2025年7月10日木曜日

【JA】 土壌分析で迅速指導を可能に



 

 

 

 JA松山市は6月、土壌分析装置を導入し、化学分析に基づいた適切な施肥を生産者に提案する環境を整備する。これまではJA全農えひめに検査を依頼しており、組合員の依頼から結果が届くまでに1か月以上の時間を有していた。その間、組合員は対処が遅れるほか、土壌の状態が変化するという問題があった。


 JA共済連の支援を受けて導入した土壌分析装置は、専用の抽出液で土を撹拌し、ろ過した土壌液を装置にセットすると、6種の成分を20分以内で測定できる。今年度は試験的に運用し、来年度から生産部会員への指導に本格的に活用する。

 

 

 

土壌分析装置を試用する営農指導員

パソコンに表示された分析結果




スピード分析でムダのない農業へ!


2025年7月7日月曜日

【松前】 「にじのきらめき」で農家所得の向上へ






 松前町にある大川泰範さんの水田で6月下旬、JA松山市が来年から「あきたこまち」に変わる品種として導入を進める「にじのきらめき」の田植えが行われ、猛暑が予想されるなかでも品質や収量の安定に期待を寄せている。大川さんは栽培面積を昨年の1.01haの約1.5倍に増やし1.52haで栽培する。


 「にじのきらめき」の栽培3年目となる大川さんは「他の品種と比べると、目に見えて高温障害は減っている」と手応えを語る。今年は当JAの米麦委員会の一部生産者と希望する組合員44人が、松山市・松前町・久万高原町・東温市の計19.2haで生産する。

 

 

「にじのきらめき」田植えの様子
田植えをする大川さん




来年の導入に向けて着々と準備をすすめているよ~!


2025年7月4日金曜日

【久万】 良質なジビエ24時間販売






 久万高原町にある「道の駅天空の郷さんさん」は、昨年の4月から「マタギの郷かわせ」が手掛けるジビエの自動販売機を設置し、好評を博している。以前は道の駅の売店で販売を行っていたが、閉店後にジビエを買い求める顧客の声に応えるために24時間購入できる自動販売機を導入した。 


 50年以上猟師を続けているマタギの郷かわせ代表石丸正之さんは、「いただいた動物の命を無駄にせず、農作物の被害軽減に貢献したい」と笑顔を見せる。

 

 

 

ジビエの商品を持つ石丸さん
多くの人が買いに訪れています






ぜひ買ってみてね~!

2025年7月1日火曜日

【枝豆部会】 エダマメ出荷最盛!仕上がり良好





 県内最大のエダマメ産地であるJA松山市管内で、エダマメの出荷が続いている。今年は、日照不足により生育が遅れたが、無事収穫を迎え、9月中旬にかけて地元や京阪神市場に約22㌧の出荷を予定している。


 今年は35人の生産者が約3.6haで栽培。温暖な気候により害虫の被害が例年よりやや多く発生したが、生産者が防除などの管理を徹底したことで、例年通り高品質なものができている。


 生産者の八束理恵さんは「ビールのおつまみや子どものおやつに食べてほしい」と笑顔で話す。

 

 

 

収穫する八束さん

色つやが良く、仕上がり良好です

 

枝豆をつまみに一杯いかがですか?


 


2025年6月16日月曜日

【久万】 「久万山かけ醤油」が全国グランプリに選ばれる!

 





 久万高原町にあるしょうゆ製造販売の二宮醸造の「久万山かけ醤油」が、第84回ジャパン・フード・セレクション食品・飲料部門でグランプリを受賞した。ふわっと香るかつお節の香りや、甘みが濃厚な点などが評価された。


 「久万山かけ醤油」は1996年に開発。同町の冷涼な気候の中で醸造するため発酵が緩やかで、奥深い旨味や香りが出やすい特徴がある。2018年からは大容量タイプに加え、200mlの少量サイズも販売しており、卵かけご飯や冷奴などの料理にそのままかけて使うことができる。

 

 

「久万ブランドを全国に届けたい」と受賞を喜ぶ二宮悟郎社長

グランプリを受賞した「久万山かけ醤油」



「道の駅さんさん」や松山市内の一部
スーパーマーケットで買えるよ~!


2025年6月13日金曜日

【朝美】 四季を楽しむ“支所菜園”

 





 松山市中心部にある朝美支所では、入り口にある約1.5畳の花壇を活用して職員が農作物を栽培し、来店客と会話をはずませるだけでなく、職員の営農研修の場としている。現在はトマトやキュウリなど4品目の夏野菜を栽培している。


 この取り組みは、営農部門での経験がない松本浩司所長が昨年から始めたもので、今年は高糖度の中玉トマトの収穫を目標にしている。農家出身でないLA(ライフアドバイザー)の石田朋也さんとともに、分からないことは自分達で調べたり営農指導員に尋ねたりしながら育てている。

 

花壇で作業する松本所長(奥)と石田さん

支所入口前の花壇の様子



野菜も職員もぐんぐん成長中?!


