2021年2月12日金曜日

【JA】 コロナ偏見なくす

 シトラスリボン全職員 


JA松山市CS(顧客満足度)向上委員会は、新型コロナウイルス感染者や医療従事者への差別をなくす運動「シトラスリボンプロジェクト」に乗り出した。全職員が各自でリボンを作り、制服の胸元などにつけて賛同の意を示す。今後は来店客にもキットやリボンを配り、地域への波及効果も期待する。


同プロジェクトは、コロナ禍で生まれた差別や偏見を耳にした愛媛の有志が、住みやすい社会を目指して取り組み始めたものだ。賛同者は、愛媛の柑きつのシトラス色のひもなどを使って「地域」「家庭」「職場(学校)」を表現した3つの輪のリボンを作り、身に付ける。


同委員会代表の喜安詩穂さんは、コロナ禍において自分にできることはないかと思っていたところ、同プロジェクトを知り、役職員間で広めようと作成を提案した。
1月13日には、当JA本所でCS向上委員会を開き、シトラスリボンをおよそ200個作った。メンバー12人は、講師の当JA岡田明夫専務などから教わりながら、願いが叶うようにと「叶結び」でリボンを作った。今後は委員が中心となり、各所場でプロジェクトの意義や作り方を広めていく。
喜安さんは「自分が作ったシトラスリボンを身に付けることで、その意味を理解し、コロナにかからないように行動することで、医療従事者の負担軽減へとつなげたい。思いやりを忘れず、私たちにできることから始めていく」と話す。

 

岡田専務からシトラスリボンの作り方を教わるCSメンバー



2021年2月8日月曜日

【JA】 人手不足の解消へ

 レタス定植に農福連携 


JA松山市は、冬に収穫と定植が重なるレタス栽培において、人手不足を解消しようと農福連携に取り組む。定植などの単調な作業はコツを掴みやすく、障がい者による丁寧な仕上がりに当JAや生産者は手応えを感じている。労働力の確保に悩む生産者に紹介し、生産の維持・拡大につなげるほか、障がい者の就労支援に取り組む。


1シーズンにおよそ1㌶でレタスを栽培する当JAレタス部会長の相原啓司さん(47)は1月上旬、収穫と同時に春採りレタスの定植を進めるための労力を必要とし、初めて同事業を利用した。施設利用者6人は、施設支援員からサポートを受けながら、およそ2時間で3.3㌃に2,000株を定植した。生産者一人で手植えするよりも、半分の時間で終えることができた。相原部会長は「思った以上に早く定植してくれたので、収穫で忙しくなる時期に頼みたい」と今後も利用する考えだ。

 

丁寧に黙々と作業する施設利用者

2021年2月4日木曜日

【貯金】 生活応援定期貯金「エール」!

 除菌ウエットティッシュが好評! 


JA松山市が3月26日まで行っている金利を上乗せした生活応援定期貯金「エール」が好評だ。コロナ禍において、組合員や地域住民の生活を応援しようと規格。1年ものの定期で、新規に10万円以上の契約者に、除菌ウェットティッシュをプレゼントしている。


プレゼントの除菌ウェットティッシュは、コロナ対策などに役立ててもらう。さらに、当JAキャラクター「まる芽ちゃん」のオリジナルTHANKS(サンクス)シールを張り、日頃の感謝の気持ちを伝える。
契約者は「コロナで感染対策に余念がない中、除菌シートはとても嬉しい」とほほ笑む。


金融部は「皆でコロナを乗り越えようという気持ちを『エール』に込めた。少しでも皆様の役に立てたらと思い、日常生活で必須となっている除菌シートをお渡ししている。活用してもらえると嬉しい」と話す。


商品の詳細は、本誌P20をご覧ください。

定期貯金「エール」の契約者に、
除菌ウェットティッシュをプレゼント!


2021年2月1日月曜日

【ごご島共撰部会】 糖酸バランス良く良質

 伊予かん選果順調 


JA松山市ごごしま共撰部会は3月下旬にかけて、松山市泊町の当JAごご島センターで、伊予かんの選果を行っている。良食味に仕上がっており、2L・Lサイズを中心に地元や奈良、大阪、名古屋方面へ出荷し、前年対比3㌫減の680㌧を見込む。


今年産は、昨年10、11月の気温が高かったため、色づきが遅れている。例年より糖度・酸度ともにやや高く、バランスの良い味に仕上がった。


作業員8人は、傷や色などを目視で確認し、4階級に選別。1月下旬から2月中旬の最盛期には、日量最大14㌧を選果する予定だ。
同部会の中川保共撰長は「興居島の伊予かんは品質が良いと市場から評価が高い。今年は昨年より量が少し少ないが、良質に仕上がっている」と話した。

 

伊予かんを選別するベテラン作業員


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