2020年8月7日金曜日

【シンテッポウユリ】 新規栽培者を応援

ユリの収穫鎌が好評!


 シンテッポウユリの収穫時の労力軽減を図ろうと、市販ののこ鎌で作ったオリジナルの収穫鎌が、新規栽培者に広まっている。JA松山市の岡田明夫専務が当JAで花きの営農指導員だった頃に収穫時の苦労を実感し、十数年前に、立ったまま茎を切れる鎌を完成させた。作業性が向上し労力軽減が図れ、生産者の支援につながる。

 ユリは、新規栽培者が一人で栽培する場合、5㌃でおよそ1万4,000本を収穫する。通常は一本ずつかがんでハサミで収穫するため、足腰に負担がかかる。
収穫鎌は、市販ののこ鎌の刃を取り外して半分に切り、ゴルフのシャフトに取り付けている。市販品より鎌の角度を緩めて取り付けており、収穫時に株への抵抗を少なくし切りやすくした。また、刃を小さくし株の間に入りやすくしたほか、軽いため長時間使っても負担になりにくいのが特徴だ。


 新規栽培者に、収穫鎌の使い方を説明する岡田専務(右)



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