2017年6月7日水曜日

【筍部会】タケノコ有効活用で収入

国産メンマ普及へ

筍部会は昨年から、2㍍ほどに伸びたタケノコをメンマの原料として出荷し始め、国産メンマの普及に一役買っている。今までは竹林整備のため、親竹にするもの以外は伐採していたが、有効活用でき、新たな収入を確保できるようになった。

同取組みは、国内大手飲食メーカー「餃子の王将(㈱王将フードサービス)」が、愛媛県の竹林に注目し、生産がスタートした。

部会員らは、タケノコの皮をむき、出荷規格に合わせて長さを切るなどしてキャリーに入れ、同JAへ出荷する。県森連や加工会社を経て、メンマへと加工され、餃子の王将の食材として使用される。

乾燥機を持っている相田部会長は、乾燥させてから出荷します

2017年6月5日月曜日

【裸麦】粒が大きく、実入り良い仕上がり

黄金に輝く裸麦を収穫!

愛媛県が30年連続で生産量日本一を誇る裸麦。主要産地の一つ、松前町では5月中旬から下旬にかけて刈取りを迎えた。今年度は、昨年10月下旬から11月下旬の播種時期に天候に恵まれ、その後も高温が続き、例年より早めに生育。3月中旬以降に気温が低下したため、収穫時期は平年並みとなった。

同町で裸麦「マンネンボシ」を計12㌶栽培する赤星文人(ふみと)さん(56)は5月中旬から、およそ1週間かけて収穫した。「播種時期に雨がなく、順調に作業でき、収量は例年並みかそれ以上になりそうだ。穂先が長く、出来栄えは上々。県内外の多くの人に、味噌などの加工品を食べて喜んでほしい」と微笑んだ。

収穫適期を迎えた裸麦をコンバインで刈取る赤星さん

2017年6月2日金曜日

【JA】「農業」ってなあ~に?

教材本120冊を贈呈

JA松山市は5月16日、松山市余戸中にある松山市立さくら小学校を訪れ、JAバンクが制作した食農教育の教材本120冊とDVDを無償で寄贈した。農業や食への理解を深めてもらおうと、全国のJAでは平成20年度から、子ども達に向けて食農教育を支援する取組みを実施している。

贈呈式には、5年生の児童8人が出席し、森映一組合長が代表の岡山(おかやま)楓香(ふうか)さん(10)、参田(さんた)恵慈(けいじ)さん(10)に副教材を手渡した。同校は、5年生の社会科の授業で活用していく。

森組合長は「おいしいお米や野菜などを育ててくれた人への感謝の気持ちを大切にしてほしい」と呼びかけた。

贈呈式には、乘松秀樹校長と児童8人が出席しました

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