2020年6月2日火曜日

【農業塾】 次世代の農業者を目指して

4品目に特化した農業塾が開塾


 第10期目の農業塾は5月上旬からスタートし、今年度は当JAが推進する白ネギや松山長なす、レタス、シンテッポウユリの4品目に特化し栽培している。新たな生産者の育成と確保を目的に、来年3月まで計24回の授業の中で土づくりをはじめとした基礎を学び、将来的には当JAや産直市への出荷を目指す。

 今期は50代から60代の男女6人が入塾した。第1回目の授業は松山市生石町の圃場で、管理機を使った畝の溝切や白ネギの定植を手作業でなく行える定植機「ひっぱりくん」を使って実習した。塾生は「ひっぱりくん」を使う際に、苗が畝に落ちやすいように苗に水を多くかけておくなどのポイントを、当JA営農指導員から学んだ

 農業塾2年目の藤家壽(ふじいえひさし)さんは「昨年みんなで協力して、品質のいい野菜の育て方を学んだ。今年度さらに勉強して、将来的に売れるものを作りたい」と期待を寄せた。


管理機の使い方を学ぶ塾生

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