2018年5月29日火曜日

【農業塾】「第8期」農業塾が始動!

農業の基礎知識を学ぶ

農業塾は5月9日、本所で第8期生の開塾式を行った。「野菜作りを学びたい」という30~80代の男女17人は来年3月まで、JA松山市の営農指導員やJA全農えひめの職員から野菜を栽培するうえで必要な知識や技術を学ぶ。最終的には就農や産直市などへの出荷を目指す。

第1回目の実習は同月12日、松山市居相にある圃場で、松山長なすや白ネギ、スイートコーンなどの植え付けをした。松山長なすはU字仕立てにするために、苗を植える深さや向きを揃えることに注意しながら定植した。また、各自が好きな野菜を栽培するスペースでは、トマトやピーマン、ズッキーニなどを定植し、塾生が責任をもって栽培していく。
塾生最年少の越智さん(31)は「農家に嫁いだので、農業の知識を身につけたい。将来は出荷できるような作物を作りたい」と意気込む。

キュウリの苗を丁寧に定植する塾生

2018年5月21日月曜日

【石井】 白ネギの生産拡大へ

青壮年部が農機をリース


 青壮年部石井支部は、JA松山市から管理機と白ネギの定植機『ひっぱりくん』を一台ずつリースしている。冬場の主力品目として白ネギを生産しようと、同JAに要望した。新規栽培者が2人おり、生産増に向けて勢いを増す。

 同JAは1日単位で農機を貸し出し、リース料金を受け取る。初回はJA営農指導員が付き添い、使い方を説明する。管理機はゴム製のキャタピラ1輪で駆動し、小回りがきき操作しやすく、傾けた方向に進む。定植機はチェーンポット専用で、苗箱のまま設置でき、定植後は土寄せと鎮圧ができる。

同地区で白ネギを栽培する名田勉さん(69)は「今までの定植機やったら、最後に板ぐわで土をかけよったけん腰が痛かった。新しい定植機はあっという間にできる。リース代金も安いけん、助かる」と満足する。

白ネギの定植機を使い、利便性を実感する青壮年部員
4月21日には、同JAの岡田明夫常務が名田さんの圃場で管理機で
植え溝を作り、『ひっぱりくん』で白ネギを定植しました

2018年5月17日木曜日

【女性部】 女性部総会開く

笑顔の絶えない活動を!


 女性部は4月17日、本所で女性部総会を開いた。13支部の171人が出席。2017年度の活動報告および収支決算の承認、今年度の活動計画など4議案を承認、可決した。同部は今年度、地域農業を守るため、地元食材を使った伝統食や家庭の味を次世代に伝える活動に重点的に取り組む方針だ。小池美毬女性部長は「笑顔を絶やさず活動していきましょう」と挨拶した。

 会では、本部役員を通算10年以上務めた白石君子さん(石井)と家久洋子(ひろこ)さん(小野)、相原君子さん(北伊予)を組合長表彰した。同役員を通算6年以上務めた重松照子(てるこ)さん(小野)を女性部表彰した。

 また、豊岡台病院院長であり、日本笑い学会四国支部代表の枝廣篤昌(あつまさ)さんを招き、「笑いのチカラ」と題して落語を交えた講演を開いた。

「笑顔を大切に活動しましょう」と挨拶をする小池女性部長

2018年5月14日月曜日

【松前】 自然の中で子どもと交流

岡井さんレンゲ畑を提供


 松前町南黒田の農家・岡井剛太郎さん(77)は4月23日、自身のレンゲ畑に地元保育所の子どもたちを招待した。自然とふれあう楽しさを感じてもらおうと、地元老人会も協力し、毎年行っている。子どもたちは老人会のメンバーとレンゲを摘んだり、走り回ったり、寝転がったりして交流した。

 招待したのは、同町の黒田保育所と松前ひまわり保育所の満1~5歳の子ども計109人。岡井さんや老人会のメンバーと手をつないで歩いたり、花輪を作ったりして、およそ30分間楽しんだ。子どもたちは「きれいなレンゲがとれた」「お母さんに持って帰る」と満喫した。

 岡井さんは昨年10月上旬、15㌃にレンゲを播いた。岡井さんは「子どもたちも楽しそうやったし、一緒におると元気をもらえる」と微笑む。

「レンゲきれい~?」と笑顔の子ども達






2018年5月10日木曜日

【筍部会】 『湯山たけのこ』最盛

5月上旬までに300㌧


 県内有数の筍産地である湯山・河中地区では4月上旬、生食用筍の収穫最盛期を迎えた。筍部会員が連日、日量1.5~2㌧を集荷場に持ち込んだ。生食用は4月中旬まで、加工用は4月中旬から5月上旬まで出荷が続き、計300㌧を見込む。

 今年産は表年にあたるうえ、今春の温暖の影響で順調に生育。肥大も良好で品質も上々だ。早掘り筍は2月下旬から京都市場へ出荷し、3月26日からは同部会が県内唯一の筍臨時市場を開きセリを行っている。

 4月22日には、松山市末町にある奥道後壱湯の守の特設会場で、毎年行っている「たけのこまつり」を開いた。朝掘り筍やボイル筍を店頭に並べ、用意したおよそ700㌔が完売し、大盛況だった。

早朝から筍を掘る相田部会長

生食とボイル筍およそ700㌔が完売しました!

2018年5月7日月曜日

【共済部】 顧客ニーズくみとる

LAが全戸訪問し推進


 共済部は4月4日、本所でLA(ライフアドバイザー)の進発式を開いた。
全共連やJA役職員、LA計58人が出席。LA44人は、タブレット端末『Lablet's(ラブレッツ)』を活用しながら、顧客のニーズに合わせた保障を提案していく。

今年度はLAが全戸を訪問するなかで、新商品「生活障害共済」の情報提供や、現在加入している保障内容の確認や見直しを行っていく。LAを代表して森威文(たけふみ)職員(久枝)が「ニーズに合わせた保障を複数提案するほか、ニューパートナーの獲得拡大に向け全力を注ぐ」と決意表明をした。
目標達成に向け、全員でだるまに目入れをした。

 森映一組合長は「組合員のもとにしっかりと足を運び、ニーズに応えながら推進してほしい」と話した。


目標達成に向け、だるまに目入れをするLA

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