2018年7月30日月曜日

【農業塾】 松山長なす高収量を目指して

「一芽切り返し剪定」を学ぶ


 第3回目の農業塾は7月10日、JA松山市の石井センターと松山市居相にある圃場で開き、松山長なすの整枝と剪定をしたほか、黒大豆を定植した。また、9月上旬に定植予定である大根や白菜などの秋冬野菜の栽培計画と、品目の選定方法を学んだ。

 塾生16人は良質な松山長なすを長期間安定して収穫するために、収穫と同時に枝元の一芽を残して剪定する「一芽切り返し剪定」を学んだ。塾生は、JA営農指導員から枝を切る位置を教わりながら作業し、収穫が続く10月上旬まで整枝や剪定を繰り返し行っていく。

 塾生の髙橋かよさんは「一芽切り返し剪定は難しかった。営農指導員に教えてもらってイメージはできたので、繰り返し手入れをして覚えていきたい」と意気込んだ。


塾生は黒大豆『丹波黒』を定植し、枝豆として10月中下旬に収穫する予定です

2018年7月26日木曜日

【営農】枝豆・ピーマン部門で6人が輝く

野菜生産改善共進会で表彰

JA愛媛野菜生産者組織協議会は6月28日、松山市安城寺町にある(株)えひめ飲料で「第43回通常総会」を開き、野菜生産改善共進会の表彰式や感謝状の贈呈式などを行った。

JA松山市からは、平成29年度の同共進会で6人の生産者が入賞した。
 同共進会のピーマンの部では、久万高原町の御三戸地区の田本豊弘さんが県知事賞に輝いた。10㌃当たりの収量や秀品率の高さが評価され、受賞に至った。県本部長賞には、大野晃さん(直瀬)が選ばれた。

また、協議会会長賞の枝豆の部では、八束まゆみさん(北伊予)と木下務さん(北伊予)が、ピーマンの部で西尾道尊さん(父二峰)と石丸広幸さん(明神)が受賞した。

県知事賞に輝いた、ピーマン農家の田本豊弘さん

2018年7月14日土曜日

【ピーマン部会】 ピーマン順調な滑り出し

8月上旬に最盛 計600㌧出荷


ピーマン部会は6月11日から出荷が始まっている。病害虫の発生もなく、順調な滑り出しだ。最盛期の8月上旬頃には、久万野菜選果場で日量最大13.5㌧の選果を見込む。11月上旬にかけて、四国や阪神、奈良方面に、昨年と同量の計600㌧を出荷する予定だ。

 今年度は、定植後の5月上旬から気温が高かく推移し順調に生育。今年から同部会員に液肥を助成し、5月中下旬に各自が散布したことも生育の良さにつながっている。今後、病害虫が発生しやすいため早期防除をするほか、長雨による根痛みを防ぐため排水を徹底していく。

 同部会は、久万高原町の122人がおよそ12㌶で、『京波』『京ひかり』『ピクシー』を栽培する。ピーマンは同選果場で、作業員が傷や形状を目視で確認し2等級に選別した後、CCDカラーカメラで4階級に仕分ける。


8月上旬頃に最盛期を迎えるピーマン


2018年7月11日水曜日

【石井】 はじめましてMAです

自己紹介シート訪問手渡し


石井支所のMA、田下竜太朗職員は、集金や推進時に手製の自己紹介シートを配布し始めた。今年から同担当になり、組合員や地域住民と信頼関係を築くための起爆剤として作成。1年かけて担当する地区に3,000枚を配布していく。

 田下職員は4月から新規顧客を訪問するなかで、JAについて「金融業務をしていない」「農家しか利用できない」というイメージを持っていることを痛感。それらを払拭すると同時に、自身を知ってもらおうと、5月中旬にチラシ作成を思いついた。
A4サイズの白黒で、自身の似顔絵と、出身高校・大学や、特技のサッカー、意気込みなどを紹介する。

 同月下旬から配布を始め、同シート裏にはJA松山市独自の貯金キャンペーンを印刷する。「MAになったばかりで不慣れだが、シートを会話の糸口にし早く顔を覚えてもらいたい」と意気込む。

自己紹介シートの説明をする田下職員(右)

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2018年7月9日月曜日

【川上】 笑顔でにぎわう手芸教室

ペンダントとストラップ作り


女性部川上支部の「手芸教室」は6月22日、川上支所で会員同士の交流を目的に、紙ひものクラフトバンドを使ってペンダントとストラップ作りをした。

ペンダントとストラップは、好きな色のクラフトバンド4本を手で編んで3㌢の正方形型に仕上げる。ひもやストラップに通して、ビーズやすずをつけて完成だ。今回参加した11人は、1個を10分程度で完成させた。会員は「指先を使うので頭の運動になる。コーディネートのアクセントにしたい」と楽しんだ。

同教室は作りたいものを会員で相談し、得意な会員が先生役となって毎月活動する。今回、先生役となった花山千津江さんは「1~2個目はみんな苦戦していたが、教え合いながら、楽しんでいたので良かった」と微笑んだ。来月はクラフトバンドで「夏の金魚リース」を作る予定だ。

談笑しながら、会員同士で教え合います  





世界に1つだけのペンダントが完成?

2018年7月5日木曜日

【茄子部会】 松山長なす100㌧県内外へ

出荷に向け意識統一


茄子部会は5月中旬から松山長なすの出荷が始まっており、8月上旬から下旬にかけて出荷最盛期を迎える予定だ。11月中旬までに県内や関西方面におよそ100㌧(前年比114・7㌫)の出荷を見込み、2,600万円の販売高を目指す。

同部会は、13支部の50人が217.5㌃で松山長なすを栽培する。今年産は5月上旬の寒さにより、一部で生育の停滞がみられたが、その後は病害虫の発生も少なく、順調に生育している。

 6月1日には同部会員の圃場を巡回し、生育状況や病害虫の有無などを確認した。出荷協議会では等階級の確認など、出荷に向けて意識統一を図った。
松山市久米窪田町の岡本英也(ひでや)さん(66)は「品質向上や病害虫防除に努め、安定供給を目指したい」と意気込んだ。

営農指導員と病害虫の有無を確認する茄子部会員(左)

2018年7月2日月曜日

【北伊予】 職場体験受け入れ

伊予校生にJAの役割伝える


北伊予支所は6月19日、県立伊予高等学校の職場体験を受け入れた。参加した1年生6人は、JAの総合事業の説明を受け、施設見学や窓口業務を体験したほか、子会社の㈱松山生協北伊予店で野菜のパック詰めやレジ打ちをした。働く意義を学び、JAが食と農、地域と密接に関わっていることについて理解を深めた。

 同支所は同校から依頼があり、昨年に続き2回目の受け入れとなる。生徒は「祖母が農家なので農業をやってみたい」「地元や農業に関わる仕事をするJAに興味がある」と参加したという。

生徒は、同支所の大政孝司所長から教わりながら模擬紙幣を数える札勘定や、窓口で接客の練習をした。野菜集荷場を見学し出荷までの流れも学んだ。門屋翔太さんは「お札を数えるのが難しかった。仕事は難しく大変だと感じたが、学んだことを将来に活かしたい」と話した。



窓口で接客の練習をする伊予高生

 

野菜集荷場を見学し、松山生協でレジ打ちをしました

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