2018年9月10日月曜日

【興居島】 農水副大臣が被災地を視察

かんきつ園地の道路・配水復旧に支援


 果樹部会興居島支部の杉野猛志さん(49)は8月2日、西日本豪雨の被害を視察しに訪れた農林水産省の谷合(たにあい)正明副大臣に、興居島の現状や農家の意向などを伝えた。杉野さんは「今回の被害で、若い農家が生産意欲を失うのを最も危惧している」と心配している。

 谷合副大臣はJA松山市管内で被害が甚大で、園地20㌃が流亡した杉野さんのかんきつ園地を30分ほど視察した。当JA営農販売部の藤原真二次長が、広範囲に渡って土砂流入や園地流亡による被害が出ていることを説明した。

 現状を目の当たりにした谷合副大臣は「道路や配水施設の復旧を最優先で行っていく。さらに、植え替えやかんきつが収穫できない未収益期間にかかる経費なども支援していく」と話した。

谷合副大臣(左から3番目)に被害状況を説明する杉野さん(左)

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