2025年9月22日月曜日

【青壮年部】 水稲品種「にじのきらめき」やドローンについて理解深める





 JA松山市青壮年部は8月中旬、夏期研修を開き、43人が水稲高温耐性品種「にじのきらめき」やドローンの農薬散布についての理解を深めた。


 「にじのきらめき」の研修では、岡田明夫専務が当JAの取り組み状況を説明。今年の生育状況や展示ほ場について伝え、自由に見学してもらうよう案内した。また、研修前には「にじのきらめき」「あきらこまち」「備蓄米」の食べ比べも実施し、食味への理解も促した。


 盟友は、緑の安全推進協会の吉岡弘夫氏によるドローンの農薬散布の講演も聴き、今後の農業について考えるきっかけとなった。

 


試食会は、3品種のどれを食べているか
分からないようにして実施しました

講演を聞く盟友



いい研修になったね!

 

2025年9月18日木曜日

【営農】 実際に見て理解深める!「にじのきらめき」の展示ほ場を公開





 来年度からJA松山市が「あきたこまち」に代わる水稲品種として、本格的に導入する高温耐性品種「にじのきらめき」を管内38人の農家とJAが栽培しており、23箇所のほ場を自由に見学できるよう公開している。


 ほ場には、「にじのきらめき栽培圃場」の立札を設置しており、当JAのホームページから位置を確認することができる。米農家らに、実際に生育状況を見てもらうことで、品種特性への理解を促す。

 

  


生育の特徴を確認する米麦委員会の役員ら
 
 
この立札が目印です

このQRを読み取ると展示ほ場の位置がわかります 

 

自分が栽培するときのイメージにつながるね!



2025年9月16日火曜日

【トマト部会】 品種の切り替えに確かな手応え!





 夏季の異常高温による収量と品質の低下を受け、JA松山市トマト部会は、玉が硬い品種の「桃太郎みなみ」への切り替えに着手しており、収穫時期を迎えている。


 同部会の山之内章副部会長は、55aの面積全てを本年から「桃太郎みなみ」に切り替えた。従来品種と比較すると、潅水や摘果の回数がやや増加したが、実が裂けたり潰れるなどの被害が軽減されており、秀品率がいいため、所得の向上が期待できる。

 

山之内さんは「特に裂果が発生しやすい秋でも高品質なものが期待できる」と手応えを感じている。

 

 

「桃太郎みなみ」の生育状況を確認する山之内さん

甘みと適度な酸味のバランスがよく、コクのある味が特徴です



所得向上につながるいい成果が得られているね!


2025年9月12日金曜日

【久万高原町】 昔ながらの水田が絶滅危惧種の生物を守る!?




 久万高原町の昔ながらの稲作の方法や水田の管理の仕方が、絶滅危惧種に指定されている「トノサマガエル」の生息しやすい環境として、県内で注目されている。


 久万高原町では、4月に田んぼに水が入り、ゴールデンウィークには田植えが始まる早期栽培が主流。6月中旬頃に水を抜く中干しをするため、2か月近くにわたって「トノサマガエル」が水田内で繁殖することができる。

また、同町は段畑になっている場所が多く、上側の水田から染み出してできた水たまりが、中干し期間の「トノサマガエル」の重要なすみかになっている。

 

 

久万高原町の水田に生息する「トノサマガエル」

「トノサマガエル」は愛媛県で絶滅危惧種二類に相当し、
絶滅の危険が増大している種です。


11月下旬まで面河山岳博物館で見ることが
できるから、ぜひ行ってみてね!



 

2025年9月10日水曜日

【JA】 「サマースクールinごご島」開催






 JA松山市は7月下旬、JA松山市ごご島センターで「サマースクールinごご島」を開いた。60名の親子が参加し、ゲームや食事を楽しみながら農業や食について学んだ。


 青壮年部ごご島支部の3人は、最新の「かっこいい農業」の一例として、近隣の園地で、全自動運転のドローンを用いて約40Lの水を散布する実演を披露した。

参加者たちはICTを活用した農作業を見学し、農業への関心を高めた。他にも当JA管内で栽培された野菜を使ったBBQや女性部手作りのたこ飯を味わったほか、海水浴やスイカ割りなどのレクリエーションを楽しんだ。

 

 

 

ドローンの説明を聞く参加者たち

食べ物を無駄にしないようスイカ割りは紙風船で行いました



素敵な夏の思い出ができたねー!



2025年9月8日月曜日

【南高井町】 資源を有効活用!田植え機を防除機に






 農機具を再利用し、資源を有効活用しようと南高井町の農家らが、使わなくなった田植え機を防除機に作り変えた。農機の購入にかかる費用を削減できるだけでなく、環境に配慮した持続可能な農業を実現する。


 この活動は、農家や農機会社OBを含む地元のメンバーが試行錯誤を繰り返し実現した。6条植えの田植え機の植付け部分を撤去し、廃品の薬剤用タンクを設置。センサーやノズルも1から付け替え防除機に改造した。作業効率にもこだわり、10aの田んぼだと約2往復で防除を終えることができる。

 

 

改造防除機で水を散布する様子

部品のほとんどが廃品を使っています




廃品を起こして、新しく作り変える発想と技術がすごい!



2025年9月6日土曜日

【営農】 産地維持に向けて!機械化一貫体系を進める





 JA松山市は、エダマメ産地の維持につなげようと、JA全農えひめとともに、生産者に向けた機械化一貫体系への取り組みを進めている。


 播種と収穫、選別作業にかかる作業を機械化することで、労働時間を大幅に短縮することができる。当JAと全農えひめは今後、30馬力以上のトラクターが入る面積の生産者を対象に機械の貸し出しをすることで、産地の維持を目指す。当JAでは、部会員を対象に、マルチ張りの支援も実施している。

 

 

機械を使って収穫する様子

一連の流れを機械ですることができます

 





将来にわたって栽培ができるよう取り組みを進めているよ~!



2025年9月4日木曜日

【茄子部会】夏の味覚「松山長なす」出荷中!

 



JA松山市管内で、まつやま農林水産物ブランドの「松山長なす」の出荷が続いている。本年産は、3月から降雨が多く、定植は遅れ気味だったが、その後は好天により生育は順調。高品質なものを11月下旬までに52tの出荷を見込む。

気温の高い日が続く中、生産者は潅水作業を徹底した。また、液肥を両面散布するなど、安定して収穫が可能なよう工夫をしている。部会員の加藤正和さんは「今年は週に3回ほ場に水は張るなど高温対策を徹底している。夏の味覚をぜひ味わってほしい」と笑顔で話す。同部会は、松山市と松前町の39人が1.4㌶で「庄屋大長」を栽培している。


「松山長なす」を収穫する加藤さん


収穫後は、1本ずつ拭いて傷や曲がりなどを確認して出荷しています


煮てもよし!焼いてもよし!の
「松山長なす」、ぜひ食べて~!



このページの先頭へ