2018年12月28日金曜日

【JA】よい子のまんぷくフェスタ

体験して農業を身近に!

JA松山市は12月15日、本所で「よい子のまんぷくフェスタ2018」を開いた。親子で農業のすばらしさや旬のおいしさを知ってもらおうと、今年度で9回目。種だんごづくりや新米のすくい取り、セリ市、餅つきなど数多くの体験型イベントを催した。多くの家族連れが訪れ、賑わった。

セリ市体験には多くの人が訪れました

一昨年度から実施する、泥だんごに好きな種を入れる「種だんご」づくりは、作ったあとに自宅に持ち帰ってプランターで野菜づくりを楽しんでもらう。イベント後も、食や農業への関心を持ち続けてもらうことが目的だ。

参加した子どもは、ホウレンソウやニンジンなど計6種類の中から好きな野菜の種を選んで、種だんごを作った。「芽が出るのが楽しみ」と笑顔で話した。

当JAは「食や農業が生活に欠かせない身近なものであることを、イベントを通して感じてもらいたい」と話した。

子どもたちに大好評の「種だんご」

2018年12月26日水曜日

【石井】生産者と消費者が交流

活気あふれる石井農業祭

JA松山市の石井地区運営委員会は12月2日、松山市東石井にある石井センターで「第36回石井地区農業祭」を開いた。組合員や地域住民と交流を図り、農業に親しみを感じてもらうほか、地域活性化を目的に毎年開く。総代や青壮年部、女性部などが協力し、多彩なイベントで来場者をもてなした。

地元農家が丹精して栽培した新鮮野菜などの即売会は好評で、昼頃には完売。来場者は生産者から安全安心な農産物を低価格で購入し、選び方や調理方法を聞くなどして交流を楽しんだ。また、午前と午後に1回ずつ行うくじ付きもちまきは、紅白もち計150kgを用意。当JAの役員などが盛大にまき、数多くの来場者が参加した。

他にも、女性部によるつきたてのよもぎと紫いも、白もちの販売や、果樹部会興居島支部による温州みかんの試食販売などを行い、祭りを盛り上げた。

来場者とコミュニケーションを図る生産者(中央)

2018年12月13日木曜日

【松前】 92歳の挑戦

落花生を松前町の特産に!


 松前町を落花生の産地にしようと、同町浜の農家、満田泰三さん(92)は、落花生の栽培に力を注いでいる。健康に良いだけでなく、栽培のしやすさにも着目。近隣農家に栽培を勧めると数人が作り始めるなど、関心の輪が広がっている。満田さんは「『産地づくり』という夢を達成するまでは、現役で農業を続ける」と目標を掲げる。

満田さんは10年前から、自家消費用に落花生を200株栽培している。最近テレビで、落花生は抗酸化作用や美肌効果などの効能があると知った。比較的栽培しやすく、同町の砂地や天候が栽培に適しており、高齢農家でも作りやすく、収入の確保にもつながるため、今年から本格的に栽培をスタート。5㌃で1000株を栽培する。満田さんは「他の生産者の見本となれるよう、来年は2000株を植える」と意気込む。


「落花生の産地づくりを進め、町を活性化させたい」と話す満田さん

10月下旬から11月に収穫期を迎えた落花生

2018年12月10日月曜日

【女性部】 地域の女性と交流

女性部の「おうちパン」教室


 活動を通して女性部の魅力を知ってもらおうと、同部は11月12日、JA松山市の川上支所で地域の女性限定のパン教室を開いた。同部川上支部のパン教室のメンバーが講師となり、旬の野菜や柑橘を使ったオリジナルの無添加パンを5種類作った。参加者の中には部への加入を検討する人もおり、同部は手応えを感じている。

同部は一昨年前から年1回、若年層向けのイベントを開く。部への加入を促し組織の活性化を図るほか、地域との交流を深めている。
当日のメニューは、「白ネギと里芋のとろ~りピザ」、同部興居島支部手作りの伊予柑マーマレードを使った「興居島産の伊予柑マーマレードパン」など。参加した15人は、ピザ生地を手ごねしたほか、成形を行って交流を深めた。参加者は「おいしい。家でも作りたい」と微笑んだ。


焼きたてパンに微笑む講師と参加者

本日のメニュー

  • 白ネギと里芋のとろ~りピザ
  • 興居島産の伊予柑マーマレードパン
  • 昔ながらのホッコリあんぱん
  • ごはんパン
  • バターロール

2018年12月6日木曜日

【JA】 2年ぶりの大相撲松山場所

久万高原清流米を贈呈


 愛媛県内のJAグループの各団体で組織する大相撲松山場所実行委員会は10月25日、松山市市坪西町にある県武道館で、大相撲松山場所を開いた。組合員や地域住民など、およそ4,000人の相撲ファンが詰めかけた。横綱の鶴竜と稀勢の里や、大関や関取などおよそ100人の力士の登場に歓声が沸いた。

