2020年9月29日火曜日

【女性部】 膝・腰・肩の痛みを減らそう!

 簡単ストレッチで健康に!


JA松山市女性部は8月下旬、JA愛媛厚生連で生活研修会を開いた。

9支部15人の支部長と生活委員が出席し、JA愛媛厚生連の後藤昌栄先生から「膝痛」「腰痛」「肩こり」それぞれの原因を教わり、簡単にできるストレッチや体操をして体を動かした。


加齢により膝に痛みが生じる「変形性膝関節症」は、65歳以上では55㌫の人が発症する病気だ。下肢に負荷をかける筋肉トレーニングやストレッチ、有酸素運動を組み合わせることで、筋力増強や筋肉・柔軟性の向上、心肺機能の向上が期待できる。部員は、音楽に合わせてテンポ良く膝の曲げ伸ばしなどをした。後藤先生は「日頃から運動を取り入れることで、痛みの軽減や予防につながる」とアドバイスした。


女性部員は「体が軽くなった。自宅でも続けたい」と話した。

 

音楽に合わせて運動する女性部員

2020年9月17日木曜日

【育苗場】 10月初旬にかけて、およそ11万本

生産部会に良質なブロッコリー苗供給


 JA松山市の高井育苗場では8月下旬から10月初旬にかけて、生産者にブロッコリー苗を引き渡している。当JAブロッコリー部会員のおよそ6割にあたる33人が苗を注文。およそ10万9,800本を供給する。茎がかたくて根張りが良く、節間が詰まった良質な苗に仕上がっている。

同育苗場は、生産者が苗を定植する時期から逆算し8月上旬から9月中旬にかけて、『おはよう』『ファイター』『ピクセル』などの品種を播種する。ハウス内で管理し、しおれないように日中は遮光するほか、土壌の状態や葉色を見て、潅水したり液肥を散布したりしている。水や肥料をやりすぎると徒長するため、苗の状態を見ながら調整している。また、病害虫が発生しないよう、定期的な防除も行っており、今年も順調に生育し良質な苗に仕上がっている。

生産者は受け取った苗を順次定植し、11月下旬から来年2月にかけてブロッコリーを収穫し、当JAへ出荷する予定だ。
同育苗場の本田美雄場長は「多くの部会員から苗の注文があり、『苗の品質が良い』という声をいただいている。生産者は機械を使って植える人もいるので、しっかりと根が張った丈夫な苗を作っている。苗の良しあしは、作物の生育はもちろん、生産者の収入に直結するため、油断せず細心の注意を払って管理し、良質な苗づくりに努めている」と話す。

同育苗場ではそのほか、キャベツやハクサイ、ナス、イチゴ、ユーカリ、タマネギなど、年間を通して育苗している。生産部会員や女性部、組合員などに引き渡す。


生産者に引き渡すブロッコリー苗の管理をする本田場長

2020年9月14日月曜日

【三津】 老舗和菓子店×JA女性部

伊予柑マーマレードが洋菓子に!


 ㈲風月堂が販売する、JA松山市女性部興居島支部の手作り伊予柑マーマレードを使った「レアチーズケーキ」と「いよかんゼリー」が好評だ。興居島で栽培した伊予柑で作るマーマレードは、水を加えず果汁100㌫で煮詰めているため、菓子に入れても爽やかな味わいが楽しめる。地域の特産品で地域を盛り上げる。

 きっかけはおよそ5年前、同支部の小池美毬さん(73)が、規格外の伊予柑を使って六次産業化を進めようと、同社に依頼したこと。来年で創業100年を迎える老舗和菓子店の同社は、これまで同マーマレードを白あんに練り込んだ和菓子「いよかんの雫」などを作り、販売してきた。

新商品づくりにあたり、若い人にも食べてもらおうと洋菓子に着目。ゼリーは、1個につきマーマレードを25g入れており、昨年夏から販売している。今年5月から販売中のチーズケーキは、クリームチーズにマーマレードをたっぷり混ぜ込む。1ホール(直径21㌢、12カット)に、150gのマーマレードを使う。どちらも好評でリピーターがいるほどだ。

同社の代表、後藤孝志さん(64)は「さっぱりとしていて、夏にぴったりの商品だ。地元の伊予柑を使っているので、皆さんに食べてもらいたい」と自信を見せる。

小池さんは「伊予柑の香りと皮の苦味がアクセントになって、おいしい」と話す。

 両商品は、伊予鉄三津駅舎内の風月堂Cafeで販売中だ。チーズケーキは1ピース350円(税込)で、いよかんゼリーは1個250円(同)だ。

「夏にぴったりの商品ができた」とほほ笑む風月堂の
後藤さん(左)と、女性部興居島支部の小池さん

大好評のゼリーとチーズケーキ



  *風月堂Cafe*
  〔住所〕
   松山市三杉町8-19
  〔営業時間〕
   午前10時半~午後6時
  〔定休日〕
   月曜日、月の最終の日曜日





2020年9月10日木曜日

【シンテッポウユリ】 盆・彼岸に出荷最盛

真っ直ぐなユリ続々と!


