2020年4月2日木曜日

【筍部会】最高値1㌔800円

「湯山たけのこ」せり順調


筍部会は3月23日、JA松山市の筍集荷場で県内JA唯一の筍臨時市場を開き、生食用たけのこの初せりを行った。表年の今年は昨年より6日早いせりとなった。たけのこ自体に丸みがあり品質も上々で、最高値は1㌔800円(税別)。4月中旬にかけて、およそ90㌧を見込む。

当日は、生産者13人が68口、238㌔の朝掘りたけのこ「孟宗竹(もうそうちく)」を運び込み、松山青果㈱のせり人の掛け声でせりがスタート。仲卸業者6社が次々にせり落とし、平均単価は524円(同)となった。同日中に松山市内のスーパーや量販店で販売された。

同部会は、110人がおよそ200㌶の竹林を管理している。今年産は昨年9~11月の降水量が少なく乾燥気味で生育が遅れており、例年に比べると前半の出荷量はやや少なめだ。最盛期となる4月中旬には日量最大12.5㌧を見込む。加工用は5月上旬にかけて、130㌧を見込む。



湯山たけのこが次々にせり落とされる臨時市場

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