2020年5月1日金曜日

【育苗】 21種類32品種を育苗

夏野菜苗9万5000ポット販売 


JA松山市の育苗場(高井・松前・久万)は4月中旬から順次、組合員への夏野菜の引き渡しや地域住民への販売を始めた。順調に生育したピーマンなどの実生苗やなすなどの接木苗を、計9万5000ポット用意する。苗の良し悪しは、生産者の所得に直結するため、当JAは良質苗の安定生産・供給に努めている。

組合員や地域住民へ4月中旬に苗を販売できるよう、高井育苗場では昨年12月上旬のなすを皮切りに、21種類32品種を播種した。温暖が続いているため、品目によっては播種日を遅らせたり、ハウス内の温度や潅水量をこまめに調整したりしながら管理し、良質苗に仕上げた。苗は生産部会や女性部に引き渡すほか、同育苗場や子会社㈱松山生協12店舗で地域住民に販売している。

当JAは「組合員のニーズに合わせた苗を提供することが大切。今後も良質苗の生産に努める」と話す。

トマト苗に潅水するJA職員

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