2020年2月17日月曜日

【営農】 部会の要望反映

指導力・販売力の強化へ


 JA松山市は1月23日、本所で営農推進会議を開き、今年度の営農事業の取り組みと実績、来年度の方針を報告した。来年度は営農指導力と販売力を強化し、農業生産の拡大と生産者の所得増大に努めていく。さらに、生産部会役員からの要望を踏まえ、営農指導員の増員や、スマート農業の導入や栽培品目の転換による高齢農家の営農継続の支援、有利販売につなげる販売戦略、鳥獣害対策、農地の団地化などを、今後検討し事業に反映していく方針だ。

 当JAは来年度、ベテラン農家が部会の若手生産者に栽培技術を伝承する「農の匠」や、JAが栽培技術や経営指導を目的に試験栽培を行う「農業経営」など、引き続き取り組む。農業機械のリース事業や関係機関と連携した新規栽培者の育成・支援、トップセールスなども続ける。

阿部和孝組合長は「指導力・販売力を強化し、営農力の強い本来の農協の姿を目指したい」と話した。


営農振興に取り組む姿勢を称え、米学委員会の本田啓三委員長
(中央)と、蚕豆部会の弓立達夫部会長に感謝状を贈りました

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