JA松山市は9月上旬から11月にかけて、早生品種と中生品種の米の入庫検査を実施している。中山間部の久万高原町では、1等米比率が95%となっており、高品質なものの出荷が続いている。
松山市や松前町などの平野部では、生産者の防除の徹底により、心配されていたカメムシの被害は少なかったものの高温障害の影響が多く見られ、2等米が多くを占めている。
検査は、農産物検査員の資格を持つJA職員らが整粒や着色米の数を目視で確認するとともに、重量や水分量をはかり1~3等、規格外の4種類の等級に分ける。
米粒の色や形を一粒一粒丁寧に検査します |
検査は等級に応じた値段での取引につなげます |
万高原町のお米は昼夜の寒暖差が大きいから、 高温障害を受けにくいんだって |