 同市への巡業は2年ぶり。同場所開催の記念に、同実行委員長でJA松山市の森映一組合長が日本相撲協会へ久万高原清流米を180㌔贈呈した。春日野親方が原昌文県副知事に、西日本豪雨の義援金と目録を手渡した。

 会場では、相撲の禁じ手や珍しい決まり手をユーモラスにわかりやすく解説する「初っ切り」や、髪結い実演などが披露された。結びの一番で土俵に立った両横綱は、立ち合いから四つの組み合いに。鶴竜が稀勢の里を寄り切った。


鶴竜に久万高原清流米を手渡す森組合長(右)

多くの相撲ファンが見入った、鶴竜と稀勢の里の取り組み

2018年12月3日月曜日

【久米】 会場埋め尽くすくじ付きもちまき

久米農業祭盛大に


久米支所は11月25日、南部出張所で「第16回久米農業祭」を開き、地域住民と交流を深めた。運営委員会や青壮年部、女性部が協力し、毎年開催。地域に定着してきており、数多くのイベントに老若男女が訪れ、楽しんだ。

 まつりの目玉である、午前と午後1回ずつ行ったくじ付きもちまきは、会場を埋め尽くすほどの人が訪れた。もち米計180㌔分の紅白もちをJA松山市の役員などがまき、特賞の石油ファンヒーターが当たった松山市久米窪田町の田中俊匡さん(26)は「毎年、農業祭に来ている。景品が当たるのは初めてで嬉しい」と喜んだ。

他にも、女性部と青壮年部によるきねと臼を使ったもちつきの実演販売や、うどんといなり寿司のバザー、果樹部会興居島支部によるかんきつの販売、農産物の品評会、地元小学生による水軍太鼓の演奏などを行い、会場を盛り上げた。

きねと臼を使って、もちをつく青壮年部員





くじ付きもちまきは、大勢の来場者がつめかけました

2018年11月30日金曜日

【小野】 菊まつりを開く

200鉢の見事な菊を披露


女性部小野支部は11月8日、小野支所野菜集荷場で「第21回菊まつり」を開いた。同支部菊グループの部員9人が丹精して育てたおよそ200鉢の大菊や小菊が咲き誇り、来場者の目を楽しませた。今年は、来場者に切り花の菊をプレゼントし好評だった。

同グループは毎月講習会を開き、JA営農指導員からボカシ肥料のつくり方や病害虫防除、大菊を一鉢に三つ咲かせる3本仕立てなどを学ぶ。1年かけて黄や白、紫色の大輪の花を咲かせる。同グループの代表で優秀賞に選ばれた柏木愛子さん(70)は「7月の豪雨と猛暑の影響で菊が弱ったけど、重要な土づくりと水管理を徹底したけん、立派に育った」と笑顔だった。

当日は、地元で採れた野菜や同部員の手作りのおすしやうどんなどを販売した。
最優秀賞は重松照子(てるこ)さん(79)、優秀賞に越智恵美子さん(73)と柏木さんが選ばれた。

多くの来場者が色鮮やかな菊を楽しみました


(左から)柏木さん、重松さん、越智さんの受賞した大菊


2018年11月27日火曜日

【農業塾】 これまでの学習を活かして

冬採りレタスを定植


第7回目の農業塾は11月6日、松山市居相にある圃場で開き、レタス『レイヤード』を定植した。塾生14人は今後、トンネル被覆などを行いながら、2月上旬からの収穫に向けて管理する。また、各自が9月上旬に植え付けたダイコンやブロッコリーなどの秋冬野菜の管理をしたほか、収穫を楽しんだ。

塾生は9、10月の授業で学んだマルチ張りなどを復習しながら、およそ1㌃の畝に黒色マルチを手張りした。その後、レタス600株を深植えにならないよう、注意しながら手際よく定植した。
地温を20~25℃の適温に保って良質なレタスを栽培するため、来月の授業で支柱に被覆資材をかけ、トンネル栽培を学んでいく。

塾生の末光勝利さんは「家でもダイコンを栽培しよるけど、農業塾のダイコンは出来が違って立派。プロから学んだことを栽培に活かしていきたい」と意欲的だ。


協力しレタスをて定植する塾生

2018年11月12日月曜日

【南部】 地域のみんなで景観を守ろう

色とりどりの花で「たかい」を元気に!


 松山市高井町の高井農地維持保全会は毎年、遊休農地を活用し、葉ボタンを使った「たかい」の花文字を作るほか、ビオラなど数種類の花苗を植栽している。子どもたちをはじめ、地域住民にも植え付けを体験してもらうことで、環境保全への意識向上を図っている。来春にかけて順に花が咲き誇り、景観形成や地域活性化に一役買う。

 同保全会は高井改良区区長の池水武光さんを代表に、農家を中心に地域全体で組織する。国の多面的機能交付金を活用し、同取り組みを始めて今年で5回目になる。花文字「たかい」は、メンバーのアイデアにより4回目だ。JA松山市の高井育苗場から花苗を購入し、植え付けている。 
 植栽する圃場は計10㌃。道路に面している3㌃に、白色の葉ボタン100株を使い、「たかい」の花文字を作った。文字を囲むように、赤や黄、白など色とりどりのパンジーとビオラ、チューリップを計990株植え付けた。
 残りの圃場に、穂状に赤い花を付け、草丈が15~40㌢になる『クリムゾンクローバー』の種を播いた。
 メンバーは「今年初めて、クローバーを植えるので、満開になる頃が楽しみ」と微笑む。

