2018年2月13日火曜日

【浮穴】発酵期間と完熟度合が鍵

南さんの牛糞堆肥が好評!


 松山市南高井町の黒毛和種の肥育農家・南耕一さん(60)が作る、牛糞堆肥の評判が上々だ。自身が育てる牛の糞や県内の和牛農家から仕入れた糞、スギやヒノキなど国産木材のオガクズのみを使うことにこだわり、栄養価の高い堆肥に仕上げている。
JA松山市を通して一袋20㌔を430円(税込)で販売。バラ売りは2㌧1万7,380円(税込)で、南さんが生産者の圃場へ堆肥を届ける。年間400㌧ほどを取り扱う。

 南さんは伊予市の堆肥場で、7~8ヵ月間かけて、堆肥を15回切り返し発酵させる。その後は自宅近くの堆肥場に持ち帰り、水をまき水分量を調節しながら、さらに切り返して完成させる。南さんは「時間をかけて発酵させ、しっかり完熟した堆肥に仕上げている」と話す。

 数多くの固定客がおり、「他の堆肥よりも野菜の生育が良いし、甘みが出る」と好評だ。

南さんが作るこだわりの牛糞堆肥には、多くのファンがいます

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