2020年8月11日火曜日

【茄子部会】 実が柔らかく甘みあり

郷土野菜「松山長なす」出荷ピーク 


 JA松山市管内で8月中旬にかけて、郷土野菜の「松山長なす」の出荷最盛期を迎えている。長雨により生育が遅れているが、皮が薄くて実が柔らかく、甘みのある長なすに仕上がっている。11月下旬にかけて、県内や関西方面へ100㌧(前年対比111㌫)を出荷していく予定だ。
 今年産は、4月中旬の寒さと4月下旬から5月上旬の乾燥、梅雨の長雨により生育が遅れている。生産者の徹底した管理により、病害虫の被害が少なく、品質が良い。

 長なすを栽培する松前町中川原の加藤正和さん(62)、高枝さん(60)夫妻は「長なすに傷がつかないよう、剪定や障壁作物『ソルゴー』を植えて防風対策をし、良質生産に努めている。炒めてみそをつけて食べるとおいしいので、消費者の皆さんにたくさん食べてほしい」と出来栄えに自信をみせる。

まっすぐに実った松山長なすを収穫する加藤さん

取材の裏話は、ここをチェック!
「突撃!農家さんおじゃましま~す?松山長なす編」

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