10月20日には同町の圃場に、子どもを中心に地域住民がおよそ60人訪れた。子どもたちは手際良く作業し、1時間ほどで花苗の植え付けと、クローバーの種まきを終えた。
参加した子どもは「参加するのは今年で3回目。楽しかった。花が咲くのが楽しみ」と笑顔で話した。
池水さんは子どもたちに「きれいに育つ花を見に来てね」と呼び掛け、植え付け後は地元産のさといもを使ったいもたきで親睦を図った。


地域住民が協力し苗を植えました。圃場中央に目立つ「たかい」の花文字

2018年11月8日木曜日

【女性部】 熱い女性部体育大会!

優勝は2年ぶりの久万支部


女性部は10月23日、松山市湊町にある松山市総合コミュニティセンターで、「第45回女性部体育大会」を開いた。12支部268人が参加し、支部やブロックごとに分かれて11の競技を戦った。熱戦の末、2年ぶりに久万支部が優勝した。

 特に盛り上がりを見せたのは、「綱引き」。力を合わせて綱を引く姿に、応援団は旗を振ったり、大きな声援を送ったりして会場を盛り上げた。
 他にも野菜を箸でつかんでカゴに入れる「野菜ゲーム」や、円周3㍍の紙テープの輪の中に、最大で何人が入れるかを競う「ラッシュアワー」、玉入れなどを行った。

 優勝した同支部の新宅真弓さんは「みんなが頑張ってくれた。2年ぶりに優勝できて嬉しい。来年も勝って連覇を目指したい」と話した。
その他の結果は以下の通り。準優勝は北伊予支部、3位は明神支部。

心をひとつに、力いっぱい綱を引っ張る部員ら

2018年11月5日月曜日

【裸麦】 黒穂病を防ぐ

播種前に麦の種子消毒を


 11月中旬から始まる麦の播種を前に、JA松山市は10月中旬の5日間、松前町にある種子センターで、黒穂病を防ぐための種子消毒を行った。病害の発生を軽減し、良質な麦の生産につなげる。

 同病が発症すると黒色の穂が出て、その穂は収穫できなくなる。また、周辺の穂に胞子を飛散させ子実感染する。感染した子実は病徴を発現しないが、次年度に感染種子を播くと同病を発症する。対策として種子消毒が有効な防除方法だ。
種子消毒は、種子と粉末状の薬剤をドラム式の粉衣機械に入れて回転させ、薬剤をまぶす。

 今年度は、希望する管内の生産者の『マンネンボシ』と『ハルヒメボシ』の種子2万740㌔を、JA営農指導員や職員が消毒した。
 種子を持ち込み、消毒に訪れた生産者は「消毒したら病気が出んなるけん、助かる」と話す。


麦の黒穂病を防ぐために種子消毒します




粉末状の薬剤を種子にまぶします


2018年11月1日木曜日

【トマト部会青年部】 出荷後の流れを学び

安定出荷を目指す


○久久万高原トマト部会青年部は10月6日、出荷後の流通を学ぼうと、初めて松山青果市場見学会を開いた。販売店である㈱松山生協石井店とコープえひめコープ久米店の売り場を見学した後、同市場でトマト販売担当者の余田明典さんと意見交換をした。

同部員や行政など計13人が出席。店頭では、トマトの価格や鮮度、配置などを確認したほか、消費者に届くまでの流通の仕組みを学んだ。余田さんは「久万高原産のトマトは安心安全で市場の評価が高い。販路拡大や有利販売につなげていく」と強調した。

意見交換では、余田さんが同部員の質問に答え、市場の情勢や価格設定などを説明した。同部の副代表を務める上村(かみむら)芽衣子さんは「良質なトマトを安定して供給するため、生産者とJA、市場が一丸となって産地を盛り上げていく」と意気込んだ。

店頭に並んだトマトを確認する余田さん(左)と青年部員



2018年10月29日月曜日

【松前】巨大かぼちゃが集結

農家が出来栄えを競う

㈱まさき村と愛媛県農業機械士会は9月29日、どてかぼちゃの品評会「グレートパンプキンカーニバル」をエミフルMASAKIで開いた。農家と地域住民に楽しい話題を提供し、地域を盛り上げようと初めて企画した。松山市と東温市、伊予市、松前町の農家85人が150点を出品し、来場者は大きさや形の異なる緑やオレンジ色の鮮やかな巨大かぼちゃを楽しんだ。

主催団体は、5月にかぼちゃの苗200株を近隣農家へ無料配布した。同団体でJA松山市の組合員の岡井剛太郎さん(77)も出品し、「猛暑や7月の豪雨で栽培が難しかった。暑い日はかぼちゃに扇風機をかけたり、雨の日は傘をさしたりして管理を徹底したけん、良いものができた」と振り返った。

重量や形、色などを競い、8人が受賞した。最優秀の「松前町町長賞」は、最重量である47キロのかぼちゃが選ばれた。

どてかぼちゃに文字を掘って栽培した岡井さん
150点のどてかぼちゃが来場者を楽しませました
主催団体は、お揃いのウィンドブレーカーを着て、初めてのイベントを盛り上げます!

