ワクチン特別休暇制定
JA松山市は、新型コロナウイルスのワクチン接種時に有給休暇とは別に取得できる「ワクチン特別休暇」を制定し、職員の接種を後押ししている。円滑にワクチン接種を受けられる環境を整備し、経済活動の再開に貢献していく。
同制度は、6月1日から導入した。職員がワクチン接種を受ける当日に取得でき、副反応により体調不良が生じた場合にも、特別休暇を付与する。また、職員の家族の接種時も同様に取得できる。
特別休暇を取りワクチンを接種した職員は「接種後の副反応がないか心配だったので、休暇が取れ安心して接種に行けた」と安堵した。
阿部和孝組合長は「関連会社で感染者が発生したこともあり、職員だけでなく、家族も安心してワクチンを接種できるよう導入した。コロナ収束に向け、接種が広がってほしい」と話す。
ワクチン接種日に特別休暇を取得するため、 休暇願票を記入するJA職員 |