2020年10月12日月曜日

【営農】 熱中症対策に効果的

 部会助成で空調服好評


暑さ対策をしようと、JA松山市○久久万高原ピーマン部会は、服に付いている小型ファンが服内に風を送る作業着「空調服」を購入する部会員に、部会費から助成し暑さ対策を後押ししている。風が汗の蒸発を促し体を冷やす効果があると、部会員の4割に当たる31人が購入。熱中症予防と作業性の向上につながっている。


ピーマンの収穫期である6月から10月は暑く、さらに株元のシルバーマルチによる日光の照り返しが体温を上昇させるため、暑さ対策が喫緊の課題となっていた。
空調服は、両腰に1基ずつ小型ファンがついており、外気を取り込み服内に風を送る。袖や裾が締まっているため、涼しさが維持できる。同町東明神の小倉重生さん(63)は「空調服は涼しく、ほぼ汗をかかないので作業しやすい。安く購入でき、熱中症対策になるので良い」と話す。



空調服を着て収穫作業にあたる小倉さん

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