2018年10月15日月曜日

【JA】 試験散布で性能確認

産業用ドローンの導入検討 


 JA松山市は、水稲の薬剤散布に使う産業用ドローンの導入を検討している。省力化や効率化を目指し、現在使用している無人ヘリコプターを補完するかたちで、ドローンを併用するほか、果樹や野菜での利用も考えている。

 導入を検討しているのは、ヤマハ発動機㈱が来年3月に発売する産業用マルチローター「YMR-08」。1㌶に必要な薬剤8㍑を搭載でき、15分で散布できる。プロペラを8枚装備し、株元まで薬剤を確実に散布するために、業界初の両サイド二重反転ローターを採用した。

 9月上旬には松山市井門町で、瀬戸内スカイテックのオペレータがドローンを操縦し、水田に試験散布をした。ヘリに比べると騒音がなく、小回りがきき操縦が簡単であるほか、低飛行なので住宅への薬剤飛散が少ない、導入費用が3分の1以下に抑えられるなど説明を聞いた。 


試験散布を見守り、ドローンの性能を確認するJA営農指導員ら


2018年10月12日金曜日

【興居島】 豪雨被害に手厚い支援を

自民党部会長らが興居島視察


 泊地区災害復旧復興対策本部とJA松山市は9月6日、西日本豪雨の被災状況の視察に訪れた、自民党の野村哲郎農林部会長や平野達男農林水産災害対策委員長などと、意見交換をした。同党は復旧に向け、全力で支援していくことを強調した。

 意見交換会には、行政や生産者、JA愛媛中央会なども出席。生産者は農道の復旧支援の充実や、モノレールの復旧期限を今年度末の完成ではなく来年度まで伸ばしてほしいなどと要望した。「自分たちは決して諦めていない。まだまだやれると信じている」と災害を乗り越え、産地を立て直していく方針だ。

 当JAの岡田明夫常務は「秋の収穫に向け、早急に対策してほしい」と求めた。
野村部会長は「農家の心が折れない仕組みづくりをしていく」と復興を後押しする考えだ。


被災の凄まじさに呆然とする自民党部会長ら(手前)

2018年10月9日火曜日

【JA】 2018愛媛みかん大使に就任!

農家の思いを伝えたい


 愛媛県産かんきつをピーアールする「2018愛媛みかん大使」に、JA松山市金融推進部の小山あずさ職員が選ばれた。小山職員を含む4人が60代目のみかん大使として活動していく。

 8月下旬にJA愛媛で任命式があり、前年のみかん大使からたすきを引き継いだ4人は「7月の豪雨で甚大な被害があったが、全国の愛媛みかんファンに、『愛媛は元気にやっとるよ』ということを、みかんの魅力と一緒に広めたい」と抱負を語った。

 4人は、接客サービスやかんきつの種類、産地の知識など基礎研修を受けたあと、11月上旬から東京と大阪での消費宣伝キャンペーンに参加する。来年1月からは「愛媛いよかん大使」として、全国を縦断しながら販売促進やテレビ出演などを通して、来年8月末までの1年間、県産かんきつをピーアールしていく。


2018年愛媛みかん大使に選ばれた小山職員(左)

2018年10月4日木曜日

【小野】 生活研修会の学びを活かす

加工部で料理を共有


 女性部小野支部の加工部は9月11日、JA松山市の小野支所で料理教室を開いた。同支部長と生活委員が8月下旬の生活研修会で教わった料理を、多くの部員と共有することが目的。部員は、新しいメニューや味付け方法を学んだ。

 生活研修会は、各支部長と生活委員が、JA愛媛厚生連の講師から料理や健康について教わる。学んだことを日頃の生活に役立てようと、加工部でも知識や情報を共有し調理した。加工部長の永田和子さんは「皆で情報を共有することが大事」と強調する。

 部員19人が3グループに分かれて調理し、5品を完成させた。「作ったことのないメニューで新鮮やったけん、家でも作りたい」「坦々そうめんはピリ辛やけど、辛いものは嚥下(えんげ)能力を鍛えられる。日頃から意識して食べよう」と話した。

協力しながら調理する加工部員

2018年10月1日月曜日

【農業塾】 秋冬野菜を定植

収穫に向け管理徹底


第5回目の農業塾は9月7日、松山市居相にある圃場で開き、塾生14人は各自が管理するスペースにダイコンやハクサイなど、好きな秋冬野菜の播種と定植をした。12月頃の収穫に向けて間引きや除草をするほか、適期の防除や潅水など栽培管理に努める。

