2018年9月28日金曜日

【松山生協】 働く意義を学ぶ

川内中学生を受け入れる


㈱松山生協川上店は8月20日から24日にかけて、東温市立川内中学校の職場体験を受け入れた。同店を希望した2年生2人は、経営理念や接客用語を学んだほか、青果の包装と陳列、レジ打ちなどを通じて、働く意義や食と農への理解や興味を深めた。

同店は職業選択の一助となるよう、初めて職場体験を受け入れた。生徒は「母親がスーパーで働いているので、仕事内容や苦労を理解したい」「裏方の仕事を学びたい」と参加を希望した。

 生徒は、ダイコンやジャガイモなどの青果の検品や選別、値札作りをしたほか、消費者が手に取りやすいように包装や陳列を工夫し、流通や販売のノウハウを学んだ。2人は「思った以上に仕事は大変だけど、やりがいがある」「笑顔とコミュニケーション力を磨いて、将来に活かしたい」と話した。


ニンジンの袋詰めをする川内中学校の生徒



2018年9月13日木曜日

【JA】 コミュニティ誌をリニューアル

お米の勉強はすごろくで!


JA松山市は9月23日、リニューアルした地域住民向けのコミュニティ誌「Pakutto(パクッと)」を愛媛新聞に折り込む。これまで若年層をターゲットにしていたが、若年層の中でも小学生を子にもつ親にしぼり、親子で農業やJAを楽しく学べる誌面に仕上げた。今回は新米の時期に合わせて米を特集するほか、アンケートを答えてくれた人の中から抽選で20人に、「まる芽ちゃん愛情込め米(コメコメ)セット」をプレゼントする。

誌面は、米が収穫できるまでの過程とJA事業を学んでもらえるよう、すごろく形式に仕上げた。当JAの育苗センターでもみと野菜苗を購入して栽培し、青空市に出荷し売上金を貯金する―など、テンポよく事業を絡めながら紹介する。作成するふれあい課は「こまを進めながら、親子で米づくりの過程を学んでもらい、JAは誰でも利用できることを伝えていきたい」と話す。


コミュニティ誌の豪華プレゼント「まる芽ちゃん愛情込め米セット」


「まる芽ちゃん愛情込め米セット」
JA松山市産『にこまる』と国産米100%を使ったオリジナルの糀あま酒1本(550g)
久万高原清流米2合(およそ300g)×2袋
まる芽ちゃんのトートバッグとマスコット!

2018年9月10日月曜日

【興居島】 農水副大臣が被災地を視察

かんきつ園地の道路・配水復旧に支援


 果樹部会興居島支部の杉野猛志さん(49)は8月2日、西日本豪雨の被害を視察しに訪れた農林水産省の谷合(たにあい)正明副大臣に、興居島の現状や農家の意向などを伝えた。杉野さんは「今回の被害で、若い農家が生産意欲を失うのを最も危惧している」と心配している。

 谷合副大臣はJA松山市管内で被害が甚大で、園地20㌃が流亡した杉野さんのかんきつ園地を30分ほど視察した。当JA営農販売部の藤原真二次長が、広範囲に渡って土砂流入や園地流亡による被害が出ていることを説明した。

 現状を目の当たりにした谷合副大臣は「道路や配水施設の復旧を最優先で行っていく。さらに、植え替えやかんきつが収穫できない未収益期間にかかる経費なども支援していく」と話した。

谷合副大臣(左から3番目)に被害状況を説明する杉野さん(左)

2018年9月6日木曜日

【JA】 松山市と連携し“乗り越える”

野志市長へ災害復興支援を要請


 JA松山市は7月27日、野志克仁松山市長と面会し、JAえひめ中央と連盟で西日本豪雨で被災した農家の経営再建などを求める支援を要請した。連盟による要請は初めて。両JAは松山市から支援を受けながら、早期復旧を目指していく方針だ。

 JA松山市は「興居島の被害が大きく、かんきつ園地に入れず、防除や収穫をどう行うか困惑している。被害を受けた園地の復旧に加えて、残っている園地の収穫までの支援も含め、早期に営農再開できるよう、支援いただきたい」と被害状況を報告した。

 野志市長は災害後に興居島や中島を訪れ、被害を確認。「先人が築いた園地を無にできない。JAと一層緊密に連携し、早急に市独自の政策も講じるなど、全力で復旧支援を進める」と力を込めた。


野志克仁市長に要望書を手渡すJA松山市の阿部和孝専務
  (右から2番目)と、JAえひめ中央の宮内浩一郎専務

2018年9月3日月曜日

【トマト部会】トマトカレーが道の駅に登場!

久万高原町産トマトをピーアール 

久万高原トマト部会の上村友範さん(44)と芽衣子さん(45)夫妻は8月上旬、南海放送「元気!えひめ農業」の取材を受け、久万高原町産の『桃太郎トマト』をピーアールした。収穫の様子は9月6日、調理編は9月13日に放送予定だ。

 上村さん夫妻は、化学肥料と化学農薬を3割減らして栽培する安全安心なトマトを紹介したほか、芽衣子さん考案の水を一切使わない「元気いっぱいトマトカレー」を振る舞った。

 このトマトカレーは9月15日から30日までの期間限定で、久万高原町の道の駅「天空の郷さんさん」のレストランのバイキングメニューに追加される。芽衣子さんは「自分が考えたカレーを、道の駅で皆さんに味わってもらえて嬉しい」とはにかむ。

 トマトカレーのレシピは、JA松山市のホームページ「おすすめレシピ」で公開している。

久万高原町産のトマトを使ったカレーを振る舞う上村さん夫妻

甘味、酸味、旨味のバランスがとれた久万高原町産のトマトをピーアールしました

水を使わず贅沢に、トマトの水分のみでカレーを作ります♡

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