2017年3月31日金曜日

【湯山】出荷者目線で改築

筍集荷場をリニューアル

たけのこの出荷シーズンを目前に控えた3月上旬、JA松山市は松山市溝辺町の筍集荷場を改築した。生産者が軽トラックでスムーズにたけのこを搬入できるよう、敷地内をアスファルト舗装し、間口を広くとった。また、場内の壁と鉄筋柱を白や肌色にし、明るい雰囲気にした。

同集荷場は、木造建築で築51年が経ち、老朽化が進んでいたため、JA全共連愛媛の地域・農業活性化活動支援助成金を活用し、建て替えた。鉄筋造の平屋建てで、延べ面積は198平方㍍(およそ60坪)。生産者でもある宮本民夫理事(68)は「立派な施設でやる気が増す。生産者と協力し、1キャリーでも多く出荷したい」と話した。

役員や関係者らが集荷場を訪れ、場内を確認しました

2017年3月29日水曜日

【農業塾】野菜作りを続けたい

一年間の活動を振り返る

農業塾は3月7日、本所で閉塾式を開き、第6期生の15人が卒業した。 今後も農業に携わり、出荷してもらおうと、JAが塾生全員に収穫包丁や芽切りばさみを贈った。

塾生らは年10回の授業で、土づくりや病害虫防除、販売方法など、生産から販売までの一連の流れを学習した。各自が育てたい作物を栽培し、基本的な管理を学んだほか、松山市の特産品「松山長なす」の誘引や剪定など専門的な技術も教わった。塾生らは「自分で作りたいという意欲が高まった。様々な種類の野菜を出荷できるよう頑張りたい」「習ったことを活かし、立派な松山長なすを作るのが目標」と意欲的に話した。

「農業塾で学んだことを活かし、野菜作りを続けたい」と話す塾生

2017年3月13日月曜日

【小野】雨でも来場者多数!

第25回小野支所まつり盛大に!

小野支所は2月5日、松山市北梅本町の梅本出張所で第25回小野支所まつりを開いた。くじ付き餅まきや農産物の品評会、久万茶やパットライスなどを販売し、来場者を迎えた。

毎年大好評のくじ付き餅まきは、降雨により選果場内で実施。150㌔分の紅白餅を午前と午後の2回でまいた。計800本の当たりくじが入っており、特賞の自転車を引き当てた、松山市水泥町の佐伯陽子さんは「自転車がほしいと思いよったけん、嬉しい」と喜んだ。

餅の実演販売では、地元産のもち米90㌔を使って杵と臼でついたほか、女性部のうどんといなり、おでんのバザーは700食分が売り切るほど人気を集めた。


雨のため選果場内で行った餅まき。多くの来場者が訪れました

2017年3月11日土曜日

【共済部】〝気をつけてね〟LAが手渡し

反射たすきで高齢者守る

高齢者の運転や夜間外出時の交通事故が全国で増加している現状を踏まえ、JA松山市は初めて、70歳以上の自動車共済の契約者全員に、反射たすきを手渡している。この取り組みは同JA独自のもので、3月17日までに、LA(ライフアドバイザー)が顧客宅を訪問し、交通安全を呼びかけるとともに、万一のときに備えて、同共済の保障内容のグレードアップも提案していく。

同JAは地域住民が安心して暮らせるよう、1月30日から、LA計44人が全戸4,750世帯に配布している。反射たすきを受け取った松山市市坪南の本田耕作さん(74)は「狭い道が多く、事故も多い。早朝や夕方にたすきをかけようわい」と喜んだ。

LAから反射たすきを受け取る本田さん

2017年3月10日金曜日

【南部】健康考え毎年継続!

米こうじから甘酒作り

松山市高井町の武智紀代美さん(76)は、自家栽培した米「あきたこまち」とJA松山市で購入した種こうじ菌を使って、米こうじから手作りし、甘酒を楽しんでいる。毎年、温度が高く発酵しやすい夏に米こうじを作り、畑で採れたショウガを入れて年中味わっている。

武智さんの夫(81)が8年前に、体調を崩したため、食事面を見直そうと、栄養豊富な甘酒を作り始めた。年間で計15㌔分の米こうじを作っている。

武智さんは、米を蒸して種こうじ菌を混ぜ、新聞紙などで包んで発酵させ、米こうじを作る。保温器にお湯と米こうじを入れ、フタを開けて布巾を被せる。8~10時間で甘酒が出来上がる。

「砂糖を入れてない、自然の甘さがおいしい」と手作りする武智さん

2017年3月9日木曜日

【岡田】新玉ネギに手応え!