 塾生は、前回の授業でハクサイやキャベツ、ブロッコリーを播種し、JA松山市の高井育苗センターで育苗管理した苗を定植。耕運機やレーキで土に肥料を混ぜ込んで畝を立て直した後、JA営農指導員に教わりながら2人1組となって銀色マルチを張った。病気の発生とまん延を防ぐため、密植を避けて深植えにならないように定植した。

 同塾2年目の上野誠(まこと)さんと典子さん夫妻は「昨年はニンジンを植えたが、乾燥して芽が出なかった。今年は管理を徹底し、リベンジしたい」と意気込んだ。



キャベツの苗を丁寧に植える塾生

2018年9月28日金曜日

【松山生協】 働く意義を学ぶ

川内中学生を受け入れる


㈱松山生協川上店は8月20日から24日にかけて、東温市立川内中学校の職場体験を受け入れた。同店を希望した2年生2人は、経営理念や接客用語を学んだほか、青果の包装と陳列、レジ打ちなどを通じて、働く意義や食と農への理解や興味を深めた。

同店は職業選択の一助となるよう、初めて職場体験を受け入れた。生徒は「母親がスーパーで働いているので、仕事内容や苦労を理解したい」「裏方の仕事を学びたい」と参加を希望した。

 生徒は、ダイコンやジャガイモなどの青果の検品や選別、値札作りをしたほか、消費者が手に取りやすいように包装や陳列を工夫し、流通や販売のノウハウを学んだ。2人は「思った以上に仕事は大変だけど、やりがいがある」「笑顔とコミュニケーション力を磨いて、将来に活かしたい」と話した。


ニンジンの袋詰めをする川内中学校の生徒



2018年9月13日木曜日

【JA】 コミュニティ誌をリニューアル

お米の勉強はすごろくで!


JA松山市は9月23日、リニューアルした地域住民向けのコミュニティ誌「Pakutto(パクッと)」を愛媛新聞に折り込む。これまで若年層をターゲットにしていたが、若年層の中でも小学生を子にもつ親にしぼり、親子で農業やJAを楽しく学べる誌面に仕上げた。今回は新米の時期に合わせて米を特集するほか、アンケートを答えてくれた人の中から抽選で20人に、「まる芽ちゃん愛情込め米(コメコメ)セット」をプレゼントする。

誌面は、米が収穫できるまでの過程とJA事業を学んでもらえるよう、すごろく形式に仕上げた。当JAの育苗センターでもみと野菜苗を購入して栽培し、青空市に出荷し売上金を貯金する―など、テンポよく事業を絡めながら紹介する。作成するふれあい課は「こまを進めながら、親子で米づくりの過程を学んでもらい、JAは誰でも利用できることを伝えていきたい」と話す。


コミュニティ誌の豪華プレゼント「まる芽ちゃん愛情込め米セット」


「まる芽ちゃん愛情込め米セット」
JA松山市産『にこまる』と国産米100%を使ったオリジナルの糀あま酒1本(550g)
久万高原清流米2合(およそ300g)×2袋
まる芽ちゃんのトートバッグとマスコット!

2018年9月10日月曜日

【興居島】 農水副大臣が被災地を視察

かんきつ園地の道路・配水復旧に支援


 果樹部会興居島支部の杉野猛志さん(49)は8月2日、西日本豪雨の被害を視察しに訪れた農林水産省の谷合(たにあい)正明副大臣に、興居島の現状や農家の意向などを伝えた。杉野さんは「今回の被害で、若い農家が生産意欲を失うのを最も危惧している」と心配している。

 谷合副大臣はJA松山市管内で被害が甚大で、園地20㌃が流亡した杉野さんのかんきつ園地を30分ほど視察した。当JA営農販売部の藤原真二次長が、広範囲に渡って土砂流入や園地流亡による被害が出ていることを説明した。

 現状を目の当たりにした谷合副大臣は「道路や配水施設の復旧を最優先で行っていく。さらに、植え替えやかんきつが収穫できない未収益期間にかかる経費なども支援していく」と話した。

谷合副大臣(左から3番目)に被害状況を説明する杉野さん(左)

2018年9月6日木曜日

【JA】 松山市と連携し“乗り越える”

野志市長へ災害復興支援を要請


 JA松山市は7月27日、野志克仁松山市長と面会し、JAえひめ中央と連盟で西日本豪雨で被災した農家の経営再建などを求める支援を要請した。連盟による要請は初めて。両JAは松山市から支援を受けながら、早期復旧を目指していく方針だ。

 JA松山市は「興居島の被害が大きく、かんきつ園地に入れず、防除や収穫をどう行うか困惑している。被害を受けた園地の復旧に加えて、残っている園地の収穫までの支援も含め、早期に営農再開できるよう、支援いただきたい」と被害状況を報告した。

 野志市長は災害後に興居島や中島を訪れ、被害を確認。「先人が築いた園地を無にできない。JAと一層緊密に連携し、早急に市独自の政策も講じるなど、全力で復旧支援を進める」と力を込めた。


野志克仁市長に要望書を手渡すJA松山市の阿部和孝専務
  (右から2番目)と、JAえひめ中央の宮内浩一郎専務

2018年9月3日月曜日

【トマト部会】トマトカレーが道の駅に登場!

