2018年12月13日木曜日

【松前】 92歳の挑戦

落花生を松前町の特産に!


 松前町を落花生の産地にしようと、同町浜の農家、満田泰三さん(92)は、落花生の栽培に力を注いでいる。健康に良いだけでなく、栽培のしやすさにも着目。近隣農家に栽培を勧めると数人が作り始めるなど、関心の輪が広がっている。満田さんは「『産地づくり』という夢を達成するまでは、現役で農業を続ける」と目標を掲げる。

満田さんは10年前から、自家消費用に落花生を200株栽培している。最近テレビで、落花生は抗酸化作用や美肌効果などの効能があると知った。比較的栽培しやすく、同町の砂地や天候が栽培に適しており、高齢農家でも作りやすく、収入の確保にもつながるため、今年から本格的に栽培をスタート。5㌃で1000株を栽培する。満田さんは「他の生産者の見本となれるよう、来年は2000株を植える」と意気込む。


「落花生の産地づくりを進め、町を活性化させたい」と話す満田さん

10月下旬から11月に収穫期を迎えた落花生

このページの先頭へ