2018年12月28日金曜日

【JA】よい子のまんぷくフェスタ

体験して農業を身近に!

JA松山市は12月15日、本所で「よい子のまんぷくフェスタ2018」を開いた。親子で農業のすばらしさや旬のおいしさを知ってもらおうと、今年度で9回目。種だんごづくりや新米のすくい取り、セリ市、餅つきなど数多くの体験型イベントを催した。多くの家族連れが訪れ、賑わった。

セリ市体験には多くの人が訪れました

一昨年度から実施する、泥だんごに好きな種を入れる「種だんご」づくりは、作ったあとに自宅に持ち帰ってプランターで野菜づくりを楽しんでもらう。イベント後も、食や農業への関心を持ち続けてもらうことが目的だ。

参加した子どもは、ホウレンソウやニンジンなど計6種類の中から好きな野菜の種を選んで、種だんごを作った。「芽が出るのが楽しみ」と笑顔で話した。

当JAは「食や農業が生活に欠かせない身近なものであることを、イベントを通して感じてもらいたい」と話した。

子どもたちに大好評の「種だんご」

2018年12月26日水曜日

【石井】生産者と消費者が交流

活気あふれる石井農業祭

JA松山市の石井地区運営委員会は12月2日、松山市東石井にある石井センターで「第36回石井地区農業祭」を開いた。組合員や地域住民と交流を図り、農業に親しみを感じてもらうほか、地域活性化を目的に毎年開く。総代や青壮年部、女性部などが協力し、多彩なイベントで来場者をもてなした。

地元農家が丹精して栽培した新鮮野菜などの即売会は好評で、昼頃には完売。来場者は生産者から安全安心な農産物を低価格で購入し、選び方や調理方法を聞くなどして交流を楽しんだ。また、午前と午後に1回ずつ行うくじ付きもちまきは、紅白もち計150kgを用意。当JAの役員などが盛大にまき、数多くの来場者が参加した。

他にも、女性部によるつきたてのよもぎと紫いも、白もちの販売や、果樹部会興居島支部による温州みかんの試食販売などを行い、祭りを盛り上げた。

来場者とコミュニケーションを図る生産者(中央)

2018年12月13日木曜日

【松前】 92歳の挑戦

落花生を松前町の特産に!


 松前町を落花生の産地にしようと、同町浜の農家、満田泰三さん(92)は、落花生の栽培に力を注いでいる。健康に良いだけでなく、栽培のしやすさにも着目。近隣農家に栽培を勧めると数人が作り始めるなど、関心の輪が広がっている。満田さんは「『産地づくり』という夢を達成するまでは、現役で農業を続ける」と目標を掲げる。

満田さんは10年前から、自家消費用に落花生を200株栽培している。最近テレビで、落花生は抗酸化作用や美肌効果などの効能があると知った。比較的栽培しやすく、同町の砂地や天候が栽培に適しており、高齢農家でも作りやすく、収入の確保にもつながるため、今年から本格的に栽培をスタート。5㌃で1000株を栽培する。満田さんは「他の生産者の見本となれるよう、来年は2000株を植える」と意気込む。


「落花生の産地づくりを進め、町を活性化させたい」と話す満田さん

10月下旬から11月に収穫期を迎えた落花生

2018年12月10日月曜日

【女性部】 地域の女性と交流

女性部の「おうちパン」教室


 活動を通して女性部の魅力を知ってもらおうと、同部は11月12日、JA松山市の川上支所で地域の女性限定のパン教室を開いた。同部川上支部のパン教室のメンバーが講師となり、旬の野菜や柑橘を使ったオリジナルの無添加パンを5種類作った。参加者の中には部への加入を検討する人もおり、同部は手応えを感じている。

同部は一昨年前から年1回、若年層向けのイベントを開く。部への加入を促し組織の活性化を図るほか、地域との交流を深めている。
当日のメニューは、「白ネギと里芋のとろ~りピザ」、同部興居島支部手作りの伊予柑マーマレードを使った「興居島産の伊予柑マーマレードパン」など。参加した15人は、ピザ生地を手ごねしたほか、成形を行って交流を深めた。参加者は「おいしい。家でも作りたい」と微笑んだ。


焼きたてパンに微笑む講師と参加者

本日のメニュー

  • 白ネギと里芋のとろ~りピザ
  • 興居島産の伊予柑マーマレードパン
  • 昔ながらのホッコリあんぱん
  • ごはんパン
  • バターロール

2018年12月6日木曜日

【JA】 2年ぶりの大相撲松山場所

久万高原清流米を贈呈


 愛媛県内のJAグループの各団体で組織する大相撲松山場所実行委員会は10月25日、松山市市坪西町にある県武道館で、大相撲松山場所を開いた。組合員や地域住民など、およそ4,000人の相撲ファンが詰めかけた。横綱の鶴竜と稀勢の里や、大関や関取などおよそ100人の力士の登場に歓声が沸いた。

 同市への巡業は2年ぶり。同場所開催の記念に、同実行委員長でJA松山市の森映一組合長が日本相撲協会へ久万高原清流米を180㌔贈呈した。春日野親方が原昌文県副知事に、西日本豪雨の義援金と目録を手渡した。

 会場では、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をユーモラスにわかりやすく解説する「初っ切り」や、髪結い実演などが披露された。結びの一番で土俵に立った両横綱は、立ち合いから四つの組み合いに。鶴竜が稀勢の里を寄り切った。


鶴竜に久万高原清流米を手渡す森組合長(右)

多くの相撲ファンが見入った、鶴竜と稀勢の里の取り組み

2018年12月3日月曜日

【久米】 会場埋め尽くすくじ付きもちまき

久米農業祭盛大に


久米支所は11月25日、南部出張所で「第16回久米農業祭」を開き、地域住民と交流を深めた。運営委員会や青壮年部、女性部が協力し、毎年開催。地域に定着してきており、数多くのイベントに老若男女が訪れ、楽しんだ。

 まつりの目玉である、午前と午後1回ずつ行ったくじ付きもちまきは、会場を埋め尽くすほどの人が訪れた。もち米計180㌔分の紅白もちをJA松山市の役員などがまき、特賞の石油ファンヒーターが当たった松山市久米窪田町の田中俊匡さん(26)は「毎年、農業祭に来ている。景品が当たるのは初めてで嬉しい」と喜んだ。

他にも、女性部と青壮年部によるきねと臼を使ったもちつきの実演販売や、うどんといなり寿司のバザー、果樹部会興居島支部によるかんきつの販売、農産物の品評会、地元小学生による水軍太鼓の演奏などを行い、会場を盛り上げた。

きねと臼を使って、もちをつく青壮年部員





くじ付きもちまきは、大勢の来場者がつめかけました

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