2019年6月5日水曜日

【蚕豆部会】 一寸そらまめ豊作

126㌧を関東・関西・県内へ


 県内最大のソラマメ産地であるJA松山市管内では5月下旬にかけて、ソラマメを出荷した。今年産は暖冬の影響で生育が進み、前年より5~7日早い、4月下旬~5月上旬にかけて最盛期を迎えた。粒揃いが良く、風味豊かに仕上がっており、関東方面を中心に、関西・県内市場に126トン(前年比98%)を出荷した。

  当JA蚕豆部会は、松山市と松前町の221人が10.4㌶で、『陵西一寸(りょうさいいっすん)』を栽培。当JAが種子を低温処理することで花芽分化を早め、早期出荷と良質生産に取り組む。品質の良さから、「まつやま農林水産物ブランド」に認定されている。

同部会長の松前町徳丸の弓立達夫(たてお)さん(74)は、13アールで1400本栽培。5月中旬までに2トンを出荷した。
弓立さんは「40年ほど栽培をしているが、今年が1番良くできた」と話した。

一つずつ丁寧にソラマメを収穫する弓立さん

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