2016年3月31日木曜日

【JA】久万農業のモデルへ

独自の支援金の給付者認定


 JA松山市は2月23日、本所で、独自に創設した「設立50周年農業担い手育成支援資金」の授与式を開いた。森映一組合長が久万高原町西明神の北岡裕賢(ひろたか)さん(39)に認定証書と支援金を手渡した。

 北岡さんは以前、東京都の食品会社に勤めていたが、5年前に地元にUターンし、兼業農家として両親を手伝ながら産直市に野菜を出荷。次第に農業への思いが募り、平成27年4月に就農した。現在は両親と、ピーマンを主力に、白ネギや久万高原清流米を計74㌃で栽培する。「ピーマンは10㌃当たり8.5㌧を、白ネギは3㌧を収穫したい」と力強く話す。

「いずれは面積を広げていきたい」と意気込み認定証書と
給付金を受け取る北岡さん

2016年3月29日火曜日

【岡田・松前うまい米づくり部会】松前町のブランド米へ

JAが「エコにこまる」を贈呈

JA松山市の森映一組合長と岡田・松前うまい米づくり部会の豊田年秋部会長は3月7日、特別栽培米「エコにこまる」105㌔を、岡本靖松前町長に初めて贈った。同JAは、同町のブランド米として生産し、地元を中心に販売する。

 「エコにこまる」は、愛媛県が奨励品種として採用した高温耐性品種「にこまる」を、同県の認証栽培基準よりも節減対象農薬・化学肥料をそれぞれ5割以上削減して栽培した米だ。同部会は27年度、岡田・松前地区の31人が17㌶で、「エコにこまる」を栽培し、73㌧を出荷した。

 森組合長は「今後も栽培管理を徹底し、美味しい米を栽培していく」と話した。


松前町で栽培した「エコにこまる」105㌔を贈呈しました

2016年3月7日月曜日

【高井】実がぎっしり詰まった大玉

寒玉キャベツを契約出荷

松山市南高井町の農事組合法人「ていれぎの郷」は、昨年12月下旬から寒玉キャベツの出荷作業に精を出している。3月下旬までに、およそ1,800箱(1箱10㌔入り)の出荷を見込む。

「ていれぎの郷」は、昨年度から寒玉キャベツを加工用として契約栽培する。今年度は、9月上旬から60㌃に「彩風」と「彩ひかり」、「夢ごろも」の3品種を順次定植。暖冬の影響で裂球が多く、出荷への影響を心配したが、無事、予定の契約数量を出荷できている。河本兼弘代表理事(74)は「基肥と定期的な追肥を徹底して、実がぎっしりと詰まったキャベツに育った」と微笑む。

中心メンバーの12人が2班に分かれ、週交代で出荷します

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