2019年3月14日木曜日

【北伊予】 “飾る”楽しみ提案!

ロマネスコを花束に


 飾って、贈って、楽しもう―松前町神崎の池内力(ちから)さん(63)は、カリフラワーの一種「ロマネスコ」を一株丸ごとラッピングし、花束に見立て売り始めた。同町東古泉のファンガーデンと連携し、今年1月中旬から店頭に並べている。消費者に、食べるだけでない“花”に見立てて飾る新しい楽しみ方を提案し、消費拡大を目指す。

 池内さんはおよそ20年前に、母親がもらってきたロマネスコの種を播き栽培を開始。地元市場をメインに、同町や松山市の産直市に出荷してきたが、近年、生産者が増えてきたこともあり、他と差別化できる新しい売り方を模索していた。他県では生け花にも使われていることを知り、花束を思いついた。

 同店でのロマネスコの販売数は徐々に増加している。池内さんは「食べるだけでなく、新しい楽しみ方を知ってもらい、親しみを持ってもらえると嬉しい」と意気込む。


ロマネスコを花束にして、新しい楽しみ方を提案する池内さん

ラッピングしたロマネスコ



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