久万高原町産トマトをピーアール 

久万高原トマト部会の上村友範さん(44)と芽衣子さん(45)夫妻は8月上旬、南海放送「元気!えひめ農業」の取材を受け、久万高原町産の『桃太郎トマト』をピーアールした。収穫の様子は9月6日、調理編は9月13日に放送予定だ。

 上村さん夫妻は、化学肥料と化学農薬を3割減らして栽培する安全安心なトマトを紹介したほか、芽衣子さん考案の水を一切使わない「元気いっぱいトマトカレー」を振る舞った。

 このトマトカレーは9月15日から30日までの期間限定で、久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」のレストランのバイキングメニューに追加される。芽衣子さんは「自分が考えたカレーを、道の駅で皆さんに味わってもらえて嬉しい」とはにかむ。

 トマトカレーのレシピは、JA松山市のホームページ「おすすめレシピ」で公開している。

久万高原町産のトマトを使ったカレーを振る舞う上村さん夫妻

甘味、酸味、旨味のバランスがとれた久万高原町産のトマトをピーアールしました

水を使わず贅沢に、トマトの水分のみでカレーを作ります♡

2018年8月31日金曜日

【営農】労力軽減と農業生産の拡大へ

ヘリ防除で農家支援

JA松山市は7月下旬から9月上旬にかけて、生産者の労力軽減と農業生産の拡大に向け、希望者にヘリによる水稲の病害虫防除をした。小野・北伊予・岡田・川上地区の500戸、およそ363ヘクタールを防除し、収量と品質の向上につなげる。

 ヘリ防除はオペレーターの資格をを持つ組合員とJA職員3人で、無人ヘリコプターを遠隔操作し薬剤を散布する。品質や食味の低下を招く紋枯病(もんがれびょう) やウンカ類などの病害虫を抑制する。また、個人が動噴散布機で防除すると10㌃あたり15分程かかるが、ヘリは2~3分と短時間で効果的に防除できる。

 オペレーターの資格を持つ組合員の西岡昭二さんは「ヘリ防除は生産者の労力軽減に一役買っている。高齢化が進む中、地域住民の理解を得た上で広げていきたい事業だ」と話した。

説明を追加

2018年8月29日水曜日

【JA】義援金の輪広がる

被災地の“力になりたい”

西日本豪雨で甚大な被害を受けた地域を支援しようと、JA松山市で義援金活動が広がっている。いち早く活動した女性部OBの城下会と女性部小野支部の手芸部は、計3万5,681円を集めた。青壮年部OBのだるま会や当JA窓口でも義援金箱を設置するなど、JA全体が復旧・復興に向け支援する体制だ。

 管内では特に、興居島のかんきつ園地の被害が深刻で、現在も復旧作業が続く。当JAは人的支援に加え、金銭面からもサポートしようと、7月20日から窓口に義援金箱を設置している。

 城下会は同月18日に総会を開き、義援金を集めたほか、手芸部が販売したブローチなどの売上金6,000円も全額寄付した。ブローチを7つ買った同部川上支部の渡部さち子さんは「大洲や野村に娘の知り合いがいる。少しでも役に立てれば」と募金した。

募金する女性部小野支部長の重松京子さん

2018年8月23日木曜日

【興居島】 3㌶のかんきつ園地流亡・土砂流入

西日本豪雨に負けない!早期復旧を目指す


 西日本豪雨により、甚大な被害を受けた興居島地区。JA松山市は「西日本豪雨災害対策本部」を設置し、今後の病害虫などの栽培管理や、土のう袋の提供、防除用の動力噴霧器の貸出しを行うことなどを決めた。 

 当JAの森映一組合長や岡田明夫常務らが同島を巡回して被害状況を調査し、7月13日には職員8人が現地に入り、自宅や道路に流れ込んだ土砂や倒木の撤去作業などを行った。また、当JAが所有するパワーショベル2台を同島へ運んだほか、果樹部会にリースしている1台も使って、生産者が土を取り除く作業を進めた。

 同地区は、かんきつの園地流亡や土砂流入により実被害面積は3㌶、被害額は4000万円以上にも及ぶと予想する。南側の御手洗地区の被害が大きく、傾斜のある園地がえぐられるように崩れ、モノレールなどが道路や海岸に流れ込んだ。生産者は「後継者がいない高齢農家は、農業をやめようと考える人もいるかもしれない」と廃園の危機を心配する。

 その他、松山市と松前町、久万高原町の一部の圃場計5.87㌶で冠水被害が出た。
被害を受けた地域を支援しようと、当JAの窓口に募金箱を設置しており、女性部なども積極的に募金している。


6月下旬から7月上旬の大雨の影響により、園地流亡や土砂流入など甚大な被害が出た興居島地区

2018年8月20日月曜日

【茄子部会】 伝統野菜を県内外へ100㌧

松山長なす出荷最盛!


