2017年11月20日月曜日

【JA】 過疎地でサービス提供

金融店舗車が稼働


 JA松山市は10月11日、久万高原町の美川と面河地区で、支所同様の窓口サービスを提供する移動金融店舗車「ぱんジャ号」の稼働を始めた。JA愛媛県信連が導入した同車を、県下JAで初めて運行する。自己改革に掲げる地域の活性化を目指して、出向く体制を強化する。

 両店舗は購買事業のみで、設置しているATM(現金自動預払機)では、入出金や振り込み、通帳記入しかできない。同車では、通帳の繰り越しや各種公共料金、税金などの納付、相続や融資などの相談業務にも対応していく。

 2㌧トラックの車内に窓口カウンターを設置し、管理者と窓口職員計2人が対応する。第1・3・5水曜日は美川店舗で、第2・4水曜日は面河店舗で運行し、10~15時まで営業する。
美川店舗で初めて稼働し、利用した人は「今まで親戚に車で御三戸まで送ってもらっていた。自分で歩いて行けるけん、助かる」と喜ぶ。


利便性の向上を目指し、導入した移動金融店舗所

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