2020年10月8日木曜日

【営農】 長雨と猛暑が影響

 害虫多発で農薬の需要倍増!


 暖冬と梅雨時期の長雨や猛暑により、国内で繁殖を繰り返す虫と外国から飛来する虫の両方が多発し、JA松山市では農薬の販売高が予想をはるかに上回った。


 管内では水稲や野菜に被害を与えるトビイロウンカやジャンボタニシ、コブノメイガ、カメムシが春から秋にかけて大発生。出穂後にウンカやカメムシを防除する『アルバリン粉剤』は、当JAで9月15日現在1,769袋(3㎏入)を販売した。前年対比は199%で、予約率(2月に予約受付)は48%で、農家の予想をはるかに上回る害虫が発生したことが分かる。


今年も暖冬であれば、害虫の越冬が多くなり、来春も大発生する可能性がある。資材部の本田光幸部長は、「農薬は予約して、配達ではなくJAで引き取るとお得に購入できるので、ぜひご活用いただきたい」と話している。


アルバリン粉剤の購入に訪れた組合員

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