2021年2月8日月曜日

【JA】 人手不足の解消へ

 レタス定植に農福連携 


JA松山市は、冬に収穫と定植が重なるレタス栽培において、人手不足を解消しようと農福連携に取り組む。定植などの単調な作業はコツを掴みやすく、障がい者による丁寧な仕上がりに当JAや生産者は手応えを感じている。労働力の確保に悩む生産者に紹介し、生産の維持・拡大につなげるほか、障がい者の就労支援に取り組む。


1シーズンにおよそ1㌶でレタスを栽培する当JAレタス部会長の相原啓司さん(47)は1月上旬、収穫と同時に春採りレタスの定植を進めるための労力を必要とし、初めて同事業を利用した。施設利用者6人は、施設支援員からサポートを受けながら、およそ2時間で3.3㌃に2,000株を定植した。生産者一人で手植えするよりも、半分の時間で終えることができた。相原部会長は「思った以上に早く定植してくれたので、収穫で忙しくなる時期に頼みたい」と今後も利用する考えだ。

 

丁寧に黙々と作業する施設利用者

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