JA松山市管内では8月上旬頃に、まつやま農林水産物ブランドに認定されている『松山長なす』の最盛期を迎えている。11月中旬にかけて、県内や京阪神方面におよそ100㌧(前年比118.2㌫)の出荷を見込む。

今年度は順調に出荷しているが、西日本豪雨の影響で樹勢が弱まり花落ちや実の曲がりが見られ、今後酷暑が続くと秀品率が低下するため、樹勢管理を徹底していく方針だ。また、病害虫の発生はないが、気温の上昇に伴い、品質の低下を招くアザミウマが発生しやすくなるため、防除を行っていく。

松山市小坂で松山長なすを7㌃で栽培する当JA茄子部会の川端正仁部会長(68)は「ツヤのある良質な長なすができた」と話し、10㌧の出荷を目指す。



真っ直ぐに育った松山長なすを収穫する川端正仁部会長


妻のよし子さんおすすめの焼きなす

2018年8月16日木曜日

【小野】 異常を直接警察に通報 

利用者安全を第一に訓練


 異常事態を警察に直接通報する「非常通報装置」を、JA松山市で初めて設置している小野支所は7月24日、防犯訓練を行った。利用者の安全と職員の防犯意識の向上を図り、事件の未然防止に努めていく。

 当JAの窓口に設置する従来の非常ボタンを押すと、警備保障会社へ通報し、同社が警察に通報する仕組みだ。タイムラグを解消しようと、今年3月に新築した同支所に同装置を設置した。

 訓練は、閉店間際に警察官扮する強盗犯二人が拳銃を持って侵入し、現金を奪い逃走するという設定で行った。犯人侵入後、職員はすぐに非常ボタンを押したほか、現金を袋にゆっくり入れるなど時間を稼ぐ対応をした。


大声で「金を出せ」という犯人に冷静に対応する立花所長


訓練後には、警察官からアドバイスをもらいました

2018年8月13日月曜日

【JA】 トップの動き

自己改革の加速へ


 森映一組合長は6月下旬、JA愛媛中央会などの通常総会に出席し、県信連の経営管理委員会の会長としてあいさつをした。「農業者の所得増大と農業生産の拡大、地域の活性化に向け、引き続き全力で取り組んでいく」と話した。

 総会では、政府が定める農協改革の期限が来年5月に迫っていることに触れ、自己改革の情報発信や実現を加速していくことを再確認した。

 7月上旬には久万高原町の桃太郎トマトとピーマンの出荷先である阪神地区で、販売促進会議を開いた。部会長や森組合長、岡田明夫常務など計12人が訪れた。森組合長は産地としての希望価格を伝え「引き続き、有利販売をお願いしたい」とピーアールした。


通常総会であいさつをする森映一組合長


2018年8月9日木曜日

【JA】 愛大生の実習受け入れ

産直のノウハウを伝える


 JA松山市は6月18日から8月10日の22日間、愛媛大学社会共創学部3回生の林優佑(ゆうすけ)さんを実習生として受け入れている。林さんは、産直の経営や販売などを学ぶため、福音寺青空市と当JAの子会社である(株)松山生協斎院店で実習し、産直のノウハウを教わっている。

 林さんは、地域活性化や農家の所得増大につながる仕事に興味があり、同青空市での実習を希望したという。野菜や果物、惣菜などを消費者が手に取りやすいように、仕切りを有効活用させて並べるなど、消費者に喜ばれる直売所の在り方を学んだ。

 林さんは「整理整頓をしてお客さんを迎えることが大切だと学んだ。将来は直売所を経営し、生産者と消費者をつなぐパイプ役となり、県産の農産物をピーアールしたい」と意気込む。


仕切りを有効活用させ、配列を工夫する実習生の林優佑(ゆうすけ)さん


2018年8月6日月曜日

【JA】 トマトとピーマン、松山長なす好評!

ビアガーデンで管内野菜をPR


 JA松山市とJA愛媛野菜生産者組織協議会は7月19日、JA松山市管内の野菜をピーアールしようと、リジェール松山の屋上ビアガーデンで試食を振る舞った。久万高原町のトマトとピーマン、まつやま農林水産物ブランドに認定されている松山長なすを計17㌔使って、3品を提供した。用意したおよそ600食分は、2時間で配り終えるほど人気を集めた。

 同イベントは、愛媛県産の野菜のファンづくりと消費拡大につなげようと、昨年から県内のJAが連携し提供している。

 当日は、JA松山市の役職員7人が試食コーナーに立ち、出来立てのトマトの三杯酢やピーマンの和え物、なすの油焼きちりめんひしおのせを振る舞った。試食した人は「野菜の味がしっかりして、おいしい」と作り方を聞いていた。

管内産の野菜を使った料理を配るJA松山市の職員



3品とも大好評でした!



