2022年1月6日木曜日

【営農】 多品目で効果測定へ

 ドローン試験散布に手応え


JA松山市は、農業用ドローン(小型無人飛行機)の本格的な導入に向け、多品目で薬剤散布試験を始めた。寒玉キャベツを皮切りに、はだか麦、レタス、水稲など品目ごとに効果測定を重ね、結果をみながら薬剤散布作業支援について検討していく方針だ。


昨年12月上旬には、松山市北梅本町にある寒玉キャベツのほ場37㌃で、操縦士の免許を持つJA職員が試験散布を行った。同面積を手散布で行うと薬剤の準備も含め1時間半かかるが、ドローンだと10分程度で終わる。作業時間が大幅に減り、作業の省力化や労働力不足の解消につながるため、手応えを感じている。

 

農業用ドローンで試験散布を行うJA職員

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