2015年10月2日金曜日

【JA】ナスの作業省力化に期待

自動灌水施肥装置で試験栽培

JA松山市は、松山長なすの樹勢維持と茄子部会員の労力軽減を図ろうと、自動灌水施肥装置を使った試験栽培を進めている。今後、同部会員へ導入を呼び掛けていく方針だ。

自動灌水施肥装置は、日射量に応じてソーラーパネルが発電し、作動する。適時潅水し、液肥も混用でき、作業の省力化を図る。また、乾燥と肥料切れで発生する病害虫を予防し、松山長なすの高品質生産につなげる。当JAが管理する圃場で試験的に導入し、11月上旬まで収量調査が続く予定だ。

8月下旬には、県下6JAの営農指導員らが現地で試験状況を確認した。

 
試験区の松山長なすの収量を確かめる営農指導員

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