女性部員熱心に技術習得
野菜栽培の技術習得に向け、JA松山市女性部小野支部の営農グループ「ぼかし部」は6月上旬、部員のほ場で初めて講習会を開いた。講師の当JA岡田明夫専務から、ナスやトマトなどの仕立て方や施肥の方法などを教わった。作業しながら管理方法を学ぶことで技術を身につけ、良質な夏野菜の収穫を目指す。
部員およそ20人が参加し、同グループ長の久保里美さん(69)のほ場で行った。岡田専務は、松山長なすの実を肥大させる方法として、植物成長調整剤「トマトトーン」を花に吹きかけることや、施肥量について説明した。「肥料をやりすぎると樹勢が強くなり、実がなりにくいので、結実するまでは施肥量を抑えることが大事」とアドバイスした。
部員は「ナスは樹勢の強さによって、誘引の角度が違うのを知った。家でやってみる」と話した。
岡田専務(左)からナスの仕立て方などを教わる女性部員 |