 JA松山市の川上選花場で9月中旬、需要期の彼岸に向け、シンテッポウユリの出荷最盛期を迎えている。例年通り花つきが良く、曲がりの少ない良質な仕上がりだ。日量最大1万5,000本を選花しており、11月下旬にかけて中四国や京阪神、中部方面へ34万本(前年対比90㌫)を出荷する予定だ。

 今年産は、長雨と低温により病気が発生していたが、生産者が防除を徹底し回復している。当JAでは、松山市・東温市・松前町の22人がおよそ1.6㌶でユリを栽培している。

当JAでは全国的にも珍しい共選に取り組んでおり、ベテラン作業員は産者が持ち込んだユリのつぼみの大きさや傷の有無などを一つずつ目視で確認し、13等階級に手選別する。品質が統一されており、市場から高い評価を得ている。



お墓参りの供花として需要が高いシンテッポウユリ

2020年9月7日月曜日

【久万高原ピーマン】 高原ピーマン出荷続々

色つやが良く、肉厚な仕上がり!


 西日本有数のピーマン産地であるJA松山市管内の久万高原町で、ピーマンの出荷が続いている。2L・Lサイズを中心に、色つやが良く肉厚なピーマンに仕上がっている。11月中旬にかけて、四国や阪神、奈良方面に560㌧(前年対比104㌫)を出荷する予定だ。

 今年産は、4月中旬頃の積雪で昨年より5日ほど生育が遅れていたが、6月の気温上昇に伴い回復している。晴天が続く今後は、潅水を徹底し肥大につなげ、良質生産に努めていく。

 ○久久万高原ピーマン部会は、同町の125人がおよそ8.7㌶『京波』『京ひかり』『ピクシー』を栽培している。
同町でピーマンを栽培する北岡裕賢(ひろたか)さん(43)は、「久万のきれいな水で育てたピーマンを皆さんに食べてほしい。炒めても煮てもやわらかいのでおいしい」とほほ笑む。


収穫作業に汗を流す北岡さん

2020年9月4日金曜日

【久万高原トマト】 桃太郎トマト本番

甘味と酸味のバランス良し


 西日本有数のトマト産地であるJA松山市管内の久万高原町で、、桃太郎トマトの出荷が続いている。2Lサイズを中心に、当JA久万野菜選果場で日量22.4㌧を選果する。11月下旬にかけて県内や阪神方面に、1,280㌧(前年対比105㌫)を出荷する予定だ。

 ○久久万高原トマト部会は、同町の84人が14㌶で『桃太郎セレクト』『桃太郎サニー』『桃太郎ワンダー』を栽培している。同部会のトマトは、昼夜の寒暖差を活かし甘味と酸味のバランスが良く、夏はみずみずしく、秋は旨味のある仕上がりだ。

ハウス8棟でトマトを栽培する同町東明神の山之内陽一さん(62)は「長雨と高温で形が少し悪いが、甘味のある上質なトマトができた。暑さが続くので、冷やして味わってほしい」とほほ笑む。


久万野菜選果場では連日、トマトの選果が続いています

2020年9月2日水曜日

【柳谷】 地元の食材使うフランス菓子店

日曜日だけのお菓子屋さん!


 久万高原町中津の山の上にひっそりとたたずむフランス菓子店「le temps  naturel(ル・タン・ナチュレル)」が、人気を集めている。日曜日のみの営業だが、今年3月中旬のオープン以来、看板メニューのババロアやアップルパイが好評で、遠方から訪れるリピーターもいるほどだ。卵や果物などは同町産を、リキュールや発酵バターはフランス産を使う。

 オーナーパティシエールの小池有紀(ゆき)さん(41)は、田舎暮らしに憧れ、10年前に家族とともに仙台から同地区に移住。当時から何かやろうと考えていたところ目にしたのが、高知県で開かれるケーキ学校の新聞記事だった。3ヵ月通い、菓子づくりの基礎や知識、技術を習得した。

 店頭には常時、10種類ほどのケーキや焼き菓子などを並べる。道の駅みかわでも販売中だ。小池さんは「フランス菓子のおいしさを伝えたい」と意気込む。

東京都代官山の有名店「イル・ブルー・シュル・ラ・セーヌ」
で学んだ講師の元で修業した小池さん

  le temps naturel(ル タン ナチュレル)
  住所   久万高原町中津5196
  営業日  日曜日(午前10時~午後5時)
  駐車場  あり


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