超極早生品種いち早く栽培

松前町昌農内の重川鐵(てつ)さん(72)、颯子(さつこ)さん(72)夫妻は、JA松山市管内でいち早く、玉ネギの超極早生品種「トップゴールド305」の栽培に挑戦し、手応えを感じている。一般的な新玉ネギが出回る時期よりも早い11月下旬から収穫できる品種で、2月中旬にかけて㈱松山生協の生産者コーナーなどに出荷し、人気を集めた。

二人は昨年9月中旬、3.3㌃に3,800本を定植。地温が上がらないように白色の玉ネギマルチを使ったほか、病害虫の予防防除と株元の除草をして管理し、およそ1.2㌧を出荷した。また、重川さんが代表を務める農事組合法人「おかだファーム」でも同量を栽培し、㈱伊予連合農協青果に出荷した。

玉ネギの「トップゴールド305」は、葉まで食べられる
珍しい品種で、甘くておいしいと評判です

2017年3月8日水曜日

【女性部】家の光大会へ出場!

楽しい活動を全国へ発信

女性部の浮穴支部長の立花真弓さんは2月14日、愛媛県の代表として、広島県広島市で開かれた都道府県代表体験発表会に出場した。立花さんは、雑誌「家の光」の記事を活用したグループ活動の楽しさをアピールし、家の光協会会長賞を受賞した。

立花さんは「仲間とハツラツ活動を!~先生は家の光~」と題して、料理や手芸、体操グループの活動内容を紹介したほか、新たに仲間を増やそうと、支所に看板を作って活動を発信する取り組みなどを発表した。

同大会には、全国からJAの女性部員や役職員などおよそ2,000人が出席。記事活用の部で47人の代表者が、日頃の取り組みを主張した。

家の光協会会長賞を受け取る立花支部長

2017年3月7日火曜日

【筍部会】相田部会長が視察を受入

情報共有し品質の良い筍を

筍部会の相田安春部会長(73)は2月上旬、松山市湯山の竹林に、JAえひめ中央中山支部筍部会の視察を受け入れた。県内有数の筍産地として、ともに良質な筍を栽培しようと、生育に合わせた年間の管理方法や出荷形態などを説明し、販売の動向や今年の出荷見込みを確認するなど、情報交換をした。

視察には16人が訪れ、相田さんは部会で徹底している施肥方法や圃場管理などを説明。視察団は、湯山地区の粘りのある赤土や、太りの良い親竹を見て、親竹の伐採頻度や施肥時期などを質問した。

JA松山市筍部会は3月上旬頃から早掘り筍の出荷する予定だ。

相田部会長(手前)の説明に聞き入る、視察団員ら

2017年3月6日月曜日

【白葱部会】栽培講習会で再確認

白葱栽培へ意欲高める

3月から始まる白葱の播種を目前に控え、白葱部会は2月16日、川上支所と北伊予支所で栽培講習会を開いた。品質と収量の向上を目指そうと、講師のみかど共和㈱の嶋崎聡さんから品種の特性や栽培方法、防除のポイントなどを学び、再確認した。

今年度産は、夏場に1ヶ月以上の降雨がなく、土壌が極度に乾燥したことから、葉が褐変する病や、軟腐病が多く発生し、収量が減った。それを踏まえ、嶋崎さんは「出荷量を安定させるためにも、堆肥などを混ぜ込んだ土づくりで根の張りを促し、夏場の夕方潅水をして発病を防ごう」と部員らに呼び掛けた。

部会員計43人が出席し、今年度の課題や他県の
栽培状況も参考に、栽培ポイントを学びました

2017年3月4日土曜日

【JA】旬の野菜に来場者賑わう

まつやま農林水産まつりに出店

JA松山市は2月18・19日、松山市大可賀のアイテムえひめで開かれた「第11回まつやま農林水産まつり」に出店した。管内で採れたイチゴや白葱、ダイコンなど計6品目の旬の野菜を販売し、大勢の来場者にピーアールした。

初日は、開店と同時に新鮮な野菜を買い求める客で賑わい、ダイコンは1時間足らずで売り切れるなど人気を集めた。購入者は「地元の野菜なら安心して食べられる」と微笑んだ。

今年は、子ども達に野菜に触れて興味を持ってもらおうと、食育フェスタのブースに、プランターで栽培する芽キャベツやニンジンなどの野菜を提供した。子ども達は、実や葉に触れたり、匂ったりして観察した。

農業塾で育てたブロッコリーを販売しました

2017年3月3日金曜日

【農業塾】最後の野菜収穫

冬野菜の包装を体験


農業塾を卒業後も野菜作りを続け、出荷してもらおうと、第9回目は2月8日、松山市北斎院町の圃場で開き、収穫したレタスと白葱の包装作業を体験した。また、各自のスペースで栽培するニンジンやキャベツなどの冬野菜の収穫を楽しみ、マルチを取り除いて圃場の片付けをした。

塾生らは、営農指導員の手本を見ながら、レタスと白葱を包装。レタスはフィルムシートで包み、白葱は根元を切って外皮を取り除いた後、米袋の紙で包んで、滑らせるようにして袋詰めした。塾生は「簡単そうに見えたが、実際にやってみると難しくて、農家の苦労や凄さを実感した」と話した。

収穫した白葱を紙袋で包み、スムーズに袋詰めする塾生ら

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