月中旬に菜の花の種をおよそ10㌃に播種した。岡井さんは「子どもたちの笑顔がたくさん見れた。今後も元気なうちはイベントを続ける」と意気込んだ。

菜の花畑で交流を楽しむ岡井剛太郎さんと地元保育所の子どもたち

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