2021年7月30日金曜日

【石井】 600株植え付け

 公園を花でいっぱいに! 


 JA松山市女性部石井支部の「スターヒルズ」は7月初旬、松山市星岡にある星ヶ丘公園の花壇に、花苗を植え付けた。色やバランスを考えながら3ヵ所の花壇に、播種し育苗した花苗およそ600株を工夫して並べた。地域のよりどころである公園を花で彩り、地域住民に楽しんでもらう。


部員が植え付けたのは、マリーゴールドやケイトウ、ペチュニアなど計8種類。同公園の道路に面した花壇に、ハート型に花を並べ鉢でふちどりしたり、花の間に柵を置いたりと工夫して配置した。今後は、日替わりで部員が水やりをするほか、月に1回全員で草引きし管理する。8月上旬に見頃を迎える予定だ。


 部員は「地域の人たちが『きれい』とほめてくれる。私たちの活力につながっているので、これからも続けていきたい」とほほ笑む。

 

 

地域の景観維持を目指し、20年以上前から春と夏の年2回、
星ヶ丘公園の緑化活動に取り組む女性部石井支部


2021年7月8日木曜日

【JA】 円滑な接種を後押し

 ワクチン特別休暇制定


 JA松山市は、新型コロナウイルスのワクチン接種時に有給休暇とは別に取得できる「ワクチン特別休暇」を制定し、職員の接種を後押ししている。円滑にワクチン接種を受けられる環境を整備し、経済活動の再開に貢献していく。


 同制度は、6月1日から導入した。職員がワクチン接種を受ける当日に取得でき、副反応により体調不良が生じた場合にも、特別休暇を付与する。また、職員の家族の接種時も同様に取得できる。
 特別休暇を取りワクチンを接種した職員は「接種後の副反応がないか心配だったので、休暇が取れ安心して接種に行けた」と安堵した。


 阿部和孝組合長は「関連会社で感染者が発生したこともあり、職員だけでなく、家族も安心してワクチンを接種できるよう導入した。コロナ収束に向け、接種が広がってほしい」と話す。


ワクチン接種日に特別休暇を取得するため、
休暇願票を記入するJA職員

2021年7月5日月曜日

【営農】 熟練の技共有へ

 「農の匠」巡回指導


 JA松山市が取り組む、ベテラン農家が生産部会の新規栽培者に技術を伝承する「農の匠」事業で、久万高原トマトの匠は6月24日、巡回指導を行った。新規栽培者6人を巡回し、草勢や潅水、摘果など管理方法を助言した。栽培技術の高位平準化を図り、品質や収量を向上させ、産地の維持・拡大につなげていく。


 トマトの匠は、中嶋豊さん(70)と大野千代利さん(74)が担う。匠は分担して、JA職員と就農1~2年目の生産者のハウスを訪れ、作業の進み具合を確認。草勢や病害虫の発生状況などから、管理方法をアドバイスした。大野さんは「収穫までの樹づくりが大事。今のところ概ね順調」と話す。


 新規栽培者は「就農前の研修時より、樹が太く勢いが強いので、管理方法が分からず困っていた。アドバイスをもらえて参考になった」と安堵する。

 

管理方法を新規栽培者(右)にアドバイスする匠の大野さん



2021年7月2日金曜日

【小野】 日頃の野菜栽培の疑問解消へ

 女性部員熱心に技術習得


 野菜栽培の技術習得に向け、JA松山市女性部小野支部の営農グループ「ぼかし部」は6月上旬、部員のほ場で初めて講習会を開いた。講師の当JA岡田明夫専務から、ナスやトマトなどの仕立て方や施肥の方法などを教わった。作業しながら管理方法を学ぶことで技術を身につけ、良質な夏野菜の収穫を目指す。


 部員およそ20人が参加し、同グループ長の久保里美さん(69)のほ場で行った。岡田専務は、松山長なすの実を肥大させる方法として、植物成長調整剤「トマトトーン」を花に吹きかけることや、施肥量について説明した。「肥料をやりすぎると樹勢が強くなり、実がなりにくいので、結実するまでは施肥量を抑えることが大事」とアドバイスした。


 部員は「ナスは樹勢の強さによって、誘引の角度が違うのを知った。家でやってみる」と話した。


岡田専務(左)からナスの仕立て方などを教わる女性部員

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