2020年2月10日月曜日

【小野】 健康寿命を延ばそう!

健康体操でお正月太り解消


JA愛媛厚生連の「健康増進特別指定地区」に選ばれているJA松山市の小野地区は、健康寿命の延伸に向け、月に1度活動を行っている。1月23日には、小野支所で第10回目となる活動を行い、お正月太りを解消するために健康体操を行った。

同活動は、同厚生連が2019年度から取り組んでおり、一年ごとに「体力」「知力」「気力」とテーマを決め、3年にわたって活動する。健康増進を図り、若返りを目指すほか、日常的に介護などを必要とすることなく、自立して過ごせる期間である、健康寿命を延ばしていく。メンバーは、当JAの女性部の小野・川上支部や地域住民など60~80代の計52人の女性で構成する。

今年度のテーマは「体力」。体力測定や骨密度測定、野外ウォーキング、料理教室などを行い筋肉や骨を鍛え、体力向上に取り組んでいる。
当日は、30人のメンバーが参加し、姿勢を正すことや、しっかり息を吐くことを意識しながら、ストレッチやスクワット、腹筋などを行った。肩から腰を中心に鍛え、お腹を引き締めた。メンバーは二人一組となって向き合い、動作を確認し合うなどして、和気あいあいと1時間半の活動を楽しんだ。
同厚生連の健康運動指導士である藤井祐輔先生が「動かしていない体の部位は太くなったり、痛みの原因になったりする。普段から無理のない程度に動かすことを意識しましょう」と呼びかけた。

参加したメンバーは「この活動などを通して、普段から正しい姿勢やお腹を引き締めるように心掛けている。そのおかげで、体力がついて農作業をしても疲れにくくなった。継続が大事やけん、今後も続けたい」と意気込んだ。
来年度の知力づくりでは、脳トレに挑戦したり、口腔環境を整えたりするなどして、認知症の予防につなげていく。


体力づくりのために、腹筋を行うメンバー

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