2020年1月10日金曜日

【興居島レモン部会】産地化に向け本格始動

「興居島レモン部会」設立


 興居島レモンの産地化に向け、JA松山市は11月中旬、同島の生産者でつくる「興居島レモン部会」を設立した。共同選果・共同販売の体制を確立し、5年後には現在のおよそ3倍の30㌧の出荷量を確保していく方針だ。

 同島ではこれまでもレモンを栽培してきたが、近年、国産レモンの需要が増加し出荷量の増大が求められている。また、当JAが昨年から重量選別機による規格の統一を徹底したことで高単価で取り引きされており、生産者・栽培面積ともに増えている。

 同部会は小池真悟部会長(57)を筆頭に、22人がおよそ2㌶で『アレンユーレカ』を栽培する。地元や大阪、奈良、名古屋へおよそ10㌧(ジュース用含む)を出荷する予定だ。

 同月の設立総会で小池部会長は「10㌃当たり3㌧の収量を目標に頑張りたい」と産地化を進める方針だ。



設立総会であいさつを述べる小池部会長

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