2019年4月8日月曜日

【筍部会】 小ぶりでも味良し

「湯山たけのこ」初せり


筍部会は3月29日、松山市溝辺町にある筍集荷場で、県内唯一の臨時市場を開き、生食用筍の初せりを行った。裏年の今年は例年より3日遅い初せり。小ぶりだが、例年並みの良食味に仕上がっており、最高値は1㌔400円(税別)となった。加工用を含め、5月上旬にかけて50㌧を(前年対比約30㌫)を出荷する予定だ。

 今年産は8月以降の降水量が少なく猛暑が続き、さらに裏年のため出荷量は少ないが、「湯山たけのこ」の特徴である白くて肉質がやわらかい良質な筍に仕上がっている。味は例年並みに上々だ。今後の気温の上昇に伴い、4月中下旬に出荷最盛期を迎える。

 当日は、生産者16人が98口、529㌔の朝掘り筍『孟宗竹』を運び込んだ。
松山青果㈱のせり人の威勢の良い掛け声でせりが始まり、仲卸業者5社がせり落とした。平均単価は280円(同)。せり落とされた筍は、松山市内のスーパーマーケットなどで販売される。


県内唯一の臨時市場を開き、初せりを行いました

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