2020年7月29日水曜日

【産直市】 食材選びや保存方法役立てて!

手書きのポップが好評 


 JA松山市のふれあい産直市福音寺の商品陳列棚に設置している、手書きのポップが「分かりやすく、参考になる」と好評だ。店内にどんな野菜が並んでいるか分かるだけでなく、栄養価や保存方法なども書いてあるため、食材を選ぶ基準になる。健康を考えたバランスの良い献立づくりに役立ててもらいたい考えだ。

 ポップを並べ始めたのは、6月頃。来店客の利便性を考えたほか、明るく活気のある店舗を目指して、ポップを導入した。当JAのふれあい課の古志記子(こしのりこ)課長が手書きしており、既に20種類ほどを書き上げている。今後も生産者の出荷に合わせて、ポップを増やしていく方針だ。

 来店客は「ポップができてから、遠くからでもどんな商品が並んでいるのかが分かるようになった。栄養価も書かれているので、バランスの良い夕食づくりに役立てている」とほほ笑む。

店内に設置するポップ。一目で何の野菜が並んでいるか分かると好評!


2020年7月10日金曜日

【久万高原町】 急げ!盆前までの期間限定販売

久万茶の洋菓子が好評!


 久万高原町久万にある洋菓子店「やました菓子店」は5月下旬、JA松山市の久万茶部会が栽培した久万茶を使った「久万高原バウム抹茶味」と「ゆきんこボール久万茶」を発売し、人気を集めている。久万茶の味と香りが広がる逸品だ。毎年、5月下旬から盆前までの期間限定で販売していく。

 当JAは、久万茶の魅力を発信し消費拡大につなげようと、昨年末に、同菓子店のオーナーでパティシエールの山下比登美さんに、茶を使った菓子の製作を依頼した。
久万高原バウム抹茶味はワンホール1,600円(税込)、ゆきんこボール久万茶は600円(同)だ。苦味がでないよう茶葉の量を調節し、どちらも一番茶の煎茶を0.6㌫配合する。

 山下さんは「バウムクーヘンは食べ終わった後に、口の中が緑茶を飲んだように爽やかあがある。ゆきんこボールも好評」とほほ笑む。


久万茶を使った洋菓子を作り、販売する山下さん


  *やました菓子店*
   営業時間:午前10時~午後5時
   定休日:毎週火・水曜日
   問い合わせ:(0892)27-4183


2020年7月7日火曜日

【石井】 家庭菜園の悩みを解消!

おいしい野菜作りのノウハウ学ぶ


 女性部石井支部は6月16日、JA松山市の岡田明夫専務の圃場で、夏野菜の栽培講習会を開いた。希望者およそ20人が集まり、岡田専務と当JAの上岡将志営農指導員からスイートコーンやナス、ミニトマトなど計13種類の野菜の栽培のポイントを学んだ。参加者は家庭菜園での日頃の悩みを積極的に質問し、学んだ知識を活かして自宅でおいしく食べられる野菜作りを目指す。

同日、参加者が興味を示したスイートコーンの栽培方法について、指導員は「スイートコーンは自家受粉ができにくいため、他の花から受粉するように一列ではなく複数の列で栽培することや、分枝の雄花でも受粉するため株元から生えた分枝は取り除かないことが大切」と話した。

 同支部の池田加代子支部長は「学んだことを活かして家庭菜園でチャレンジしている。おいしい野菜をつくりたい」と意欲を見せる。

岡田専務(手前)から説明を受ける参加者

2020年7月3日金曜日

【市場】 コロナに負けない

生産者を支える販売努力


 松山青果㈱は、社員の検温など新型コロナウィルス対策を万全にし、通常通り業務を続け、生産者の生活と消費者の食を支えている。野菜の相場価格の上昇が見込めない状況でも、同社は需要がある業者にはセリより先に相対取引を用いて適正価格で販売する。セリ売りではスピード感あるセリの技術を使うなどして価格の底上げに努めている。

大きな天候不順もなく生産者の収量も平年並みであったため、同社の取扱量は昨年と大幅に変わりはない。しかし、学校給食や飲食店の営業自粛、加工業者の引き取り減少によって、県内野菜の4~6月初めの相場価格は昨年対比98%と低下している。
 セリ人を務める同社の松田竜一課長は「新型コロナウィルスの影響はすぐには回復しないと考えている。主要産地のタイムリーな相場情報を仕入れながら少しでも高く売りたい」と話す。

買取競争を行う商人ら


2020年7月1日水曜日

【久万高原町】上浮穴高校生の力作を展示

「幸せと明るい未来」を花に込め


愛媛県立上浮穴高等学校の森林環境科の2年生4人は、中国四国農政局愛媛県拠点から依頼を受け、県産の切り花を使ったフラワーアレンジメントを制作した。作品は6月30日から7月3日にかけて、松山地方合同庁舎に展示している。

 同取り組みは、農林水産省の「花いっぱいプロジェクト」の一環。県産の花きのピーアールと消費拡大につなげようと、同拠点が計画した。県内6校(丹原・今治南・上浮穴・西条農・伊予農・大洲農)が制作し、6月17日から7月末まで週替わりで展示した。 同校の生徒は、「幸せと明るい未来を運ぶ」をテーマに、さくらひめやひまわりなど計9品種を使い、フラワーアレンジメントを完成させた。

同校の生徒が制作したふくろうやSL(蒸気機関車)の木工品を使用し、花と木の調和を意識しながら、およそ1時間半で飾りつけた。

真剣に、フラワーアレンジメントを制作する生徒

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