2017年12月1日金曜日

【北伊予】「かんざき塾」で伝統紡ぐ

地区全体で亥の子大会!


松前町神崎の髙石勤さんは、地域の伝統行事を後世へ継承しようと、「かんざき塾」を開いている。各組で行っていた亥の子つきを神崎全体で集まって行うようにし、今年で8回目を迎える。伝統行事を通して、地域の絆も深めている。

11月12日に神崎集会所横で、子ども達60人が組に分かれ、計4チームが亥の子つきをした。組により石のつき方や歌が多少違うが、大きな声を出し、しっかり綱を張り地面に亥の子をついた2チームを、最優秀賞と優秀賞に選び表彰した。子どもは「重心を後ろにかけたけん、亥の子が高くあがって嬉しかった」と微笑んだ。

髙石さんは「子孫繁栄や五穀豊穣を願う亥の子は、地域の人の協力があるから続けられる。子ども達にもしっかりと思い出を作ってもらい、後に良き理解者となって伝統を紡いでほしい」と願いを込める。



大きな声で歌いながら、地面に亥の子をつく子ども達


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