2020年3月11日水曜日

【営農】 課題踏まえ、計画的な活動を

「農の匠」二期目に向け始動!


 JA松山市が昨年度から取り組む、松山長なすや松山一寸そらまめなど6つの生産部会の熟練農家が、部会の新規栽培者に栽培ノウハウを伝授する「農の匠」が2年の任期を終え、二期目に向けて動き出した。継続して匠を任命し、匠の声をもとに活動内容を再検討し、後継者の育成と農業生産の拡大を図る。

 2月20日に開いた会議には、匠やJA営農指導員など計21人が出席。匠からは「栽培技術の周知方法を検討すべき」「新規栽培者が熟練農家の圃場近くで栽培し、年間の流れを把握する」「試験圃場の設置や農地の団地化を進める」などの声が挙がった。他にも、スピード感ある品種試験の実施や、本誌で栽培者を募集してほしいと要望があった。

当JAは、優れた栽培技術を持つ匠の力を借り、技術向上と生産量の拡大を図り、農業所得の増大を目指す方針だ。


匠が2年間の任期を終え、課題を踏まえ次期の活動について話し合います

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