2022年3月7日月曜日

【育苗場】 4月上旬から引き渡し

 春植え野菜苗接ぎ木続く


 JA松山市の高井・松前育苗場では4月中旬にかけて、春植え野菜苗の接ぎ木作業が続いている。ナスやトマト、ウリ類など計5品目21品種を接ぐ。同月上から順次、当JAの生産部会などに供給するほか、㈱松山生協の各店舗でも販売する予定だ(詳しくは、本誌P16参照)。


 高井育苗場では3月上旬にかけて、ベテラン作業員が茄子部会用のナス苗を計3万本接ぎ木した。ナスの台木には、半身萎凋(いちょう)病に強い「トナシム」と、青枯病に強い「台太郎」を使う。作業員は、台木の葉柄の基部に、くさびに削った穂木「庄屋大長」を差し込み、クリップで止めた。


ナスの台木と穂木を接ぐベテラン作業員

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