2018年8月2日木曜日

【共済】 疲れ解消+ママ友の輪広げる

ヨガでリフレッシュ


JA松山市の共済部が開く、産後ヨガとマタニティヨガが好評だ。
こども倶楽部会員を対象に、10年以上前から毎年開いている。7月19日には両教室を開き、参加者は日頃の悩みや疲れを解消し、心身ともに癒された。

 産後ヨガは、出産後の体調を整え、開いた骨盤を引き締める。マタニティヨガは、妊娠中の心身を安定させ、出産に必要な筋肉を作る。

 同日は、松山市鷹子町にあるJA愛媛厚生連で開き、産後ヨガに41人が参加した。講師は、えひめ文化健康センターで「産後ヨガ&マタニティヨガ」のインストラクターを務めるakiyo先生。参加者はゆがんだり開いたりした骨盤を、産前の正しい位置に戻すストレッチやポーズを行った。


こども倶楽部会員を対象に開く、大好評のヨガ教室

2018年7月30日月曜日

【農業塾】 松山長なす高収量を目指して

「一芽切り返し剪定」を学ぶ


 第3回目の農業塾は7月10日、JA松山市の石井センターと松山市居相にある圃場で開き、松山長なすの整枝と剪定をしたほか、黒大豆を定植した。また、9月上旬に定植予定である大根や白菜などの秋冬野菜の栽培計画と、品目の選定方法を学んだ。

 塾生16人は良質な松山長なすを長期間安定して収穫するために、収穫と同時に枝元の一芽を残して剪定する「一芽切り返し剪定」を学んだ。塾生は、JA営農指導員から枝を切る位置を教わりながら作業し、収穫が続く10月上旬まで整枝や剪定を繰り返し行っていく。

 塾生の髙橋かよさんは「一芽切り返し剪定は難しかった。営農指導員に教えてもらってイメージはできたので、繰り返し手入れをして覚えていきたい」と意気込んだ。


塾生は黒大豆『丹波黒』を定植し、枝豆として10月中下旬に収穫する予定です

2018年7月26日木曜日

【営農】枝豆・ピーマン部門で6人が輝く

野菜生産改善共進会で表彰

JA愛媛野菜生産者組織協議会は6月28日、松山市安城寺町にある(株)えひめ飲料で「第43回通常総会」を開き、野菜生産改善共進会の表彰式や感謝状の贈呈式などを行った。

JA松山市からは、平成29年度の同共進会で6人の生産者が入賞した。
 同共進会のピーマンの部では、久万高原町の御三戸地区の田本豊弘さんが県知事賞に輝いた。10㌃当たりの収量や秀品率の高さが評価され、受賞に至った。県本部長賞には、大野晃さん(直瀬)が選ばれた。

また、協議会会長賞の枝豆の部では、八束まゆみさん(北伊予)と木下務さん(北伊予)が、ピーマンの部で西尾道尊さん(父二峰)と石丸広幸さん(明神)が受賞した。

県知事賞に輝いた、ピーマン農家の田本豊弘さん

2018年7月14日土曜日

【ピーマン部会】 ピーマン順調な滑り出し

8月上旬に最盛 計600㌧出荷


ピーマン部会は6月11日から出荷が始まっている。病害虫の発生もなく、順調な滑り出しだ。最盛期の8月上旬頃には、久万野菜選果場で日量最大13.5㌧の選果を見込む。11月上旬にかけて、四国や阪神、奈良方面に、昨年と同量の計600㌧を出荷する予定だ。

 今年度は、定植後の5月上旬から気温が高かく推移し順調に生育。今年から同部会員に液肥を助成し、5月中下旬に各自が散布したことも生育の良さにつながっている。今後、病害虫が発生しやすいため早期防除をするほか、長雨による根痛みを防ぐため排水を徹底していく。

 同部会は、久万高原町の122人がおよそ12㌶で、『京波』『京ひかり』『ピクシー』を栽培する。ピーマンは同選果場で、作業員が傷や形状を目視で確認し2等級に選別した後、CCDカラーカメラで4階級に仕分ける。


8月上旬頃に最盛期を迎えるピーマン


2018年7月11日水曜日

【石井】 はじめましてMAです

自己紹介シート訪問手渡し


石井支所のMA、田下竜太朗職員は、集金や推進時に手製の自己紹介シートを配布し始めた。今年から同担当になり、組合員や地域住民と信頼関係を築くための起爆剤として作成。1年かけて担当する地区に3,000枚を配布していく。

 田下職員は4月から新規顧客を訪問するなかで、JAについて「金融業務をしていない」「農家しか利用できない」というイメージを持っていることを痛感。それらを払拭すると同時に、自身を知ってもらおうと、5月中旬にチラシ作成を思いついた。
A4サイズの白黒で、自身の似顔絵と、出身高校・大学や、特技のサッカー、意気込みなどを紹介する。

 同月下旬から配布を始め、同シート裏にはJA松山市独自の貯金キャンペーンを印刷する。「MAになったばかりで不慣れだが、シートを会話の糸口にし早く顔を覚えてもらいたい」と意気込む。

自己紹介シートの説明をする田下職員(右)

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