2016年7月8日金曜日

【岡田】新鮮届け「食の感動」味わって

スイートコーン栽培に尽力

10年以上前からスイートコーンを栽培する松前町昌農内の重川鐵(てつ)さん(71)と颯子(さつこ)さん(71)夫妻は、例年3月上旬に定植し6月上旬から出荷するが、今年は2月下旬から定植し始めた。スーパーマーケットと契約し、5月27日から早期出荷を実現する。レタス栽培で使った二重被覆のトンネルを生育前半のみ使い、保温性を活かし早期栽培する「半促成栽培」を取り入れる。

また、一昨年前から同町浜の農家・満田泰三さん(90)の勧めで秋播き栽培にも着手。8月上中旬に定植し、10月上旬から下旬にかけて出荷する予定だ。両品種を20㌃で栽培し、年間およそ6回定植し計2.5㌧を見込む。

「消費者に新鮮かつ作物本来のおいしさを届け、『食の感動』を提供し、
地域農業支援者を増やしたい」と話す重川さん

2016年7月6日水曜日

【久米】3年続く癒しの生け花教室


季節の花で涼しさ表現

女性部久米支部の「花を楽しむ会」は、身近な花を使って季節を感じようと、3年前から生け花教室を開いている。毎回、部員らが育てた季節の花を持ち寄って生けている。完成品は部員らが総評し、自宅に持ち帰り鑑賞を楽しむ。

今年度2回目の教室は6月16日、久米支所で開き、部員らは紫陽花や菖蒲、スモークツリーなど15品種以上もの花材を使い、空間を活かし思うがまま生けた。華道の資格を持つ部員のアドバイスを受けながら、一時間ほどで10作品が完成した。

代表の奥岡日登美支部長は「一緒に生けながら、身近な花で季節や風情を感じられるのが良い」と微笑む。

完成した作品を前に、それぞれが感想を伝え合います

2016年7月4日月曜日

【裸麦】裸麦の検査行う

640t入庫、一等比率81%

県内有数の裸麦産地であるJA松山市は6月上旬から下旬にかけて、小野・岡田地区、伊予カントリーエレベータで裸麦の入庫検査をした。今年産は、昨年11月の播種時と2月の生育期の高温で、例年より早めに生育。降雨により収穫は遅れたが、品質はまずまずだ。計640㌧が運び込まれ、一等比率は81㌫だった。

検査員は穀(こく)刺(ざ)しを使って一袋から1,000粒を抜き取り、カルトンに出して、整粒の割合や異種穀粒などの混入の有無、形質・色味などを目視で確認。その後、水分計で水分量と容積重を量り、等級をつけた。

検査員の資格を持つJA職員が運び込まれた裸麦を一袋ずつ検査します

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