2020年1月29日水曜日

【女性部】 珍しい野菜の栽培に挑戦!

子持ち高菜が食べ頃迎える


 女性部は今年度、珍しい野菜である「子持ち高菜」の試験栽培に挑戦し、1月下旬から収穫が始まっている。新しい作物や品種を知って栽培を楽しもうと、毎年品目を一つ決め、営農委員を中心に栽培している。部員同士で生育状況や味を共有し、知識を深めるほか、交流を図っている。

 同部川上支部の渡部さち子さん(64)の圃場では、子持ち高菜『早生祝蕾』が順調に生育している。(株)松山生協の生産者コーナーなどに出荷するほか、支部活動のパン教室で副食として漬物や天ぷらなどに活用していく。渡部さんは「新しい野菜を作るときは、どんなものができて、どんな味がするのかワクワクする」とほほ笑んだ。


子持ち高菜の栽培に挑戦している渡部さん



~こんな食べ方があります~
簡単でおいしい漬物!わき芽や茎を食べやすい大きさに切って、エーコープ商品のあっさり漬の素(JA松山市の各支所・出張所でご購入いただけます)とよく混ぜ合わせるだけ!
コリコリとした食感と、高菜のピリ辛さとほろ苦さを味わって♪



2020年1月15日水曜日

【新浜】 規格外品を有効活用

国産アボカドをピーアール


松山市高浜町でアボカドを無農薬で栽培している森茂喜さん(68)は、規格外品のアボカドをのうみん㈱に提供し、加工品の開発・販売を委託している。国産アボカドをピーアールするほか、規格外品を有効活用し所得の向上を目指す。

10年前から本格的にアボカドの栽培を始めた森さんは、40㌃で200本を管理する。今年度は県外に1㌧を出荷するが、例年、収量の2~3割が規格外品にあたる。同社の代表を務めていたこともあり、同社に委託した。

第1弾は、同社と松山大学が2017年に共同開発した、肌に良いと評判の無添加石けん「媛肌せっけん」(2,300円(税込))だ。第2弾はレストランに販売する「アボカドペースト」。現在は第3弾として、料理や美容に使える「アボカドオイル」を試作しており、今後販売を目指していく。

森さんは「加工品を増やしてインターネットなどで販売し、国産アボカドを広めたい」と話した。



インターネットなどで販売している、アボカドを使った「媛肌せっけん」!

2020年1月10日金曜日

【興居島レモン部会】産地化に向け本格始動

「興居島レモン部会」設立


 興居島レモンの産地化に向け、JA松山市は11月中旬、同島の生産者でつくる「興居島レモン部会」を設立した。共同選果・共同販売の体制を確立し、5年後には現在のおよそ3倍の30㌧の出荷量を確保していく方針だ。

 同島ではこれまでもレモンを栽培してきたが、近年、国産レモンの需要が増加し出荷量の増大が求められている。また、当JAが昨年から重量選別機による規格の統一を徹底したことで高単価で取り引きされており、生産者・栽培面積ともに増えている。

 同部会は小池真悟部会長(57)を筆頭に、22人がおよそ2㌶で『アレンユーレカ』を栽培する。地元や大阪、奈良、名古屋へおよそ10㌧(ジュース用含む)を出荷する予定だ。

 同月の設立総会で小池部会長は「10㌃当たり3㌧の収量を目標に頑張りたい」と産地化を進める方針だ。



設立総会であいさつを述べる小池部会長

2020年1月7日火曜日

【女性部】 正月を華やかに迎えよう!

女性部が寄せ植え作りに挑戦


 女性部川上支部の家庭菜園グループは12月17日、川上支所で正月を華やかに迎えようと、寄せ植え作りに挑戦した。愛媛県園芸文化協会の甘井清久会長を講師に招き、部員はバランスの良い植え方や管理方法などを学び、部員同士の交流を楽しみながら、寄せ植えを体験した。

寄せ植えに縁起物の南天(なんてん)や葉ぼたんなど6種類を用意。部員15人は鉢に鉢底石と土を入れ、好きな花木を選んでレイアウトを考えながら配置し、ポットから苗を外して根をほぐしながら植え付けた。甘井さんは「草丈の高いものは鉢の後方に、低いものはその周りに配置するとバランスが良い」とアドバイスし、部員はおよそ1時間で完成させた。

 グループ長の大石洋子さんは「部員は毎年、寄せ植え作りを楽しみにしており、和気あいあいと楽しく作業できた。水のやり方など管理方法を学んだので、長くお花を楽しみたい」と話した。



正月用の寄せ植え作りを楽しむ女性部川上支部

2020年1月4日土曜日

【JA】 農業祭とまんぷくフェスタ開く

多彩な催しで農業身近に


 多くの人に農業を身近に感じてもらおうと、JA松山市は12月に「石井地区農業祭」と「よい子のまんぷくフェスタ」を開いた。今年度初出荷を迎えた愛媛県の育成品種『ひめの凜』の試食や、新鮮野菜の販売、くじ付き餅まきなど多彩な催しを行い、老若男女が楽しんだ。

農業祭の目玉である地元野菜の即売会では、新鮮な野菜が低価格で購入できるとあって、多くの人が詰めかけた。生産者が店頭に立ち、来場者に野菜の効能や選び方、調理方法などを伝え、交流を深めた。

 まんぷくフェスタでは、泥だんごの中に野菜の種を入れて自宅で育てる「種だんごづくり」や、JA職員の野菜クイズに答えてスタンプを集めるスタンプラリーなど、普段体験できない催しを企画。特に、㈱松山青果のせり人によるせり市体験が大好評だった。来場者は旬の食材を見て、次々に口頭で金額を伝え、商品をせり落とした。



大好評だったせり市体験

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