2020年10月2日金曜日

【拓南】 地域を支えるJAへ

 防災訓練に食品400個提供


JA松山市と子会社㈱松山生協は9月6日、南海トラフ巨大地震の発生を想定した松山市素鵞(そが)地区の防災訓練に食品を提供した。昨年は炊き出し用の食材を用意したが、今年は新型コロナウイルスの影響で炊き出しを中止し、要望のあったパンとジュースを用意。当JAは今後も災害時に食材や施設を提供し、地域を支える方針だ。


提供したのは、当JAがパン、同社がジュースをそれぞれ200個。当JAの岡田明夫専務は「昨年から食材を提供している。JAは地域住民のための組織であるため、積極的に食などを通して支援していきたい」と方針を話す。


同地区連合自主防災会の代表防災士で、当JA組合員の泉治雄さん(74)は「快く食材を提供してもらい、大変助かった。避難所や配給場所を知ってもらえる良い機会にもなった」と感謝する。



JAや松山生協が提供した食品の配布準備を進める泉さん(左)

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