2025年6月11日水曜日

【松前】 13期農業塾始動

 





 JA松山市は5月22日、4月末に松前町にある圃場で開塾した農業塾の第3回講習として、定植したナスの芽かきと誘引を行った。参加した4名の塾生は、これらの作業の必要性や注意点についての説明を受け、3名の指導員に質問しながら作業を進めた。


 今年で13期目となる当塾では、1年を通して全24回の講習を実施。JAや産直市への出荷者の育成を目指す。ナスをはじめ、白ネギやレタスなどJAの特産品の栽培を通じて知識と技術を習得できるよう指導する。

 

 

 

指導員の説明を聞く塾生ら

 

ナスの苗を誘引する塾生


13期もがんばる塾生のみんなを応援しているよ?!




2025年6月9日月曜日

【営農】 米価高騰の今こそ!はだか麦の収穫迎える





 県内有数の産地であるJA松山市管内で5月下旬、はだか麦の収穫を迎えた。今年は、米の価格高騰で需要が高まっており、販売量の増加が期待される。


 今年産は、播種期の雨や冬場の低温の影響で生育が遅れたため、収穫が例年より3~6日ずれ込み、収量の低下が懸念される。また、作業の遅れや次作の水稲の準備の関係でやや小粒での収穫となっている。


 米麦委員会の宮内敬三委員長は「ハルヒメボシ」を1.6haで栽培。宮内さんは「米が高い分、はだか麦ごはんを食べてもらえれば」と話した。

 

 

 

刈り取り作業をする宮内さん

 

はだか麦を使った加工品



 

はだか麦は栄養満点!
ぜひ食べてね~!


2025年6月6日金曜日

【JA】 詐欺注意喚起を徹底





 JA松山市は、JA職員を名乗る詐欺に対し組合員や利用者に注意を促すため、訪問時や窓口での接客の際に、啓発用のチラシを活用した呼びかけを徹底している。身近に詐欺被害の恐れがあることを認識してもらう。


 当JAの窓口、渉外担当の職員らは、詐欺の手口が記載された啓発用のチラシをもとに、JA職員を名乗る怪しい電話がかかってきた際は一度電話を切り、自身の担当者に直接確認するよう呼びかけている。


金融部の島内衛部長は「組合員や利用者の大事な資産を守るため、取り組みを徹底している。なにかあればまずJAに相談いただければ」と話す。

 




チラシを使って注意を促す渉外担当者

ATMにはポスターを掲載しております



なにかあればご相談ください!


2025年6月4日水曜日

【久万】 親子で「食」について学ぶ!お米の学校を開催






 久万高原町畑野川で5月中旬、親子で農や食への関心を深めてもらおうと、株式会社フジ主催のもと「親子でお米作り体験イベント」が開催され、参加者は田植えやイチゴ狩りなどを楽しんだ。


 イベントには16組の親子が参加し、JA松山市の営農指導員らが苗の植え方などを教えた。参加者は、泥の中で苦戦しながらも一株ずつ丁寧に植えた。体験した子どもらは「初めての体験で楽しかった」「小さな苗からお米ができていることを知って驚いた」などと笑顔で話した。


 イベントではお米クイズも実施し、参加した親子は農業への知識や関心を深めた。

 

 

田植えを楽しむ親子
 
昼食に釜戸で炊いた「久万高原清流米」を提供しました




 

楽しく学ぶことができたね!

2025年6月2日月曜日

【JA】 指導員専用ほ場開設






 JA松山市は今年度から、営農指導員専用のほ場を設け、指導員が新品種の試験栽培や、肥料・農薬、新しい資材の施用試験に取り組む機会を創出する。指導員の知識と技術の向上を目指し、近年の異常気象に伴って増加している病害虫の大発生や作物の異変の相談に対応できる体制を構築する。


 松山市近郊の18aの専用圃場では、各指導員が担当する特産品を1人2品目以上と、各自が希望する作物を栽培する。

 

特産品のエダマメを播種する様子
 
サツマイモを定植する指導員


 





収穫した農作物はイベントなどで販売予定だよ!

2025年5月30日金曜日

【石井】 支所をバラで彩る



 

 

JA松山市女性部石井支部は5月上旬、部員らが各自栽培したバラを支所に展示し、入り口を色鮮やかに彩った。今年は12人が20点の作品を出展した。昨年は生育不良により金賞の該当がなかったが、今年は金賞と銀賞が各1点、銅賞が2点選ばれた。


 作品を出展した部会員の名田博美さんは「酷暑の影響で苗の生育が遅れ、展示会前日の雨も影響してバラのコンディションは最善とは言えないが、昨年よりも綺麗なものを栽培できた」と笑顔を見せる。20年以上続くこの催しは、毎年ゴールデンウイーク明けの恒例行事として親しまれている。

 

 

 

支所の入口に展示されたバラ

石井支部の皆さんと朝比奈所長





きれいなバラに心が癒されるね~?



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