2018年4月26日木曜日

【興居島】 病害なく品質上々

興居島レモン12㌧出荷


 ごご島共撰は4月12、13日の両日、松山市泊町のごご島センターでレモンを選果した。今年産は黒点病の発生がなく品質は上々だ。爽やかな酸味のあるレモンに仕上がっている。中玉を中心に、地元市場をはじめ、大阪や奈良、名古屋方面に、生食と加工用をおよそ12㌧(前年対比148㌫)出荷した。

 当日は、ベテラン作業員5人がレモンの傷や病害の有無を目視で確認しながら、特大・大・中・小と、加工用に選別し、それぞれ箱詰めした。作業員は「特に今年は、全体的にきれいな仕上りだ」と話した。

 レモンは、泊・鷲ヶ巣地区の21人が68㌃で生産する。早い人は荷受けの1ヵ月前に収穫し貯蔵している。その後、庭先選別し、同月9~11日にかけて同センターに運び込んだ。


手際良くレモンを選別するベテラン作業員

2018年4月16日月曜日

【筍部会】 初せり最高値1㌔700円

『湯山たけのこ』本格化


 筍部会は3月26日、筍集荷場で県内唯一の筍臨時市場を開き、生食用筍の初せりを行った。表年の今年産は昨年より5日早いせりとなった。昨年の夏から秋頃の適度な降雨により、順調に生育し、筍の根元が太く良質な仕上がりだ。最高値は1㌔700円。4月中旬にかけて20㌧(前年比165㌫)の出荷を見込む。加工用は4月中旬から5月上旬にかけて、およそ280㌧を出荷する予定だ。

 同日は、生産者21人が113口、774㌔を運び込んだ。松山青果㈱のせり人が筍を一口ずつ回ってせりを行い、仲卸業者5社がせり落とした。仲買人は「初日から大きな筍がたくさん出とる。今季は期待できる」と話した。
相田安春部会長(74)は「今年は豊作の年で形が良く、太い。味もおいしい」と微笑む。


朝掘り筍が次々とせり落とされる臨時市場

2018年4月12日木曜日

【JA】 優績JAとして表彰!

さらなる信用サービスを強化


 信用事業の発展に長年貢献し、優れた業績を挙げたとして、JA松山市は2月20日、東京都で開かれた第17回JAバンク全国大会で優績JAとして表彰を受けた。森映一組合長と、金融推進部の来島正宜(まさよし)部長が、農林中央金庫の河野良雄理事長から表彰状を受け取った。

 同大会には全国のJA組合長や信用事業担当者など、およそ280人が参加。計44JAと功労者76人が表彰された。
大会宣言では、担い手に対し金融仲介機能を発揮することにより、「食と農、地域社会に貢献し、地域で一層必要とされる存在」として確固たる地位を確立することなどを確認した。

 来島部長は「組合員の皆様に支えていただいたおかげで受賞できた。これからも利用者に寄り添い、より良い提案をしていく」と話した。


優績JAとして表彰されました


2018年4月9日月曜日

【小野】 新店舗でスタート

ワンフロア化し、利便性向上


 JA松山市の小野支所は老朽化に伴い、昨年10月から建て替え工事を行っており、3月26日に新店舗が完成し、稼働し始めた。以前は購買窓口が別棟だったが、利用者の利便性の向上と事業の効率化を図ろうと、貯金や共済、購買窓口をワンフロア化した。

 敷地面積は以前と同様の602.4平方㍍。2階には会議室や調理室を備えており、女性部活動や会議などで、積極的に利用していく方針だ。また、駐車場を広げ、20台を完備する。

 同支所の小野祐二所長は「旧店舗は1968年に建ち、50年間小野地区の中心として活躍してきた。新店舗でも、その伝統や良い流れを受け継ぎ未来につないでいく」と意気込む。
 利用者は「明るくなり、気持ち良い。駐車場が広くなるので助かる」と微笑む。

3月26日から新店舗で稼働する小野支所

2018年4月6日金曜日

【米麦】 日頃の功績を評価

赤星さんら計4人が受賞


 愛媛県米麦振興協会などは3月7日、伊予市で「えひめ米品質向上推進大会」を開いた。JAや生産者、行政関係者らおよそ120人が出席した。優良生産者や組織の表彰が行われ、JA松山市管内でも4人の生産者が受賞した。

 赤星文人さんは、地域を代表する大規模な水稲・はだか麦を生産する農家として収量の向上に努めたほか、特産の「岡田もち」の普及に取り組むなど地域農業に尽力したことが称えられ、農産園芸功労知事賞(水田農業部門)を受賞した。

また、米の品質の良さなどが評価され、良質米共励会では「コシヒカリ・あきたこまち」部門の優秀賞に渡部幸重さん、優良賞には清水さゆりさんが選ばれた。「ヒノヒカリ・にこまる」部門の優秀賞では、大西薫一(くんいち)さんが表彰された。

農産園芸功労知事賞を受賞した赤星さん

渡部さんは、良質米共励会の「コシヒカリ・あきたこまち」部門の優秀賞を受賞しました

2018年4月3日火曜日

【農業塾】 青空市やJA出荷目指す

技術習得し農業塾を卒業!


 農業塾は3月8日、本所で閉塾式を開き、第7期生の19人が卒業した。
塾生を代表して永田庄二さんが謝辞を述べたほか、森映一組合長が塾生に収穫包丁などの記念品を贈った。

 同塾は農業の基本的な栽培技術を習得し、安全で良質な野菜を栽培することが目的。全10回の授業のなかで、ナスや白ネギ、レタスのほか、各自のスペースで旬の野菜を栽培した。同JAの青空市に出荷を始めた人や、今後JA出荷を目指し栽培に取り組む希望者もおり、新規就農を志す人の育成の場ともなっている。

 一年間の活動を振り返った塾生は「家族が『おいしい』って喜んで野菜を食べてくれたのが嬉しかった」「農業をしている親の手伝いはしたことがあったが、自分でやったのは初めて。人生の中で貴重な一年になった」と話した。


一年間の活動を振り返り、謝辞を述べる永田さん

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