2021年6月29日火曜日

【興居島】 県内外へ7㌧出荷

 興居島ビワ良質


 JA松山市管内の興居島地区で、5月中旬から6月中旬にかけてビワを荷受けし、県内や名古屋、大阪、奈良方面へおよそ7㌧を出荷した。外観・食味ともに良好な仕上がりだ。

 今年産は、虫や鳥の被害も少なく、好天と定期的な降雨により、順調に生育している。2L・Lサイズを中心に、日量平均で800㌔を荷受けした。
 同地区では、7人が1㌶で「長崎」「茂木」「田中」「瑞穂」「房光」の5品種を栽培する。生産者は収穫後、重量や外観などから4等級7階級に選別し、当JAへ運び込む。


 ビワの栽培歴が60年になる田中定秀さん(79)は、「『田中』を主力に栽培しており、今年産は例年通り順調に生育した。重さをはかり選別時と箱詰め前に外観をチェックし、品質を徹底している。およそ2.2㌧を出荷した」と話す。

 

生産者が出荷したビワの品質をチェックするJA職員(右)



2021年6月14日月曜日

【はだか麦】 順調に生育し豊作!

 黄金色のはだか麦たわわ 


 愛媛県有数のはだか麦産地であるJA松山市管内の伊予郡松前町で5月中旬から下旬にかけて、はだか麦を刈り取った。昨年に引き続き豊作の見通しで、県全体でおよそ5,500㌧を見込み、四国・九州方面に出荷する。


 当JA管内は、県内2番目の生産地である同町をはじめ、松山市・東温市の154人が355㌶で「ハルヒメボシ」を中心に栽培する。
今年産は、昨年11月頃の播種期が好天に恵まれたことで発芽・分けつが旺盛で、順調に生育した。出穂期以降は気温が高く推移し、例年よりやや早く収穫がスタートした。


 13.8㌶ではだか麦を栽培する同町筒井の赤星文人さん(60)は「播種時期の天候が良く、3年連続で豊作だ。はだか麦は健康食品として注目されているので、おいしく食べてもらえると嬉しい」と出来栄えに満足する。

 

豊作のはだか麦を刈り取る赤星さん


2021年6月10日木曜日

【久万茶】 茶の旨みとほろ苦さが凝縮

 松南園の「久万茶大福」が人気! 


㈱松南園が販売する「久万茶大福」が好評だ。JA松山市管内の久万高原町で栽培した久万茶を、生地とあん、ソースにふんだんに練り込む。茶本来の香りやほろ苦い濃厚な味が楽しめる。観光客をメインターゲットに、久万茶の認知度向上を目指す。


同社は、3~4年前に大福の販売を開始。同市束本の「こだわり菓子工房あんあん」が、一つずつ手作りする。大福は4種類あり、「久万茶大福(緑茶あん)」「久万ほうじ茶大福(ほうじ茶あん)」と、それぞれクルミ入り白あんタイプもある。同社や松山空港、JRの土産物店のほかに、ネットでも販売中だ。1個291円(税込)。


同社が工場で煎茶をパウダー状に加工するため、茶の風味が損われず、一口食べると香りが広がる。同社企画課の藤田賀久(ひよしさ)部長は「久万茶を多めに配合しており、濃厚な味わいが楽しめる。ぜひ食べてほしい」と話す。


㈱松南園で人気の久万茶大福を手にする藤田部長
問い合わせは、松南園(089)946-3312まで

2021年6月7日月曜日

【松前】 地元農家が景観維持へ

 町の花「ひまわり」で出迎え 


 花で景観を維持し、地域の活性化につなげたいー伊予郡松前町と同町西古泉の農家、重松茂さん(72)らは、同町の玄関口である伊予鉄道古泉駅前に、町の花「ひまわり」などを植え、来町者を出迎える。「恋泉(こいずみ)畑」と名付け、6月末から7月にひまわり1万本が咲き誇る予定だ。写真映えすると話題で、例年町内外から人が訪れる。


 同取り組みは、今年で4年目。鉢花を栽培する重松さんを筆頭に、田んぼを管理している鎌田眞一さん(85)、田んぼの持ち主である大西文昭さん(72)も、ともに作業する。


年間を通しておよそ30㌃の同畑に四季折々の花を植え、ひまわりを皮切りに、9月末から10月にコスモスが、3~4月には菜の花が満開を迎える。重松さんは「コロナ禍でイベントが中止になっているが、花を見て気分転換をしてほしい。作業は大変だが、訪れる人に楽しんでもらえたら嬉しい」と話す。

 

5月上旬に、手製のパイプを使って、一穴に
2~3粒ずつひまわりの種を播きました


2021年6月3日木曜日

【JA】 地域社会へ貢献

 新たな胸章を全役職員に


 JA松山市は今年度、新たに胸章を作り、全役職員543人が左の胸元に付け、仕事に取り組んでいる。当JAキャラクターの「青空土男」と「まる芽ちゃん」を交わるように並べ、輪(和)を表現した。相互扶助の精神を大切に、組合員や地域とともに歩み、地域社会へ貢献していく。


 胸章は、当JAキャラクターの姿で無限大の形と松山市の頭文字「M」を型取る。無限の可能性をもつ農業や地域社会を発展させ、緑豊かな地域を目指すという思いを込めた。縦1.4㌢、横1.8㌢ほどの大きさだ。
気持ち新たに業務に取り組もうと、当JAふれあい部の古志記子(こしのりこ)課長がデザインした。


阿部和孝組合長は「新しいシンボルマークを身に着け、一致団結して業務にあたる。JA職員一人ひとりが力を発揮し、組合員や地域社会へ貢献していく」と話す。

新たに作った胸章を全役職員が付け、仕事に励みます



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