2019年9月11日水曜日

【独自米】 ニーズの高い米栽培へ

独自米を全量買い取り 


JA松山市は、生産者がJA出荷する米を全量買い取り、卸売業者に独自米として、直接、販売している。今後も業者と情報共有をしながら、消費動向を踏まえた品種を栽培し、有利販売につなげていく。さらに、出荷量を確保し、農家所得の向上を目指す考えだ。
 当JA管内では、『一般米』『特別栽培米』『久万高原清流米』の3タイプを栽培している。今年度は8万7100袋(1袋30㌔・前年対比104%)を出荷する予定だ。

 8月23日には本所で、販売促進会議を開き、生産部会役員や取引業者4社、当JA役職員など計31人が、米の情勢報告や産地の生育状況などの情報交換をした。
 生産者は「資材費が高騰しているので、販売価格をある程度決めてもらえるなら、それに合わせた資材を使い、栽培体系を見直すなど、農家とJAも努力していきたい」と話した。


意見交換をする生産部会の役員ら(左)


このページの先頭へ