2020年5月11日月曜日

【蚕豆部会】 5月中旬にかけて県内外へ

松山一寸そらまめ香り高く良食味


 県内最大のソラマメ産地であるJA松山市管内で4月中下旬から5月上旬にかけて、松山一寸そらまめが出荷最盛期を迎えた。暖冬の影響で生育が進み、過去10年間の中で最も早く、例年より7日早い出荷となった。粒揃いが良く良質な仕上がり。5月中旬にかけて関東や県内へ150㌧(前年対比97㌫)を出荷していく予定だ。

 今年産は、暖冬により花つきが早く、生育が順調に進んでいる。例年よりも病害虫が多く発生しているが、適期防除で対策している。最盛期には、日量最大3,000箱(4㌔/箱)を見込む。

 松山一寸そらまめは、まつやま農林水産物ブランドに認定されており、香り高く、やわらかな歯ごたえが特徴だ。当JA蚕豆部会は、松山市と松前町の219人が10.1㌶で『陵西一寸』を栽培する。


品質を確認するJA職員

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